※この作品はR-18です。

優しき日輪と鬼殺隊の美蝶   作:蓮紅

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※キャプション必読・リクエストに関しての説明あり。
・鬼滅の刃原作に関するネタバレあり。原作未読の方は閲覧注意。
・鬼滅の刃二次創作小説です。
・原作・キャラクターの性格・設定等改変の可能性大。一部キャラ崩壊注意。
・思い付き次第で何度も編集を繰り返す可能性大。お時間がある時で良いので、良ければ読み返してみて下さい。
・誤字脱字等のミス・内容の矛盾等の指摘は大歓迎。理不尽なクレームは受け付けません。
・コメント・メッセージ大歓迎。創作意欲の燃料になります。コメント・メッセージの返信は必ずさせて頂きますのでどしどし御投稿下さい。
・SS内容に関してはネタパクリと言う名の盗作を間違えてしないよう気を付けてますが、もし私が投稿した作品が既に別の作者様と作品内容が酷似していた場合、メッセージにて御連絡下さい。

※リクエストに関して
メッセージにてリクエスト内容を御連絡下さい。
以下規約
・100%受け付けられると保証された訳では御座いません。創作意欲次第で承諾する場合もお断りする場合も御座います。
・炭治郎×鬼滅女子のみ。
・作者は遅筆。またリアルの都合や他SSの執筆で投稿が遅くなる可能性大。
・CP、全年齢かR作品か、ネタの内容を御記入下さい。ネタの内容が詳細で有れば有る程、筆が進むので御協力をお願い致します。


第伍拾陸話 桃蝶は日輪の後夜祭で哀願す ❤

「えっと、確か……こっちだったかな?……。」

 

深夜を回った時間帯に、産屋敷本邸を歩き回る一人の女性が居た。桃色の髪色が特徴的な美女であり、鬼殺隊の柱の一人である甘露寺蜜璃だ。

 

蜜璃は記憶を頼りに、ある場所へと向かっていた。

 

「……初めて来た時に迷った事が、こんな形で役に立つなんてね。」

 

蜜璃はそう呟いた後、そう言って苦笑した。

 

これは蜜璃は柱に就任した際、自己紹介も兼ねて柱合会議に出席する為に産屋敷本邸に招待された時の話だ。

 

産屋敷本邸内があまりに広かった為、道に迷ってしまったのだ。そして実はこの時に道に迷って泣いていた蜜璃と出会ったのが、小芭内であった。小芭内はこの時に初めて蜜璃と出会い、そして一目惚れに陥ったのである。

 

「懐かしいなぁ……ふふっ…………っ!」

 

蜜璃は回想した後に楽しげに笑ったが、唐突に石化したが如く硬直した。

 

蜜璃の前方には、産屋敷別邸が存在している。この産屋敷別邸こそが、蜜璃が目指していた目的地であった。

 

「ちょっと遠いけど、声が……()()()()しのぶちゃん達が……?」

 

蜜璃はそう言うと、ゴクリと唾を一塊飲み込んだ。

 

就寝していた蜜璃は寝返りを打った際に、自分以外誰も室内に居ない事実に気付いたのだ。一人または多くても二人だけならばまだしも、しのぶ達全員が居なくなるのは流石に蜜璃もおかしいと思った。

 

蜜璃はしのぶ達が居なくなった理由を考えると、思わず両頬に熱が籠もった。禰豆子を除けば、全員が炭治郎と恋仲関係にある。尤も、蜜璃は炭治郎と禰豆子の関係を知らないだけだが。

 

そんな蜜璃は、次に考えたのが場所であった。考え無しに下手な場所で行えば、声が漏れて第三者の耳に入ってしまう可能性がある。

 

その懸念を考えると、蜜璃の脳裏には一箇所しか心当たりが無かった。それが産屋敷本邸から少し離れた、産屋敷別邸である。

 

――いやいや、まさか御館様が住んでる敷地内でなんて……。

 

蜜璃はそう思って自身の考えを一蹴したが、気になって就寝する事が出来無かった。其処で自信の耳目で直接、真偽を確認しようと決意したのである。

 

「……はぁっ……はぁっ……っ。」

 

蜜璃は足を進める度に、呼吸が荒くなっている事に気付いた。そして同時に微かにしか聞こえなかった声が産屋敷別邸に近付くに連れて、大きくなっている事にも気付いている。

 

蜜璃の脳裏には、蝶屋敷で炭治郎達が繰り広げた激しい

情交(セックス)の様子が鮮明に再現されていた。

 

――これって……やっぱり……っ。

 

確信を抱いた蜜璃であったが、足を止める事は無かった。寧ろ速度を速めて、産屋敷別邸へと接近して行く。

 

「……っっ……っっ……。」

 

蜜璃は左手で口を抑えて息を殺しながら、右手で襖をゆっくりと開ける。それも片眼だけで、室内が見える範囲だけだ。

 

すると其処には蜜璃の想像を遥かに凌駕する、そんな光景が映し出されていた。

 

「あひいぃぃっ!? おあああぁぁっ!! あああぁぁっ!!❤」

 

「!!?」

 

室内から、野獣の咆哮かと勘違いしかねない声が聞こえて来た。蜜璃は慌てて、その咆哮が聞こえた方向へ視線を向ける。

 

「ああぁっ……はああぁぁっ❤」

 

「良いぞ、禰豆子っ。そのまましのぶさんをっ、しっかり支えているんだっっ」

 

「おおおっっっ! んほおおおおっっ!!❤」

 

舌をだらしなく垂らしながら白目を剥いている禰豆子が、下からしのぶの両足の太腿を掬い上げる様に持ち上げて秘部が炭治郎に良く見える様に開脚させていた。

 

其処へ炭治郎が逸物を腟内に奥深くまで挿入し、更には子宮口すらゴツンゴツンと殴る様に逸物で突き上げていた。

 

「んひいいぃぃっ!? まっへぇぇぇっ!! つぶれりゅっ……きょわれちゃううぅぅっ!!❤」

 

しのぶがあまりの強い快楽に襲われて、炭治郎に止める様に懇願していた。

 

しかしその言葉とは裏腹に、炭治郎を離すまいと言わんばかりに頸に両腕を巻き付けて強く抱擁していた。

 

――し……しのぶちゃん……っっ。

 

間近で見るしのぶの情交(セックス)に、蜜璃は言葉を失っていた。

 

「はぁっはぁっ……ううぅっ! もう、射精()るっ!!」

 

 

 

ビュビュビュビュウウウウウウゥゥゥゥッ!!! ビュルルルルウウウウゥゥゥッッッッ!!!

 

 

 

「あああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!❤❤」

 

炭治郎から白濁の溶岩を子宮に向けて注がれたしのぶは、身体を仰け反り大きな嬌声を上げて絶頂した。

 

「はあぁぁっ……はあぁぁっ……しのぶさん、とっても気持ち良かったです……ちゅうっ。」

 

炭治郎は射精を終えると、しのぶに余韻の口付け(キス)をした。しのぶは炭治郎の口付け(キス)を、されるがままに受け入れる。

 

「ちゅっ❤……ちゅうっ❤……あああっ!」

 

炭治郎と口付け(キス)をしていたしのぶが、大声を上げる。其処にはしのぶの秘部から、逸物を抜く炭治郎の姿があった。炭治郎の逸物は、しのぶの愛液と自身の精液が絡まって白濁に染まっている。

 

「禰豆子、しのぶさんを移すぞ。」

 

炭治郎はしのぶを、優しく禰豆子の隣に移動させた。

 

「おおぅっ!!」

 

炭治郎に数え切れない程に絶頂させられたしのぶは、全身が性感帯となっていた。少し触れただけで、ビクッと身体を痙攣させる。その振動で、しのぶの秘部からは炭治郎の精液が溢れ出始めていた。

 

「おおぉっ……お”ぉっ……っっ。」

 

しのぶは既に白目を剥き、涙や涎だけでなく鼻水まで垂れ流して意識も半分飛んでいた。身体の方は絶えず、痙攣を起こしている。

 

「!?」

 

その姿を見て、蜜璃は驚愕していた。声が漏れない様に、両手で口を押えて声を殺している。

 

――しのぶちゃんが、あんな表情を……っっ。

 

普段ならば絶対にしないであろう表情を見せているしのぶに、蜜璃は驚愕せざるを得ない。そして蜜璃が驚愕しているのは、何もその無惨なアへ顔だけが理由では無かった。

 

――凄く……幸せそう。そんなに、気持ち良いのっ……っっ。

 

蜜璃は無意識の内に、生唾をゴクッと飲み込んだ。既にこの光景を見ているだけで、蜜璃の秘部は濡れ始めている。

 

そうしてしのぶを観察していた蜜璃だったが、蜜璃にとって更に驚愕の事態が発生する。

 

「禰豆子。」

 

「ああっ!」

 

「!?」

 

炭治郎は禰豆子の名前を呼ぶと同時に、鬼化した事で大きく成長した乳房を両手で揉み始めていた。

 

――炭治郎君っ……噓でしょっ!?

 

驚愕する蜜璃を他所に、炭治郎は禰豆子の乳房を揉み続ける。

 

「あぁっ――あぁっ――っっっ。」

 

禰豆子もしのぶと似た様な状況で白目を剥き涎や涙を垂れ流しながら、炭治郎に乳房を揉まれる度に嬌声を上げている。更に炭治郎は禰豆子の腹部に、自身の混合液塗れの逸物を乗せていた。

 

「禰豆子、もう一回行くよ……。」

 

炭治郎は禰豆子の乳房を揉みながら、腹部に押し当てていた逸物を移動させる。狙うは勿論、禰豆子の秘部だ。

 

――ま、待って……本当に挿入(いれ)る気なのっ!!?

 

炭治郎が禰豆子と近親相姦する寸前の光景に、蜜璃の思考は混乱していた。そして蜜璃は衝動のままに行動に出てしまう。

 

「だ、駄目よっ! 血の繋がった兄妹同士でだなんて、絶対に駄目っ!!」

 

「!?」

 

蜜璃は自分でも意識しない内に、自分からこの淫臭が充満する室内に飛び込んだのだった。

 

「か、甘露寺さんっ!?」

 

炭治郎は想像だにしなかった人物の登場に、驚愕しながら蜜璃の名前を呼ぶ。

 

「あっ!?……しまっ!?……え、えーっと……と、とにかくっ!! 禰豆子ちゃんと情交(セックス)なんてしちゃ駄目だよっ!!」

 

 

 

♦︎

 

 

 

蜜璃はビシッと人差し指を差し向けながら、炭治郎に向かって正論を吐く。

 

「あっ、えーと……そのっ……。」

 

炭治郎は想定外の人物の登場に、動揺を隠せない。勃起していた逸物も、血の気が引く様に少しずつ収まって行く。

 

「おぉっ……ふえぇっ?」

 

其処へ意識が朦朧としているしのぶが、何か異常を察して虚ろな目でチラッと視線を移す。するとその虚ろな目に、蜜璃の存在がはっきりと映った。

 

「ぇ…………甘露寺さんっ!!?」

 

「「「!!」」」

 

しのぶは一気に意識が覚醒した様子で、ガバッと身体を勢い良く起こした。その顔面は液体塗れだが。

 

「~~~!!!」

 

しのぶはその事に、自覚があった様子だった。水が入った樽についている柄杓で水を掬うと、乱暴に顔に掛けて顔を洗った。それを何回か繰り返して、漸くその手を止める。

 

「……甘露寺さん。どうして、貴女が産屋敷別邸(此処)に居るのですか?」

 

普段の凛とした表情を取り戻したしのぶであったが、両頬は羞恥心で赤く染めたままであり、身体も僅かに震えていた。

 

「あーうん、そのぉ…………一回座っても良い?」

 

「…………どうぞ。」

 

蜜璃のお願い事に、しのぶは力無く頷く他になかった。

 

 

 

♦︎

 

 

 

それから井戸端会議の如く、円形の様に四人は対面して座った。蜜璃を除いて炭治郎達は、軽く毛布を羽織って全裸を隠している。

 

「……はぁっ。」

 

誰からともなく、溜息が漏れた。蜜璃が何故産屋敷別邸に辿り着いたかが、蜜璃本人が説明した事で判明したからだ。それが只の山勘だったと知れば、溜息しか吐けない。

 

「あ、あはははははははっ…………私の事は良いから、それより炭治郎君と禰豆子ちゃんっ!!」

 

蜜璃は笑って誤魔化した後、炭治郎と禰豆子の名前を呼んだ。

 

「し、しのぶちゃん達と言う素敵な女の子達と関係を結んでおきながら、禰豆子ちゃんにも手を出すのはいけない事だと思いますっ!!」

 

そう言って蜜璃は炭治郎に向かって、実に真っ当な正論を吐く。

 

「違うんですよ、甘露寺さん。これは深ーい事情があるのです。」

 

「えっ? しのぶちゃん?」

 

しかし、その正論も通常であればの話だ。竈門兄妹に関しては、状況が実に特殊過ぎる。そう思ってしのぶは蜜璃を宥めた。

 

まさか炭治郎からでは無くしのぶから弁解を聞くとは思っておらず、蜜璃は思わず面食らってしまう。

 

「禰豆子さんに関して何ですけど、実はですね…………。」

 

しのぶはそんな蜜璃の様子を見て苦笑しながらも、禰豆子に関してその特殊な状況の説明を始めた。

 

「……えぇっ!!? そうなのっ!!?」

 

禰豆子の特殊な状況をしのぶから聞いた蜜璃は、驚愕の声を上げた。

 

「じゃ、じゃぁしのぶちゃんが言っていた炭治郎君の()()って……。」

 

「御推察の通り、精液の事ですよ……要らぬ混乱を招きかねないので、この真実については他言無用でお願いします。」

 

「う、うん。」

 

これで似た様な台詞を吐くのは二回目だなと、頭痛を覚えながら蜜璃に釘を差すしのぶ。そんなしのぶの心情など露知らず、蜜璃は赤面した状態で禰豆子をチラ見していた。

 

「でも……それって炭治郎君のじゃなきゃ、駄目なの?」

 

「駄目なんですよ。禰豆子さんが、炭治郎君以外を拒絶するんですから……尤も、血でしか試してませんけどね。」

 

しのぶが肩を竦めて言うと、蜜璃は禰豆子を今度ははっきりと見た。

 

「……やっ!」

 

禰豆子は蜜璃と視線を交えると、はっきりと頸を横に振って拒絶の意を示した。

 

「こ、こう言う訳なんですよ。甘露寺さん。禰豆子にとって、これは情交では無く食事なんです。禰豆子の為にも、見逃して貰えませんか?」

 

「えっ? あ、うん。御館様は……御存知みたいね。分かったわっ! 絶対に誰にも言ったりしないからっ!!」

 

蜜璃は胸元の前に両手を移動させると、笑みを浮かべながら拳を作って懇願して来る炭治郎に力強く断言した。そんな蜜璃の笑顔を見て、炭治郎は安心感を覚えてホッと安堵の息を漏らした。

 

「でも、その代わりに……一つだけ、私のお願いを聞いてくれないかな?」

 

笑顔だった蜜璃は突如、一転してソワソワしながら炭治郎にある頼み事を始めた。

 

「はい、何でしょうか? 俺に出来る事なら、()()()しますよっ!!」

 

蜜璃が自分に頼み事をして来る事に対して、今度は炭治郎が笑みを浮かべながら承諾する。

 

「……甘露寺さん?」

 

「?」

 

そんな蜜璃の様子を見て、何故か胸騒ぎを覚えるしのぶ。一方の禰豆子は、ただ頸を傾げるだけだった。そんな三者三様な反応の前に、蜜璃は何度か深呼吸を繰り返してから炭治郎に向かって強く言い放った。

 

「えっとね…………わ、私に()()()()を教えてくれませんかっ!!?」

 

「「!?」」

 

蜜璃は頼み事をはっきりと言うと、羞恥心からなのか顔が一気に赤く染まって行った。

 

「えっ……えぇっ!?」

 

「甘露寺さんっ!!?」

 

そして蜜璃に頼み事を言われた炭治郎と、聞いていたしのぶは両眼を見開いて驚愕している。

 

「っ……どうして、俺なんですか?」

 

「……」

 

炭治郎はやっとの思いで、絞り出す様な声で蜜璃にそう尋ねた。しのぶも炭治郎と同様、蜜璃が何と返答するのか注目している。

 

「自分で言うのも何だけど……私って気が多い女なの。男の人の良い一面を見ただけで、キュンキュンしちゃう様な女で……ずっと、そう思ったのが好きって感情なんだって思ってたわ。」

 

「……今は違うと?」

 

蜜璃が語り始めた内容を聞いて、しのぶが確認する様に尋ねた。その質問に対して、蜜璃はしのぶに向かって首肯して答える。

 

「うん……それでね。今日になって初めて、ドキドキって胸を打つ様な感覚を覚えたのよ。そういう時は何時だろうって考えたら……炭治郎君の事を思い浮かべると、胸がドキドキして止まらないの。」

 

「!!」

 

蜜璃が語る内容を聞いて、しのぶは両眼を見開いた。蜜璃の症状に、心当たりが有り過ぎたからだ。

 

「では、甘露寺さんは炭治郎君にどうして欲しいのですか?」

 

「!」

 

しのぶは回り諄い質問などせず、単刀直入に蜜璃に尋ねる。蜜璃はしのぶに尋ねられた内容を聞いて、生唾を一塊飲み込んでから答えた。

 

「わ、私も……炭治郎君にしのぶちゃん達と同じ事をして欲しい……もしこの感情が好きとか恋なのなら、炭治郎君と一緒に育んで行きたい……。」

 

「「!!」」

 

蜜璃は両手を胸元に愛おし気に添えると、はっきりと自分の願望を炭治郎としのぶに伝えた。その強烈な眼差しには、普段の穏やかな雰囲気など一切含まれていない真剣な様子であった。

 

「…………おばっ……っっ。」

 

小芭内はどうするのか。と炭治郎は蜜璃に尋ねたかった。しかし小芭内自身が秘密にしたいと思っている事を、炭治郎の口から伝えるのは憚られた。

 

「伊黒さんは良いんですか?」

 

「!?」

 

すると炭治郎の意志を汲み取ったのかはたまた偶然に過ぎないのかは不明だが、結果的に炭治郎に代わってしのぶが蜜璃に小芭内の事を尋ねた。驚愕する炭治郎を他所に、蜜璃は首を傾げていた。

 

「どうして、其処で伊黒さんの名前が出て来るの?」

 

「!?」

 

蜜璃はしのぶの質問の意図が何一つ理解出来ていないのか、逆に何故小芭内の名前を聞く事になっている現況に疑問を抱いていた。

 

「……」

 

蜜璃の反応を見たしのぶは、思わず小芭内に同情した。

 

「いえ……甘露寺さんは伊黒さんと仲が良いので、そう思ったんですよ。」

 

其処で念には念を入れて、更にしのぶは小芭内について蜜璃に尋ねた。

 

「伊黒さんかぁ……。」

 

蜜璃は顎に手を添えて、小芭内について考えてみた。すると直ぐに、返答はやって来た。

 

「伊黒さんは良い人よ。言葉遣いはきついから誤解されがちだけど、人の事を良く観察して長所も短所も見てくれる人だわ。これまでいっぱいご飯に連れて行ってくれたし、縞々の長い靴下も送ってくれた、とっても優しい人……でも私は……炭治郎君と結ばれたいなぁ❤」

 

「!!?」

 

蜜璃は恥ずかしそうに呟いた一言に、炭治郎を思わずドキッとした。両頬を赤くして自身を見詰めて来る炭治郎を見て、蜜璃は優しく微笑んだ。

 

「…………はぁ。」

――また、増えた……。

 

しのぶは蜜璃の想いを聞いて、溜息を吐く事しか出来なかった。

 

「……良いですよ。」

 

「本当!?」

 

しのぶが眉を顰めつつも溜息を吐いて、蜜璃と炭治郎の仲を認めた。

 

「!?」

 

まさかしのぶが認めてくれるとは思わず、炭治郎は両眼を見開いて驚いていた。

 

「甘露寺さんが考えた末に、決めた事ですからね。私も甘露寺さんの事は好きですし、幸せになって欲しいですもの。」

 

「しのぶちゃんっ……!」

 

しのぶが蜜璃の両手を優しく握り締めてそう言うと、蜜璃は感激した様子でしのぶを見つめ返していた。しかし次の瞬間、しのぶの額に青筋が一本浮かんだ。

 

「いたっ!?」

 

「ですが、炭治郎君の一番は私です。……その事だけは、忘れないで下さいね?」

 

しのぶが蜜璃の手の甲を軽く抓ると、蜜璃はその痛みで顔を歪めた。

 

そして吐息が掛かる位に、しのぶが蜜璃に顔を近付けて真っ直ぐ蜜璃を見詰める。

 

しのぶは青筋を浮かべながら笑顔と言う矛盾した表情で、蜜璃に釘を差した。

 

「はっ、はいっ……。」

 

蜜璃は言い様の無い圧力を感じゾクッと背筋が凍る様な感触を覚えつつも、コクッとしのぶの警告に頷いた。

 

「分かってくれれば、良いのです……それから薬を渡しますから、情交を始める前に飲んで下さい。」

 

「薬?」

 

蜜璃は首を傾げている間に、しのぶは脱いだ寝間着を探る。すると瓶が二つ出て来て、丸薬を幾つか取り出した。丸薬はそれぞれ一つは紫色をしており、もう一つは白色だった。

 

「一つは藤の花の解毒薬です……私も居る以上、中毒の懸念がありますから。白い方は、珠世さんが調合した避妊薬です。こちらは絶対に飲んで下さい。良いですね?」

 

「う、うん……。」

 

しのぶに凄まれた蜜璃は、当惑したながらも丸薬をそれぞれ一粒ずつ受け取り、直ぐに口内に放り込んで飲み込んだ。

 

「結構……あっ!?」

 

「「「?」」」

 

蜜璃が丸薬を飲み込んだ様子を見て、納得した様子のしのぶ。しかしその後にしのぶは何かに気付いた様子で、慌てて炭治郎の方に向かった。

 

「炭治郎君、ごめんなさいっ! 薬も渡さずに私と始めさせてしまって……何処かお身体に異常はありませんかっ?」

 

「「「!」」」

 

しのぶは心底、心配した様子で炭治郎に両手を握った。炭治郎はしのぶの一変した態度に驚きながらも、自分を想っての言動に歓喜の笑みを浮かべる。

 

「……大丈夫ですよ。今の所は、何も異常を感じません。」

 

しのぶを安心させる様に、炭治郎は優しく宥める様に返答した。

 

「……分かりました……っっ。」

 

しのぶはそう言うと、丸薬を一つ口にした。

 

「んっ!❤」

 

そしてそのまま炭治郎の両頬に両手を添えながら、しのぶは炭治郎と口付け(キス)をした。

 

「ちゅちゅるぅっ!……ちゅううっ……んじゅるるうぅぅっ!……ふうぅっ。」

 

唾液と共にしのぶは丸薬を炭治郎に流し込むと、達成感に満ちた吐息を漏らした。

 

「それでは炭治郎君。私は禰豆子さんと少し休ませて頂きますから……もしお身体に少しでも違和感を覚えたら、直ぐに言って下さいね。」

 

「は、はいっ。」

 

しのぶはそう言うと炭治郎の両頬に口付け(キス)を落としてから、禰豆子と共に名残惜しそうに後ろに下がった。それから漸く、炭治郎と蜜璃は互いに向き合った。

 

「「ええっと……っ!」」

 

炭治郎も蜜璃も開口しようとして、思わず異口同音で同じ言葉を口にした。

 

「ど、どうぞっ!」

 

「いやいやっ! 甘露寺さんの方こそどうぞっ!」

 

先に開口する様にと、互いに譲り合う炭治郎と蜜璃。

 

「ぷふっ……分かったわ。」

 

先に折れたのは、蜜璃だった。必死になって譲って来る炭治郎に、蜜璃は苦笑した。そして少し笑ってから、蜜璃は正面から炭治郎に伝える。

 

「私、甘露寺蜜璃は竈門炭治郎君の事が好きです。こんな私で良ければ、お付き合いして下さいっ。」

 

「!」

 

蜜璃は姿勢を正した上で、頭を下げて炭治郎に自身の想いを伝えた。すると蜜璃は、両肩に何かが当たる感触を覚えて頭を上げる。

 

「あっ……。」

 

「俺も……竈門炭治郎も明るくて優しくて天真爛漫な、そんな甘露寺蜜璃さんの事が大好きですっ! 貴女を幸せにさせて下さいっ!!」

 

「!❤」

 

炭治郎は蜜璃の両肩を手を置くと、力強くそう言って蜜璃の告白に返答した。炭治郎の告白を聞いて、蜜璃の両頬は歓喜から来る興奮で赤く染まって行く。

 

「嬉しいっ❤……んっ❤」

 

「!」

 

蜜璃はそう言うと、唇を前に差し出して両眼を閉じた。炭治郎は蜜璃が望んでいる事を察すると、直ぐに行動に移った。

 

「……んっ。」

 

「!?」

 

炭治郎は触れ合うだけの、優しい口付け(キス)を行う。蜜璃は口付け(キス)をされた際に、反射的に閉じていた両眼を見開いた。

 

「……❤」

 

しかし直ぐにうっとりとした表情を浮かべながら、再び両眼を閉じて蜜璃も炭治郎に唇を押し付ける。

 

それから暫く炭治郎と蜜璃は、触れるだけの口付け(キス)を続ける。そして炭治郎の方から、唇を離した。

 

「ぁ……。」

 

「……フフッ。」

 

蜜璃は炭治郎の唇の感触と温もりが消えて行く寂しさから、名残惜しそうに声を漏らした。蜜璃から漏れた小声を聞き逃さなかった炭治郎は、思わず笑みを零した。

 

「如何でした? 甘露寺さん。」

 

「あっ……何か、フワって気持ちが……今は胸がポカポカして心地良いわ。」

 

蜜璃がうっとりとした表情を浮かべた後にそう言うので、炭治郎も満足気に笑みを浮かべる。

 

「炭治郎君、もっと……それから、私の事は蜜璃って呼んで?」

 

蜜璃は口付け(キス)をもっと強請った後、三つ指を合わせながらモジモジと照れ臭そうに名前で呼ぶ事を要求した。

 

「っ!……はい、分かりました…………好きです、蜜璃さん。」

 

「うぅんっ!?❤❤」

 

炭治郎は蜜璃に頼まれた事を承諾すると、告白しながら口付け(キス)を実行した。思わぬ不意打ちに面食らった蜜璃だったが、先刻以上にうっとりとした表情を浮かべていた。

 

「れちゅろっ……ぢゅりゅちゅるっ……れろれろっ。」

 

「んふぅっ!?……ちゅちゅるちゅっ❤……れろれろっ❤」

――初めて、名前で呼ばれた……嬉しいっ❤

 

炭治郎は舌を入れて蜜璃の口を抉じ開けると、直ぐに口内を舐め回し始めた。蜜璃は口内に侵入して来る炭治郎の舌に驚いたが、直ぐに迎い入れて自身の舌と絡め始めた。

 

「ちゅじゅうぅっ!……れちゅれろろっ……ちゅるっっ。」

 

炭治郎は蜜璃と口吸い(ディープキス)を続けながら、チラッと目を開けて周囲に目を通した。それから優しく蜜璃を押し倒す。

 

「ぷはっ!……はぁっ❤……はぁっ❤」

 

炭治郎に押し倒された蜜璃は、口吸い(ディープキス)を解いて荒く呼吸を繰り返した。唇からは、一筋の唾液が溢れている。

 

「蜜璃さん……脱がしますね。」

 

「あぁっ!❤」

 

炭治郎は興奮しながら、蜜璃が着用している半ば脱げている寝間着を完全に脱がした。

 

其処には鍛えられた実に美しい裸体が、炭治郎の両眼にはっきりと映った。

 

「やぁっ……恥ずかしいっ……。」

 

既に蝶屋敷で自身の迂闊さから炭治郎に全裸を見られているのだが、炭治郎への恋心を自覚した現在の方が以前よりも強く視線を意識してしまう。

 

蜜璃は羞恥心から、両手で顔を覆い隠した。しかしそれは一瞬の事で、両頬に両手を添えてから炭治郎に視線を真っ直ぐ向ける。

 

「でも私っ……私……これから炭治郎君に抱かれるんだ……嬉しいっ❤」

 

「!」

 

これから炭治郎と情交(セックス)出来る事実が嬉しいのか、うっとりとした表情を浮かべる。その魅惑的な表情だけで、炭治郎の理性の糸を斬るなど容易い事だった。

 

「蜜璃さんっ!」

 

「ふああぁぁっ!❤」

 

炭治郎が蜜璃の名前を呼びながら右手で乳房を鷲掴みにすると、蜜璃は電撃の如く走る快感に歓喜の声を上げる。

 

「蜜璃さん……柔らかいけど、弾力もあって気持ち良い……。」

 

「ああぁぁっ……はああぁっん!!❤」

 

炭治郎は蜜璃の乳房を堪能しつつ、今度は左手も使って両方の乳房を愛撫する。蜜璃は大きくなった快楽に、身体をくねらせて悶絶する。

 

「はぁっ……っ!……あむっ、ちゅううっ……ちゅううっ!」

 

「ひゃああんんっ!❤……あううぅんっ!❤」

 

炭治郎は蜜璃の乳首が勃起したのを見て、炭治郎は揉み続けながら迷わず吸い付いた。蜜璃は乳房を揉まれる以上の快楽を感じて、身体を弓状に仰け反らせた。

 

「ああぁぁっ……はぁっ……はああぁん❤……っっ。」

 

炭治郎はまだ乳房を吸っていたが、蜜璃は快楽に耐性が付き始めたのか身体を震わせつつも余裕が生まれ始めていた。

 

「はぁっ……はぁっ……はぁっ❤」

――炭治郎君、私の乳房(おっぱい)をこんなに夢中で……ああっ、可愛いなぁ❤

 

蜜璃は呼吸を荒く繰り返しながら、心底愛おしそうに炭治郎の頭を撫で始めた。

 

「ちゅっ……ちゅうっ……んんっ。」

 

「いぃっ!?」

 

炭治郎は乳房を吸いながら、片手をある場所に移動させた。炭治郎がそうした瞬間、蜜璃は驚きの声を上げる。

 

――凄く濡れてる……それに締め付けも凄い……っ。

 

炭治郎は左手を乳房から秘部に移し、指を一本挿入したのである。溢れ出る愛液の量と締め付けに、炭治郎は驚きながらも興奮していた。

 

「ふうぅっ……このままでも良いけど、今度は秘部(下の口)も……。」

 

「ああぁっ……はぁっ……ひぇっ!? た、炭治郎君っ! 其処は待ってぇっ!?」

 

炭治郎は乳房から口を離して、身体を少し動かし始めた。

 

蜜璃も炭治郎からの愛撫が緩んだ事で、快楽が収まったのか正気を取り戻す。そして炭治郎がしようとしている事に気付き、慌てて制止しようとする。しかし快楽で痺れた所為か、身体が思う様に動かなかった。

 

「蜜璃さん……下の毛も綺麗な桜色をしているんですね……。」

 

「やああああぁぁぁっ!? みっ、見ないでっ!?」

 

蜜璃は炭治郎に秘部をマジマジと凝視され、思わず羞恥心に満ちた悲鳴を上げた。蜜璃は両足を閉じようとするが、両足の付け根をしっかりと炭治郎に押さえられているので閉じる事が出来ない。

 

蜜璃の本来持って居る膂力を以てすれば、炭治郎の力など押し退けて閉じる事など造作も無い筈なのだ。

 

しかし快楽で力が入らないので、蜜璃は両足を閉じる事が出来ない。そしてこの時の蜜璃は自覚していなかったが、心中の奥底では炭治郎の愛撫に期待していたので邪魔する気持ちは一切無かったのである。

 

「綺麗ですよ。そんなに恥ずかしがる事なんて、全くありません。……れろれろ……ちゅうぅ。」

 

「あひいぃっ!?❤」

 

炭治郎は徐に、蜜璃の秘部を舐めて口淫(クンニリングス)を始める。秘部から炭治郎の舌の感触と熱量を直接感じて、ビクッと身体を浮かせた。

 

「れろれろれろっ……じゅぢゅううううっ!……ちゅるぢゅるちゅるっ!」

 

そのまま口淫(クンニリングス)を続けていた炭治郎だったが、今度は貪る様に秘部に激しく吸い付いた。

 

「ああぁっ!❤……あああぁっ!❤……そ、そんなに激しく吸われたらあああぁぁぁいひいいぃっ!?っ!!?」

 

炭治郎の口淫(クンニリングス)をが激しくなった事で増幅された快楽を受けた蜜璃は、両眼を見開きながら悶絶する。

 

「いあぁぁっっ!! 私っ、もうイくっ……イっちゃうううぅぅぅっ!!」

 

「わぁっ!?」

 

嬌声を上げ続けていた蜜璃だったが、遂に限界に達したのか身体を仰け反らえて絶頂する。その際に秘部が潮吹きして、炭治郎の顔に愛液が直撃した。

 

「あぁっ❤……はあぁっ❤……はあぁっ❤」

 

「気持ち良かったですか? 蜜璃さんっ。」

 

荒く呼吸を繰り返しながら、絶頂の余韻に浸る蜜璃。其処へ顔に付いた愛液を拭き取りながら、炭治郎が蜜璃に感想を求めた。

 

「えへへっ❤……凄く、気持ち良かったぁ❤」

 

「それは良かったです……でもっ……。」

 

気持ち良さそうな蜜璃から望み通りの感想を聞けた炭治郎だったが、炭治郎自身は満足していない。その証拠とばかりに、炭治郎はある行動に移った。

 

「……あっ!?」

 

熱く硬い感触を覚えた蜜璃は、頭を少し起こして下腹部に視線を移した。すると其処には炭治郎と、下腹部に擦り付けられる逸物が大きく存在感を主張していた。

 

「まだまだ、本番はこれからですよ?……俺に身を委ねて貰っても、良いですか?」

 

「あぁっ❤……(コクッ)」

 

真っ直ぐ見詰めて来る炭治郎とその優しい声色に、蜜璃は鼓動が早くなるのを感じながら静かに頷いた。

 

「ありがとうございます、蜜璃さん……優しくしますね……ちゅっ。」

 

「んんっ!❤」

 

炭治郎に口付け(キス)された蜜璃は、再びうっとりとしながらその口付け(キス)を黙って受け入れた。

 

ただの唇が触れ合うだけの口付け(キス)だったが、互いに唇を押し付けていたので離れた際に小さな銀色の橋が出来て直ぐに決壊した。

 

「……行きますっ!」

 

「!」

 

 

 

ズブッ!

 

 

 

「!? んああああっ!!?」

 

炭治郎は一気に逸物を蜜璃の腟内に挿入すると、蜜璃は大きな嬌声を上げる。しかしその嬌声は、悲鳴に近いものであった。

 

「み、蜜璃さんっ!?」

 

炭治郎は蜜璃の悲鳴を聞いて、動きを止めて心配そうに声を掛ける。

 

「あぁっ❤……だいじょうぶ、よ……心配しないでっ。」

 

「でも……。」

 

炭治郎は蜜璃を心配して、動こうとはしない。そんな炭治郎に、蜜璃は再び声を掛ける。

 

「吃驚しただけだから……動いて欲しいなぁ。」

 

「……分かりました。動きますっ!!」

 

蜜璃にこうまで求められては、石頭の炭治郎も尊重せざるを得ない。蜜璃に何かあれば直ぐにでも動くのを止めようと、そう思いながらも動き始めた。

 

 

 

パンッ パンッ パンッ

 

 

 

「ふぅっ……ふぅっ!」

 

「ああぁっ❤……はあぁぁっ❤」

 

炭治郎はゆっくりと、しのぶ達とした時の半分以下の速さで腰を打ち付ける。蜜璃は反復動作(ピストン)によって生まれ始めた快楽に、少しずつ感じて嬌声を上げ始めた。

 

「どうですかっ、蜜璃さん……。」

 

「ああぁん❤……気持ち良いっ❤……。」

 

口から唾液を一筋垂らしながら、蜜璃は生まれる快楽に酔いしれる。すると蜜璃が炭治郎の頸に両腕を回して、ゆっくりと抱き締めた。その際に蜜理が炭治郎に密着した事で、その豊満な乳房が炭治郎の胸板に押し付けられて形を変えた。

 

「炭治郎君っ……もっとっ❤」

 

「っ!……はっ、はいっ!!」

 

蜜璃は、炭治郎にせがんだ。炭治郎は蜜璃の要望に応え、更に早く腰を振るう。

 

「んあああぁぁっ!❤……良いっ……先刻(さっき)よりっ、気持ち良いっ……っっ!!」

 

「蜜璃さんが感じてくれて俺っ、嬉しいですっ!」

 

蜜璃から強くなった歓喜の匂いに満たされながら、炭治郎は腰を突き続ける。

 

「あああぁっ!……くうぅぅっ!……ひゃああぁぁぁっ!?」

 

蜜璃は更に強くなった快楽に酔いしれていたが、実はある事実に困り始めていた。

 

――どうしようっ……気持ち良くてっ…………気持ち良過ぎてっ、力加減出来なくなっちゃうっっ!!

 

蜜璃は感じ過ぎるあまり、このまま炭治郎に抱擁を続けていたら力加減に失敗して傷付けてしまう事を危惧した。

 

――あぁっ……名残惜しいけど、しょうがないよねっ……。

 

蜜璃は理性を総動員して、炭治郎から両腕を離して敷布団に凭れ掛かった。

 

「っ!……蜜璃さんっ。」

 

蜜璃の気遣いに気付いていない炭治郎は抱擁が解けた事に残念に思った。其処で炭治郎は逆に自分から、蜜璃に強く抱き着いた。

 

「はああんっ!?❤……嘘っ……炭治郎君っ❤❤」

――あぁっっ❤……好きな男の子に抱き締められるって、こんなに気持ち良いんだっ❤……。

 

炭治郎に強く抱き着かれた蜜璃は、家族以外で初めて異性に抱き締められた感覚を知り喜びに震える。蜜璃の秘部からは、更に愛液が分泌されて炭治郎の逸物を包んでいた。

 

「蜜璃さん……気持ち良いですっ……ちゅっ……ちゅうっ。」

 

蜜璃を抱き締めながら、炭治郎は蜜璃の身体に吸い付いて口付け跡(キスマーク)を落として行く。勿論その場所は、蜜璃の隊服できちんと隠れる位置を選んで口付け(キス)をしている。この様な状態であっても、炭治郎は蜜璃を慮る事は忘れなかった。

 

「蜜璃さんっ! 蜜璃さんっ!」

 

炭治郎は蜜璃の名前を繰り返し呼びながら、腰を動かし始めた。

 

「はぁんっ!❤……良いっ❤……もっとぉっ❤」

――あうぅっ❤……一突きされる度にっ……私が炭治郎君のモノになっていくのが分かるっ……このまま炭治郎君の色に染まっちゃうううぅぅっっ。

 

ゾクゾクとした感覚が全身を貫き、更に蜜璃の感度は上昇して行く。

 

そうしている間に、蜜璃に限界の時間がやって来る。

 

「あああっ!……私、イきそうっ……おね、がいっ……一緒にイってええぇぇっ!!❤」

 

「はいっ!……はいっ!!…………うぐううっ!!」

 

 

 

ビュルルルルルルウウウウウゥゥゥゥゥゥッッッ!! ドュピュルルルルルルウウウウゥゥゥッッッ!!

 

 

 

「ああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!❤❤」

 

蜜璃は初めて感じる射精された精液の熱を子宮に感じて、今まで以上に大きな快楽を受けて深く絶頂した。

 

「ああぁぁっ。」

 

炭治郎もまた、腰を震わせながら白濁の溶岩を絞り出して蜜璃の子宮に送り込んで行く。

 

「はぁっ❤……はぁっ❤……いっぱい出たね……炭治郎君っ❤」

 

蜜璃は労う様にそう言うと、炭治郎と余韻の口付け(キス)をした。炭治郎も直ぐに両眼を閉じて、蜜璃との口付け(キス)に集中した。

 

 

 

♦︎

 

 

 

時間は少しばかり遡る。

 

――な、何でっ……恋柱様と炭治郎がっ……っ!?

 

失神から目覚めたアオイは、心中で当惑しながら炭治郎と蜜璃の情交(セックス)に聞き耳を立てていた。

実は炭治郎と蜜璃が情交(セックス)を始めた頃には目覚めていたのだが、その所為で状況が理解出来なかったのだ。

 

――っ!?……っ!!?

 

それは顔合わせで横になっている、カナヲも同様である。寧ろカナヲの方が、アオイよりも当惑気味であった。そして二人の当惑具合を更に加速させる人物が、この室内にはまだ二人程残っていた。

 

「れろっ……ちゅうちゅるるっ。」

 

「あんっ……禰豆子さん。早く舐め終わって下さいっ。好い加減くすぐったいわっ……。」

 

何時の間にか室内に入っている、しのぶと禰豆子の存在だ。禰豆子はあろう事か、しのぶの秘部に顔を埋めて口淫(クンニリングス)をしているのだ。幾らしのぶが禰豆子に慣れて来たとはいえ、やはりそう簡単に信じられる光景では無かった。

 

「「……」」

 

起き上がりたくても起き上がる勇気が湧かない二人は、狸寝入りをしたまま互いに顔を合わせて声を出さない口話だけで会話を始める。

 

――アオイ姉さん、どうしたら良いの?

 

――と、取り敢えず……このままで居ましょう。

 

縋る様なカナヲの目線を受けて、アオイは口話でカナヲに指示を出した。

 

「一旦抜きますね、蜜璃さん。」

 

「うんっ……ああぁんっ❤」

 

アオイとカナヲがそうしている間に、炭治郎と蜜璃の方で動きがあった。炭治郎が挿入していた逸物を、蜜璃の秘部から抜いたらしい。じゅっぽっという水音が、微かに耳に入って来た。

 

「……ねぇ炭治郎君。炭治郎君にばっかりして貰うのも悪いから……今度は私からしても良い?」

 

「っ!……はい、勿論ですよ。」

 

「やった❤ ありがとう……しのぶちゃん達みたいに上手く出来ないと思うけど……私、頑張るからね?」

 

蜜璃がそう言った後に、連続して水音が聞こえ始めた。直接見ている訳では無いので確証は無いが、恐らく蜜璃は炭治郎の逸物に、口淫(フェラチオ)をしていると思われた。

 

――恋柱様、良いなぁ……。

 

――……私も、もう一回炭治郎に愛されたい……御奉仕したい。

 

失神させられるまで炭治郎に辞める様に懇願していたと言うのに、いざ炭治郎の手が離れると途端に強く求めてしまう。そんな現金な自分達に呆れながらも、偽る心算は毛頭無かった。

 

――何時、起きたら良いかしら?

 

――難しいね……。

 

「……」

 

しかしアオイもカナヲも、何時起き上がれば良いのか判断に迷っていた。そんな様子の二人を、しのぶは見逃さなかった。

 

……禰豆子さん。私のが舐め終わったら今度は、アオイとカナヲの分も摂取してはどうかしら? このまま布団の上に垂れ流してしまうのも、勿体無いと思うわ。

 

「……うんっ!」

 

しのぶは禰豆子にそう提案すると、禰豆子は快諾した。

 

「「?」」

 

小声でしのぶが話していたので、二人は疑問符しか心中で思い浮かぶ事しか出来ない。そしてそんな二人が反応する前に、しのぶと禰豆子は行動に移った。

 

「二人を重ねれば、一度に二人共出来る筈よ。」

 

「んっ!」

 

「「!?」」

 

しのぶに言われた通り、禰豆子はアオイを軽々と持ち上げてカナヲの上に優しく乗せた。その際にアオイの乳房がカナヲの乳房の伸し掛かり、鏡餅の如く姿が重なった。二人は現況が理解出来ず、固まっていた。

 

「さぁどうぞ。召し上がれ。」

 

「まっ!?……。」

 

「じゅるるるっ!……ぢゅぢゅちゅうううっ!!」

 

「ひぎいぃぃぃっ!? まぁっ!!? やめっいひいぃぃっ!?」

 

禰豆子がアオイの腰を両手で掴んでから、秘部に向かって顔を埋めて口淫(クンニリングス)を行う。するとアオイは当惑気味に、悲鳴に近い嬌声を上げる。

 

「ああぁぁっ!? 何これえぇぇっっ!!?」

 

アオイは頸を嫌々と左右に振るって、快楽に悶えていた。禰豆子の伸縮した舌が膣内に入っている感触と生まれる快感に、当惑している様子だった。

 

「あわわわわっ……あ、アオイ姉さんっ……っ。」

 

カナヲはアオイの様子を見て、身体を震わせながら見守るしか出来なかった。自身が動きたくとも、アオイが重なっている所為で身動きが取れないのだから。

 

アオイが禰豆子から口淫(クンニリングス)を受けてると、その時は不意にやって来た。

 

「ふぅっ……れろれろっ。」

 

「あああぁぁぁっ!?」

 

禰豆子は今度はカナヲに近付き、そして秘部に顔を埋めて口淫(クンニリングス)を行う。カナヲは禰豆子の伸縮している舌の感触に驚き、アオイと同様に悲鳴に近い嬌声を上げる。しかし圧し掛かっているアオイが邪魔で、カナヲは逃げる事は出来ない。

 

「ひゃあっ!……ああぁんっ!……禰豆子ちゃんっ……あぁっ!」

 

「あぁっ……はぁっ……はぁっ……。」

 

カナヲが嬌声を上げる中、アオイは何度も荒く呼吸を繰り返していた。アオイの心中には、漸く終わったと言う安心感があった。

 

「お疲れ様でしたね、アオイ。」

 

「し、しのぶ様ぁ……。」

 

些か疲弊しているアオイに、しのぶは軽口気味にアオイの名前を呼んだ。そんなしのぶを、アオイは思わず睨み付ける。

 

「はぁっ……はぁっ……はぁっ……。」

 

しのぶとアオイが睨み合っている間に、カナヲも禰豆子からの口淫(クンニリングス)が終わっていた。それを見たしのぶは、アオイを睨むのを止めて開口する。

 

「二人共、状況が分からないでしょうから説明してあげましょう。面倒なので一回しか言いませんから、よく聞く様に。」

 

「「!」」

 

しのぶは其処まで言うと、アオイとカナヲの承諾を待たずに状況の説明を始めた。

 

 

 

♦︎

 

 

 

「ちゅちゅちゅうううっ❤……じゅおう?……ひもひいいっ?」

 

「はいっ、蜜璃さん……良いです。もっと舐めて下さい。」

 

禰豆子達の痴態を他所に、炭治郎は蜜璃の口淫(フェラチオ)を堪能していた。蜜璃は流石にしのぶ達の様に経験は無かったが、感覚派ならではの習得速度でコツを掴んでいた。

 

「蜜璃さんっ……俺っ……そろそろ限界ですっ……お口に出しても良いですかっ!?」

 

炭治郎は腰を震わせながら、必死で射精するのを我慢していた。思わず蜜璃に尋ねた際に、早口になる程だ。

 

「ちゅぢゅううっ!!……じゅじゅちゅうううっっっ!!!」

 

蜜璃は答えない代わりに、吸引を強くする事で炭治郎に肯定を表現してみせた。

 

「!!……あああぁぁっ!!!」

 

当然、それに気付かない炭治郎では無い。更に匂いでも蜜璃から拒否感などが無い事も念入りに確認すると、炭治郎は勢い良く射精を始めた。

 

 

 

ビュルルルルウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥッッッッッ!! ビュビュリュルルルルルウウウウゥゥゥゥゥッッッッ!!

 

 

 

「んんんっっっっ!!??」

 

喉を穿つ様に侵略して来る白濁の溶岩を前に、蜜璃は狼狽する。しかし蜜璃も気合だけで、次々と流れ込んで来る白濁の溶岩を喉を鳴らしながら飲み込んで行った。

 

「んぐっ……ごくっ……ごくごくごくっ……ぷひゃあぁ~凄かったぁ。」

 

蜜璃は初見で一滴も零す事無く、炭治郎の白濁の溶岩を飲み込む事に成功した。そんな蜜璃に、炭治郎は感謝の言葉を贈る。

 

「蜜璃さん……お疲れ様でした。すみません、俺のを飲ませちゃって……。」

 

「ううんっ、良いのよ。私も望んでした事だし……それに炭治郎の精液、とっても甘くて美味しかったわっ!……今度、蜂蜜の代わりにパンケーキに付けて食べてみたいかもっ……?」

 

「え”っ?」

 

蜜璃の思わぬ願望を聞いて、炭治郎は思わず固まった。そして不意に脳裏で、その光景を想像してしまう。

 

――いやいやいやっ!? 駄目だろっ。食べ物を侮辱してるし……第一、俺がパンケーキを食べられなくなるってっ!!?

 

カナヲと銀座に逢瀬(デート)で行った際、蜜璃と共に”煉瓦家”で食後の甘味(デザート)にパンケーキを食べているので、鮮明に想像出来てしまったのが仇となっていた。

 

「……ねぇ、炭治郎君。」

 

「っ! はいっ!?」

 

蜜璃に呼ばれた炭治郎は、脳裏に描いていた想像を消し去って蜜璃に応えた。すると其処には両頬を赤く染めてモジモジとしている、蜜璃の可愛らしい姿があった。

 

「その、ね……炭治郎君のを飲んだ所為かな?……身体が火照っちゃって……また、したいなぁ❤」

 

「!!」

 

三つ指を突いてそういう蜜璃の仕草を見た炭治郎は、反射的に逸物を固く勃起させた。

 

「は、はいっ! 喜んでっ!!」

 

炭治郎はそう言うと、蜜璃を押し倒そうとした。しかし、それは叶わなかった。

 

「はい、其処まで~~。」

 

「いだたたたたたたたっ!!?」

 

其処へしのぶが炭治郎の背後に回り込むと、炭治郎の勃起した逸物を片手で握り締めたのだ。幾らしのぶが非力とは言え、急所である逸物を乱暴に握られては炭治郎も痛みで悶絶せざるを得ない。

 

「しのぶちゃんっ!?」

 

「誰も続けてやって良いとは許可してませんよ~……私()だって、愛されたいんですから。」

 

「う~~~っ!!」

 

其処には不貞腐れているしのぶと、禰豆子の姿があった。そして不満を表明しているのは、この二人だけでは無い。

 

「私も、忘れないでよ……。」

 

「私だって……。」

 

其処へ禰豆子に口淫(クンニリングス)をされて悶絶していた、アオイとカナヲの姿もあった。二人は蜜璃が何故この別邸に居て炭治郎と情交(セックス)をしている理由の真相を知り、不満と嫉妬心を抱いていた。

 

「「「「「……」」」」」

 

「えっと……。」

 

しのぶ達からマジマジと見られては、炭治郎も言葉が出ず何も言えなかった。するとしのぶが炭治郎の頬に片手を添えると、直ぐに口付け(キス)をした。

 

『!?』

 

「んっ❤」

 

驚く炭治郎を他所に、しのぶは両眼を閉じて口付け(キス)を続ける。そして唇を離すとほんの少しだけ、炭治郎から離れた。

 

「今夜は、寝られると思わないで下さいねっ❤」

 

「…………はいっ。」

 

しのぶからそう言われた炭治郎は、観念した様子でそう言うしか無かった。




お待たせ致しました。

遅くなりまして申し訳ございません。初めての本格的な炭蜜、如何だったでしょうか?
もし楽しめましたなら、幸いでございます。

最後ですが、漸くこの緊急柱合会議編が最終話を迎えます。

更新予告ですが12/31(金)0時と設定しておきます。
もし間に合わなかった場合は……遅いお年玉と言う形で投稿する事になるかと。しかし区切りを付ける上で、今年中に投稿出来る様に頑張ります。
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