・鬼滅の刃原作に関するネタバレあり。原作未読の方は閲覧注意。
・鬼滅の刃二次創作小説です。
・原作・キャラクターの性格・設定等改変の可能性大。一部キャラ崩壊注意。
・思い付き次第で何度も編集を繰り返す可能性大。お時間がある時で良いので、良ければ読み返してみて下さい。
・誤字脱字等のミス・内容の矛盾等の指摘は大歓迎。理不尽なクレームは受け付けません。
・コメント・メッセージ大歓迎。創作意欲の燃料になります。コメント・メッセージの返信は必ずさせて頂きますのでどしどし御投稿下さい。
・SS内容に関してはネタパクリと言う名の盗作を間違えてしないよう気を付けてますが、もし私が投稿した作品が既に別の作者様と内容が酷似していた場合、メッセージにて御連絡下さい。
※リクエストに関して
メッセージにてリクエスト内容を御連絡下さい。
以下規約参照
・100%受け付けられると保証された訳では御座いません。
・炭治郎×鬼滅女子のみ。
・作者は遅筆で怠惰癖あり。またリアルの都合や他SSの執筆で投稿が遅くなる可能性大。
・CP、全年齢かR作品か、ネタの内容を御記入下さい。ネタの内容が詳細で有れば有る程、筆が進むので御協力をお願い致します。
東京府・薬師寺ひさ邸
時間帯:早朝
天気:曇り
此処は薬師寺ひさが所有し住んでいる薬師寺邸である。鬼殺隊を支援する“藤の花の家紋の家”として使われており、鬼殺隊士ならば誰でも無償で利用出来る。
今現在、鬼殺隊隊士・竈門炭治郎と蟲柱・胡蝶しのぶがこの薬師寺邸に宿泊していた。
「……ん……っ。」
起床した炭治郎は自分の上に乗っかっていた重みが無くなっている事に気付いた。
炭治郎は起き上がって周囲を見渡すと、薄暗い部屋に有った時計が目に付き、時間を確認すると時計の針は五時を刺そうとしていた。
――まだ五時前か……すると六時間ぐらいは寝れたかなっ? あれだけしたのに、思ったより早く起きれたなぁ……ふふふっ。
炭治郎は昨夜、しのぶと及んだ情事について思い出していた。あの後、しのぶが自分から攻めると言い出して上にのしかかって腰を振り始めた。
しかし、ものの三十分で「炭治郎君の……反則っ❤」と悔しそうに呟いて腰砕けになってそのまま倒れて来たのである。
それを合図に炭治郎としのぶは攻守交代となり、炭治郎がしのぶを四時間以上に渡って攻め続けたのだ。
しのぶは炭治郎の激しい攻めに数え切れない程の絶頂を繰り返した。途中でしのぶは「もうやめて。」だの「お願い休ませて。」だの「待ってイかせないで。」と炭治郎に伝えたのだが、炭治郎は攻めを激しくすれども止める事は無かった。
これは決して炭治郎が
炭治郎もまた当初はしのぶの言葉通りに受け取り動きを止めようと考えたが、彼女から漂う嘘と強い欲求の匂いを感じて更に攻めを強くしてみせた。もしもしのぶが本気で嫌がっていたなら、直ぐにでもやめて謝罪しよう。と決心して。
するとしのぶは嫌がるどころか更に大きな嬌声を上げ、歓喜と幸福の匂いを強く漂わせたのだ。
炭治郎は確信を持って更にしのぶを喜ばせようと攻め続け、日を跨ぎ一時を過ぎた頃にしのぶが失神したため、動きを止めたのである。
炭治郎は未だ臨戦態勢の自身の愛刀を宥めつつ、何時の間にか部屋の外に新しい布団と浴衣、手桶の水に数枚の手拭いが置いてあったので、後始末を完了してから失神したまま眠りに就いたしのぶを抱いて寝たのだった。
炭治郎は起き上がって軽く身体を伸ばした後、部屋を出た。しのぶを探すためだ。しのぶの匂いを辿って足を進めて行く。
――外は昨日より雲が厚い……これは近い内に一雨降るな。しかし、しのぶさんは何処へ……ん? これはしのぶさんと……え? 何だかとても悲しい匂いがする……。
炭治郎は雨の匂いを気にしつつ、しのぶの匂いを辿って薬師寺邸の庭園に向かうと、そこに整備された庭園に足跡を見つけた。炭治郎は静かにその足跡を辿ると、茂みに隠れるように泣きじゃくるしのぶの姿があった。
「うぅ……ひっぐ……うぐ……あぁ……ああぁぁ……。」
「……?……しのぶさんっ!?」
「……っ!?」
炭治郎は驚いて思わず、しのぶに声を掛けた。しのぶは泣きじゃくるあまり、本来なら気付く事など造作も無い筈の炭治郎の接近に気付かず、気付いた時には自身の真後ろにいた。
しのぶは思わず、咄嗟の判断で逃げ出そうとしたが、足が絡れて転びそうになり、地面に顔面をぶつける前に炭治郎に抱き止められる形で転倒を阻止する事が出来た。
「……離して……っ。」
「……分かりました。でも雨の匂いが強くなって来ましたから、何時雨が降り出して来てもおかしくありません。せめて縁側にだけでも移動しませんか?」
「………………」
炭治郎はしのぶの沈黙を肯定と了承と解釈して、しのぶの手を掴んだまま薬師寺邸の縁側まで移動した。
♦︎
「「………………」」
縁側に移動した炭治郎としのぶだったが、縁側に座ってからお互いに閉口したまま、数分が過ぎていた。炭治郎は我慢出来ずに開口する。
「あ、あの、しのぶさん。良かったら俺、お水でも持って来ましょうか?」
「………………」
炭治郎はしのぶに声を掛けたが、しのぶは顔を俯かせたまま無言を貫いていた。
それに対し炭治郎は静かに縁側から立ち上がった。
「すみません。しのぶさんはお一人で居たいのに、俺が傍に居たら迷惑ですよね……気が利かなくてすみませんでした。俺、直ぐに離れますから。」
「ま、待ってっ!」
立ち去ろうとする炭治郎に対し、しのぶは俯いていた顔を上げて炭治郎を引き留めた。その声を聴いて炭治郎は縁側に座り始めると、しのぶは勢いよく頭を下げた。
「ごめんなさいっ!」
「っ!? しのぶさん。どうして貴女が俺に謝るんですか? しのぶさんは何も悪い事なんてしていませんよね?」
「いいえっ、そんな事無いわ。私は……私は一時の感情で炭治郎君にあんな事をしでかしてしまって……本当にどうかしていたの……本当に……ごめんなさいっ。」
しのぶは一筋の涙を流しながら、再び炭治郎に謝罪する。心から自身の行いに後悔し、
「しのぶさん。貴女は何も悪く有りません。確かにいきなりされた時は驚きましたが、嫌では無かったですから。」
炭治郎は一瞬目を瞑ってあの一時を噛み締めるように思い出すと、直ぐに目を見開いて、真剣な表情でしのぶの両眼をしっかり見ながら話を進めた。
「何故嫌ではなかったか……だって、俺はしのぶさんの事が……それに俺はしのぶさんにした事に対して、責任を取らない様な無責任な男になる心算は有りません! だからしのぶさん、この先も俺と「駄目っ!!」……っ!?」
しのぶは炭治郎の告白を遮るようにしのぶは叫んだ。しのぶの叫び声に炭治郎は驚いて告白を中断してしまう。
しのぶは一度、大きく深呼吸すると笑顔で炭治郎を宥めるように、説得するように話し始めた。
「炭治郎君。あの時は私が悪いのであって、貴方は何も悪くなんて無いの。炭治郎君が私を一回抱いたからって律儀に責任を取る必要なんて無いんですっ。
貴方が責任を負う必要なんて有りません……あれは一時の夢、ただの
そこまで言うとしのぶは片手を前に出して反論しようとする炭治郎を制止してから、片手を下ろしてから話を続行する。
「ほら、私なんかより若くて健康的な娘達が蝶屋敷には居るじゃない? カナヲなんてどう?
あの娘ね、炭治郎君は気付いてないかもしれないけれど、貴方の事がとっても大好きなのよ。きっと、貴方無しではこの先、生きて行けないくらいにはね……。」
しのぶは嬉しそうに、されど寂しそうにカナヲを炭治郎に勧めると、今度は別の女性を炭治郎に勧めた。
「何だったらアオイも炭治郎君にはお似合いじゃないかしら?
家事全般何でも上手に出来るし、細かい気遣いも出来るからきっと貴方にとって素晴らしい
まるでお見合いを強く勧めて来るお節介を焼く親のようになったしのぶに、炭治郎は面食らう。そして最後辺りに言った言葉に、炭治郎は怒りを含んだ様子で反論した。
「……俺がそんな事を言われてっ、「はい、分かりました。」なんて言って承諾出来る訳が無いじゃないですかっ!
どうしてしのぶさんは明確な
「っ!?」
炭治郎の指摘にしのぶは動揺を隠せず、笑顔の仮面が外れてしまう。再び俯いたまま黙するしのぶに炭治郎は確信を持って話を続ける。
「図星みたいですねっ。しのぶさんは疑問に思われてるようなので言っておきます。」
炭治郎は一呼吸置いてから、しのぶの疑問に答え始めた。
「俺が気付いたのは昨日の夜です。いえ、しのぶさんから藤の花の香りがしていたのを知っていたのは、最初に出会った時からでした。
当初は俺も藤の花の香り袋を常に身に付けているからとか、毒の開発で藤の花の香りがするのだろうと思ってました。でも裸でお互いに抱き合った時、しのぶさんから強い藤の花の香りがしたんです。」
「……ふふっ。」
「しのぶさん?」
「あははは、あっはははははっ。」
炭治郎の説明を聞いてしのぶは突然、哄笑を上げた。その様子に炭治郎は驚きを隠せなかった。
しのぶは一通り笑ってみせると、炭治郎と再び向き合った。その時炭治郎は一瞬だが動揺する。何故なら、しのぶからは怒った匂いがしているのを感じ取ったからだ。
「本当に、便利な鼻ですねぇ……今直ぐこの手で捥ぎ取ってやりたい程、忌々しさすら感じますよっ。炭治郎君。」
「……っ。」
「そんなに身構えないで下さい。もしかしたら、何時の日か貴方には感付かれると思っていましたから。」
そういうとしのぶは一度、眼を伏せて沈黙する。炭治郎はこの時しのぶから怒りの匂いに悲しい匂いが混じったのを感じた。しのぶは炭治郎に指摘された自身の身体について語り始めた。
「私の身体には今、高濃度の藤の花の毒が蓄積されています。髪の毛の先から足の爪先、血の一滴にまで藤の花の毒が混じっています。」
「っ!!??……どうして……っ!?」
「全ては姉の仇を取るため、ですっ。」
そう言うとしのぶは力を入れて握り拳を作った。しのぶは語り続けた。
「前に炭治郎君に話しましたよね? あの日、蝶屋敷の屋根の上で語ったあの夜の事を。私の最愛の姉が鬼に惨殺された……私はその怒りを忘れた事はない……。」
そこまで言うとしのぶは更に握り拳に力を込めた。しのぶは更に語り続けた。
「私は誓ったんです。この身体をっ! 私の全てを投げ打ってでも姉さんの仇を取るっ! 私から姉さんを奪った鬼を滅殺するためにっ!……弱い私にはこれしか方法が無かった。理論上の話でしかありませんでしたが、昨日の戦いで私は復讐が必ず成し遂げられると確信しました。」
しのぶは笑みを浮かべてそう言った。炭治郎は何か言いたげだったが、今は何も言わず黙ってしのぶの話を聴き続ける事にした。しのぶは怪我をしていた左腕を撫でながら再び語り始めた。
「昨日、私に傷を付けて勝ち誇っていた雌鬼が、その血を舐め取った瞬間に苦しみ出した姿は見ていて最高の気分でした。
炭治郎君にも見せてあげたかったですよ。これなら、たとえ仇の鬼を滅殺するに至らなくても、必ず弱体化は出来るっ。その時に他の誰かに私の代わりに倒して貰えば良いっ、とね。」
しのぶは言葉通り、自分の選択肢に間違いは無かったと思っていた。仇を討てる上に死んだ両親や姉の下へ行けるのだから本望とも言えた。
炭治郎は一通り聞くと、青褪めた顔をしていた。しのぶは自分の極端なやり方を聞いて引いているのだろうと思った。
そしてそのまま自分に幻滅して去ってくれれば良いと思いながら。
しかし、しのぶは気付いていない。炭治郎が話を聞いて別の意味で青褪めていた事に。そして間も無くその意味を自身が思い知る羽目になる事に。
炭治郎は一度深呼吸して息を整えると、しのぶに震えた口調で質問した。
「あ、あの、しのぶさん……その、しのぶさんが倒した鬼はしのぶさんが身体に藤の花の毒を仕込んだ事を知ってから、死んだんですよね……?」
「……? ええ、そうですよ? でも何一つ心配する必要はありません。ちゃんと念入りに死んだ事を確認しましたからね。鬼舞辻無惨にも知られる心配はありません。」
「炭治郎君は、何が言いたいんです?」としのぶは炭治郎を怪訝に思った。そんな視線を受けて、炭治郎は心苦しそうに口を開いた。
「しのぶさん。落ち着いて聞いて下さい。本当に、本当にこの事を言うのは心苦しいのですが……結論から言わせて頂きますと……貴女の望みが叶う事は、もう永遠に無いでしょうっ。」
「……は? 永遠に……無い? 炭治郎君、冗談よね? 流石に笑えないわよ?」
しのぶは紫掛かった美しい瞳に怒りの色を滲ませ、炭治郎を睨み付けた。しかし炭治郎は眼を逸らさず、むしろ負けじと視線を合わせてしのぶに話を続けた。
「しのぶさんにとっては「残念ながら。」と言うべきなのでしょう……ですが、これは俺が貴女を死なせたくないから言っている出鱈目でも無ければ、俺の身勝手から出た虚妄の戯言でも何でもありません。貴女のやり方が成功する事は絶対に無いっ……がっ!!!」
炭治郎が伝える終わった瞬間、強い衝撃が炭治郎を襲った。しのぶが炭治郎の胸倉を強く掴んだからだ。
「これ以上、そんな戯言を言い続けるのも大概になさいっ! 今直ぐその巫山戯た口を閉じなければ承知しないわっ!?」
笑顔が消え、怒りに満ちたしのぶの姿と彼女の警告に、炭治郎は動揺し一瞬、口を噤むが恐れず再び話を続けた。しのぶに伝えなければと言う使命感が炭治郎にはあったからだ。
「俺は! 鬼殺隊が知り得ない、鬼に関する事実を知っているんです…………情報源がとても口に出せないから、ずっと黙っていました。御館様には秘密裏に伝えていましたが…………しのぶさんの様子から見ると、御館様は柱にすらお伝えしていないんですねっ。」
「炭治郎君が御館様にしか伝えていない、鬼に関する事実……っ!? 何よ、それ!? 詳しく教えなさいっ!! 早くっ!!!」
「はぁ、はぁ。し、しのぶさん。お気持ちは分かりますが、どうか落ち着いて下さい! 慌てなくても、包み隠さず俺の知っている事は全部、貴女に話しますからっ!!」
しのぶは激しく狼狽した様子で胸倉を更に強く掴み、炭治郎を揺らしながら問い詰めた。必死でしのぶを宥めて落ち着かせると鬼に関する事実を語り始めた。
胸倉から手を離されても、自分を射殺さん勢いのしのぶの視線に緊張を隠せなかったが。
♦︎
「まず、俺には禰豆子以外に仲良くして頂いている鬼の方々がいるんです。
珠世さんと兪史郎さんと言う人達です。
珠世さんは嘗て無惨に仕えていたんですが、今は無惨の呪いから解放されていて、無惨を倒すため、禰豆子を人間に戻すために協力関係を築いています。あ、兪史郎さんは珠世さんが作った鬼です。」
「……仲良くしている鬼?……珠世?……兪史郎? え、え?……ええっ!?」
炭治郎から齎された洪水の如き情報量にしのぶは困惑を隠せず、混乱している様子だった。入ってくる情報の量もだが、内容も内容である。しのぶが混乱するのも仕方無かった。
炭治郎は普段見れないしのぶを見れて珍しく思ったが、再びしのぶを宥めて落ち着かせてから、本題に入った。
炭治郎は鬼に関する事実に関して今度はゆっくり、丁寧に説明を始める。炭治郎はしのぶにこれらの情報を齎した。
・珠世とは嘗て無惨の傍で仕えていた鬼だが、今は無惨打倒のために戦っている高度な医学知識を持つ名医であること。
・兪史郎とは本来無惨にしか出来ない鬼の創造を珠世の手で実現した唯一無二の”珠世の鬼”であること。
・珠世と兪史郎は人を喰らう事無く、少量の人間の血で生き永らえていること。
・炭治郎は二人と浅草で出会い、禰豆子の血と今日まで倒した鬼の血を提供していること。
・鬼は鬼になった瞬間から無惨の奴隷であり、本能的に忠誠心と畏怖を全細胞に植え付けられること。
・鬼は無惨の呪いにより如何なる状況で有ろうと無惨を裏切らないし、裏切れない。人間や敵対者の前で無惨の名前を出すだけでも自壊作用が働き、鬼は死亡する。そのため如何なる手段による情報の獲得は不可能なこと。
・鬼は視線・思考・記憶・位置情報を無惨に全て把握される。距離が離れれば離れるほど思考情報の精度は低下するが、視線・記憶・位置情報はどれ程の距離から離れて居ようと逃れる術は無いこと。
これらの情報一つ一つがしのぶを驚愕させたが、鬼に関する情報に於いて、特に最後の情報を聞いた時は今にも失神して倒れてしまうのではないかと思う程、青褪めていた。
炭治郎はその様子を痛々しく思いながら、視線を逸らさないようにしのぶを見続けるしか無かった。
息苦しい沈黙が二人に舞い降りたが、そのままで居続ける訳には行かず、炭治郎は沈痛な表情で会話を再開し始めた。
「しのぶさんが倒した鬼が貴女の身体に仕込んだ藤の花の毒で殺られた事を死ぬ前に知ったなら、既に無惨にもその情報は渡っていると考えるべきです。そして……その情報を無惨は全ての鬼にも共有させるでしょう。
それは勿論、カナエさんを殺した鬼にも情報が行くに決まっています。もうどの鬼も、貴女を喰らおうだなんて考えない筈です。獲物が毒餌だと知っていて、喰らい付く馬鹿な捕食者なんて普通居ませんからっ。」
「…………」
しのぶは既に震えながら炭治郎から顔を背いて俯くしか無かった。
炭治郎は縁側から立ち上がり、しのぶの正面に移る。
そして下から顔を覗き込むようにしながら、心を鬼にして話を続けた。
「しのぶさん。今までの努力が報われない結果に終わって
これまでの苦労が全て水の泡に終わってしまって苦しいのも分かりますっ……!
でもこれはしのぶさんにとっても良い機会になる筈ですっ! これを機に別の方法で復讐を成し遂げる方法を一緒に考えましょうっ! 微力ながら、俺もしのぶさんの力になりますっ!
必ずお役に立ってみせますからっ!」
「……っ……っ……っ……。」
しのぶが発する匂いが怒りや悲しみ、困惑など様々な匂いが入り混じっているのを炭治郎が感じていた。
しのぶが残酷な現実に打ち拉がれていると思い、炭治郎はその
しかし、声が小さ過ぎて聞き取れ無かったため、炭治郎は心配しながら近付いて声を掛けた。
「しのぶさん……?」
♦︎
ドゴォッ!!!
「がはっっっ!!??」
炭治郎は顔面に強い衝撃を受けて吹き飛び、仰向けの状態で地面に叩き付けられた。
突然自身に陥った状況が理解出来ず、炭治郎は周章狼狽する。
すると左頬から熱と痛みを感じた後、自身の腹部に重みを感じて前を見てみると、そこには自身の身体にのしかかるように馬乗りになっているしのぶの姿があった。
「っ!!!」
炭治郎はしのぶの匂いを嗅いだ瞬間、鼻腔が火傷しそうになるぐらいの怒りの匂いを感じ取った。
しかし炭治郎はそれ以上に、しのぶから視線が離せない程、美しい笑顔でいた事が恐ろしかった。
「うふふふふふ、炭治郎君。駄目じゃないですかぁ鬼の存在を隠匿するなんて重大な隊律違反ですよ? 只でさえ、炭治郎君は禰豆子さんの件で立場が悪いんですからね?
私で良かったですねぇもしこれが不死川さんや伊黒さんだったらもぉぉっと面倒臭い事になってましたよ。
ささ、良い子だから何処にその鬼共がコソコソ隠れているのか教えて下さいな?」
「し、しのぶさん。俺はっ!」
「大丈夫ですよ! 炭治郎君は優しくて温かくてとても良い子だから鬼共にそこを目に付けられて騙されているんです!
だから私が今からその悪い鬼共を退治して炭治郎君を鬼共の魔の手から助け出してあげますからねっ! も~少しの我慢「好い加減にして下さいっ!!!」……っ。」
炭治郎はしのぶの現実逃避とも言える言動に遂に腹を据えかねて抗弁する。
しのぶは炭治郎の抗弁を聞いて怯むように静かになった。
「俺が嘘を吐けない馬鹿正直な性格である事は貴女が良く知っているでしょう!? 俺が大切な人の努力や苦労を全て否定するような残酷な真似が出来る訳が無いじゃないですか!
必要なら何度でも言いますがこれが事実なんです! 貴女のやり方ではもうカナエさんの仇討ちは叶わない!
好い加減、現実から目を反らすのは止めて下さい!」
「………………」
しのぶから先程の笑顔は消え去り、能面の如く無表情になった。
炭治郎は泣きそうになりながらも必死でしのぶに説得を続けた。
「しのぶさんが仇を討つために、身体に毒を仕込んだ覚悟は尊敬します……しかし、酷な事を言いますが、このままだとしのぶさんは無駄死にで終わってしまいます! ですから「五月蝿い……。」……えっ?」
炭治郎はしのぶの説得を中断した。何故なら、普段のしのぶからは絶対に聞かないであろう発言だったからだ。
しかし次の瞬間、それが炭治郎の聞き間違いでも無ければ、幻聴でも無い事を思い知る事になる。
「五月蝿い……五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿いっ!!! 黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇっ!!!!」
「っ!? があっ!?」
激昂したしのぶが怨嗟に満ちた声を上げると、そのまま両手で炭治郎の首を絞め始めた。
「良いからさっさとその嘘吐き鬼共の居所を吐きなさいよっ!! 嬲り殺してやるからっ……必ずこの手で殺してやるんだから……っそうよ! 鬼なんて……鬼なんて全員、苦しんで苦しんで惨らたらしく死んで、みんな地獄に堕ちれば良いのよっ!!!」
それはしのぶが心の奥底に封印していた魂の主張、心からの憎悪に満ちた魂の絶叫であった。顔からは笑顔は消え去り、眼は憎悪と憤怒の色で濁りきっており、顔中の血管が浮き出ていた。
炭治郎はしのぶの顔を見て、言葉を聞いて絶句したが、しのぶに絞首されて抵抗していたためそれどころでは無かった。
炭治郎は息苦しさに耐え、必死で開いた隙間から空気を取り込み、声を出そうとした。
「かふっ……ひゅーっ、ひゅーっ……し……の……ぶ……さん……っ。」
「絶対に許さないっ、認めてたまるもんですか……そうよっ! 嘘よっ! 嘘に決まっているわっ!! 誰にも言わせない……私の努力と苦労と覚悟が全部無駄になったなんて誰にも言わせないんだからっ!!!!」
しのぶはそう叫ぶと、更に炭治郎の首を絞める力を強めた。
炭治郎は残されていた僅かな気道すら塞がれてしまい、酸素不足による呼吸困難に陥った。
炭治郎は意識が朦朧とする中、失神する寸前でしのぶの絞首が緩む。
気道が確保出来たため、炭治郎はそこから一気に空気を取り込み始めた。充分な酸素を肺に取り入れている内に、「ポタッ。」と水音が聞こえた。それも二つの水音である。
一つは雨だ。天空に漂っていた黒雲から雨が降り出し始めた。この様子だと更に激しさは増すだろう。
もう一つは炭治郎の顔に落ちて鳴った水音だ。それはしのぶの瞳から零れ落ちた大粒の涙だった。
炭治郎はしのぶの顔を見てみると、嗚咽を出して泣いていた。
「ひっく……うぅぅぅ……わたし……あああああぁぁ……ああああぁぁぁぁぁ……っっ。」
「しのぶさん……っっ。」
憤怒、憤懣、悲憤、慨嘆、激憤、痛憤、激越、
しかし、このままではいけないと炭治郎は上半身を起こして改めてしのぶの説得を試みる。しのぶは炭治郎が起き上がっために、炭治郎が伸ばした足の膝の上に座り込む形になる。
「しのぶさん。何もいきなりご自分を犠牲にすることを前提とした、そんな復讐の仕方なんて、しなくても良いじゃないですか! カナエさんだってしのぶさんがそんな復讐の仕方をしても喜ぶ筈がありません!!
しのぶさんだけでその鬼を倒す事が出来ないなら、他の人達と一緒に戦って倒しましょう! 俺も喜んでしのぶさんのために戦います!」
「……(ぎりっ!)」
バシィィィィッッッ!!!!!
炭治郎の説得に対し、しのぶは激怒して歯軋りした後、炭治郎の左頬に目掛けて重い平手打ちを喰らわせた。
炭治郎はしのぶの平手打ちの衝撃で思い切り顔を背けたが、両手を地面に押し付けて座っていた。
そのため咄嗟に両手に力を込めて吹き飛ぶのを防ぐ事が出来た。
炭治郎はこの時、口の中を斬ったのか口内が血の味で埋め尽くされたが、しのぶに殴られた衝撃で茫然自失としていた。
左手で熱くなった左頬を抑えながら炭治郎はしのぶに視線を戻す。そこには涙を流しながら激怒するしのぶがおり、次の瞬間、左手で炭治郎の胸倉を掴んで怒号を浴びせた。
先程までポツポツとしか降っていなかった雨が本降りになって来た。
「知った顔で甘ったれた事を抜かすんじゃないわよっ!? 何も知らない癖に……私の事も! カナエ姉さんの事も!! カナエ姉さんの性格も顔も声も笑顔も何もかもを知らない癖に!!!……っ!!!」
しのぶがそこまで言うとガリッと血が滲む程、唇を噛む。そしてしのぶは泣きながら生前のカナエについて語り始めた。雨は更に強さを増した。
「カナエ姉さんは強くて美しくて賢くて優しい人だった!
十三歳で鬼殺隊に入隊して直ぐに遭遇した十二鬼月の下弦の弐を一人で返り討ちにした!
その功績で結果的に普通なら五年掛かって手に入れる柱の地位も、たった二ヶ月で手に入れて見せた!
当時は鬼殺隊史上最年少・最速の柱昇進と話題になったわ!
その吉報を育手から知らされた時はどんなに嬉しかったか……っ。」
しのぶは誇らしげにカナエの柱に昇進した経緯を語る。しかし次にその顔には自嘲の色が浮かんだ。
「……一方の私は絶対に姉さんに追い付くっ!絶対に姉さんの隣に立って見せる!
そう決意した癖に藤襲山の"最終選別"で鬼の頸を斬り落とせず、折れた
生き残った同期達にも先輩の隊士達にも鬼の頸が斬れない隊士と馬鹿にされて鬼殺隊を追い出される寸前だった!
其処を姉さんが私を継子に指名して助けてくれたのっ! カナエ姉さんが居なきゃ今の私は
しのぶは当時の自身の不甲斐無さを自嘲しながら、更に語り続ける。
「カナエ姉さんの快進撃はずっと続いたっ!
多くの鬼を倒し、多くの仲間を、罪無き人々を救い続けた!
「鬼殺隊史上最強の
あの時の私は一人を除いて姉さんより強い奴なんて居ないって思っていたっ!
鬼舞辻無惨だろうと、十二鬼月だろうと、姉さんに倒せない鬼なんか居ないって考えていたっ!
いいや、無惨を倒してこの戦いを終わらせるのは姉さんだって、信じてた!!……ぐっ、ぐううぅぅぅ……っっ。」
しのぶは生前のカナエを思い出して
「そんなに凄かった人なのに、柱数人に匹敵するとされる上弦の鬼には敵わなくて
しのぶはそこまで言うと息が切らした様子で「はぁ……はぁ……。」と息を荒くして黙った。
炭治郎もまた何も言わず黙って聞き続けた。息を整えたしのぶだったが、歯軋りしてから再び語り始めた。
「死に際に姉さんは私に鬼殺隊を辞めて普通の女の子として生きて欲しいと言ったわっ!……でもそんな事が出来る訳無いじゃない!
お父さんもお母さんも鬼に
たった一人の姉さんまで奪われてっ!
妹同然の継子達も失ってっ!
数え切れない程の仲間が死んで逝ったのにっ!
今更無かった事にして普通に生きて行ける訳ないじゃないっ!
私は拒絶して死に際の姉さんに戦った鬼の情報を聞こうとした! でも私は鬼が”上弦の弐”である事と名前が”童磨”だと知る事しか出来なかったっ!
だから……だから私はカナエ姉さんの遺体を解剖して戦いの痕跡を調べる事にしたのよっ……っっ!!」
しのぶの告白に炭治郎は眼を見開いて驚愕した。その時のしのぶは怒り以上に悲しみの匂いが強く深くなった。
「カナエ姉さんの遺体を調べたら、肺胞が潰れてた……身体中、凍傷を起こしてた!
飽くまで推測の域を出ないけれど、
でも最愛の姉さんの身体を切り刻んでバラバラにする感覚は地獄だったっ! 解剖中は何回も何回も吐いた! 胃の中が空っぽになっても胃液を吐き続けた! あの感触を、苦しみを私は死ぬまで忘れないっ……!!」
しのぶは空いている右手で強く握る、爪が手に平に食い込んで流血し始めていた。しかし、しのぶは構わず語り続けた。
「私は、私からカナエ姉さんを奪った
しのぶは自身の憎悪を炭治郎に吐き出し、自身の決意を語ろうとした。しかし、嗚咽が混じってきちんと語る事が出来なくなっていた。
「わたしは……身体に毒を……仕込んだのに……無駄に……なったなんて……ぐぅうぅぅっ……わたしが、弱いわたしが……ねえさんのか、かたきを、うっぐっ……とるには……これしか、ないのに……っっ……この方法しか……ないのに……非力なわたしじゃ……お、鬼の頸は斬れないから……もう……もうこうするしかないのに……ひっく……わたし……わたしは……なんのためにいきてきたの……どうしたら……いいの……もうどうすればいいのかわかんないよぉ……ううぅぅ……ひっく……ひっく……。」
親と逸れて迷子になった幼子のように泣き出したしのぶに、炭治郎は心臓を握り潰されたが如く胸が苦しくなった。しかし、このままではいけないと自身を奮い立たせ、右手をしのぶの左頬に添える。
「しのぶさん……俺はたとえ甘ったれた戯言だの口先だけの理想論だのと言われようと、俺は理想を諦めるつもりは、絶対にありません……。」
「……っ!」
しのぶは泣きながらキッ! と炭治郎を睨み付けるが、炭治郎は微笑みながら話を続けた。
「しのぶさんがそのやり方に拘るお気持ちは分かります……ですがこれを機に、生きて復讐を果たす方法を考えましょうっ。
しのぶさんだけで勝てないなら、カナヲや義勇さん、他の柱の方々と協力して倒す方向で考えた方が堅実的です……しのぶさんに力を貸す事を嫌がる人なんか絶対にいません!
この戦いは、貴女の復讐はしのぶさん一人のものじゃないから、貴女は一人じゃないから!……悔しいですけど、俺はまだしのぶさんのお役に立てる程、まだ強くありません。でもしのぶさんに誓います! 今よりも強く成って、柱になれるくらい強く成って必ずしのぶさんのお役に立って見せます! だって俺……俺の我儘でしかないですけど、しのぶさんに生きていて欲しいからっ!! 幸せになって欲しいからっ!!……っ。」
炭治郎は一呼吸おいてから、しのぶの両手を包むように掴んでから告白した。
「俺はしのぶさんが好きです! この戦いを終わらせる事が出来たら、禰豆子を人間に戻せた暁には、俺と一緒になってくれませんかっ!」
「……っっ!!??…………っっ。」
炭治郎の告白を聞いて、しのぶは眼を見開いて驚愕した。しかし、しのぶは言葉が出ず沈黙を続けた。
♦︎
「しのぶさん……っ?」
「駄目よっ!!」
「……っ!」
しのぶは炭治郎の告白を拒絶して立ち上がり、炭治郎から遠ざかるように数歩下がった。炭治郎も直ぐに立ち上がってしのぶに話し掛ける。
「しのぶさん……っ!!」
「……っ。」
炭治郎の呼び掛けに、しのぶはただ悲しそうに微笑むだけだった。そしてしのぶは炭治郎に語り掛ける。
「炭治郎君、藤の花の毒はかつてどうやって使われたか知ってる?……遊女を中心に、女性達が望まない妊娠を防ぐための避妊薬として、望まない妊娠をした時にお腹の子を殺す堕胎薬として用いたわ……私は、私は生き残れても、もう子供を産む事が出来ない可能性が高いの……っ! それに毒に蝕まれた私は何時、どんな副作用が発生するかも分からない……何時死んだっておかしくないのよっ!」
そこまで言うと、しのぶは何度目か分からない悲しみに満ちた涙を流しながら、更に語り続ける。炭治郎がこれを聞いて諦めてくれる事を願って。
「だから……だからね? 炭治郎君、考え直して?……わ、私みたいな、何時死ぬかも分からない、毒塗れの汚らわしい
「……」
炭治郎は黙ってそこまで聞くと、何も言わずしのぶに向かって足を進めた。そんな炭治郎に対し、しのぶは怯えた様子で後ろに下がろうとする。
「こ……来ないでぇ……っっ!」
「……っ!」
しのぶが更に後ろに下がろうとすると、足を滑らせて転びそうになる。そこを炭治郎が駆け付けてしのぶを手を掴み、そのまましのぶを引っ張って抱き締めた。驚くしのぶに炭治郎は抱き締めたまま語る。
「しのぶさん、貴女の身体がどう言う状態であろうと関係ありません。貴女が死んだ後でも、俺は何度だって言い続けます。」
炭治郎はしのぶとの抱擁を解いて、しのぶの眼をしっかり見て告白した。
「俺は、胡蝶しのぶさんが好きです。貴女を愛していますっ。」
「――っ!!」
炭治郎の告白にしのぶは大粒の涙を流す。炭治郎はしのぶから歓喜の匂いを感じ取った。しかしまだ悲しみと怯えの匂いが混じっている事に気付いた。しのぶは震えながら炭治郎に質問した。
「……いいのっ?」
「はい!」
「わたしは復讐を諦めきれない……この戦いの途中で死んでしまうかもしれない……。」
「しのぶさんの復讐は、俺も手伝います。それに戦いの途中で死んでしまう可能性があるのは誰しも同じです。」
「わ、わたしは生き残れたところで、炭治郎君の赤ちゃんを産んであげられないかもしれない……自分の子を抱けなくなるかもしれないのよ?」
「その分、二人で過ごせる時間が出来ますね。二人の思い出を沢山作りましょうっ。どうしても子供が欲しくなった時は、養子でも取れば良いんです。その子を、その子達を家族として迎えてあげましょうよ……血の繋がりなんてなくても家族の絆は作れる、それはしのぶさんが一番良くご存知ですよね?」
「……っ! わたしは……わたしは毒の副作用で突然死んでしまうかもしれない……きっと、貴方を置いて先に逝ってしまう……それでも……いいの?」
「その時は俺がしのぶさんの最期を看取ります。貴女がご両親やお姉さんのお傍に行くその瞬間まで、その手を最期まで握り続けてみせます。」
「……っ……っ……。」
「今度は俺の番ですね……しのぶさん。死が二人を分かつまで、一緒になって下さいっ。俺の恋人に……俺の妻になって下さい!」
「っ!!……あぅ……うぅぅ……っっ……ああああっ。」
バッッ!!!!!
「……ああああああああああああああああああああああああああああっ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!」
炭治郎に強く抱き着いたしのぶは声が枯れ、喉が張り裂けんばかりに泣け叫ぶ。身体の中に、心の奥底に澱んで溜まっていたヘドロを吐き出すように叫び続けた。
炭治郎は眼を閉じて同じく泣きながら黙ってしのぶを抱き締め続けた。少し経つとしのぶが途切れ途切れに炭治郎に告白の返答をする。
「ひっく……うぅぅ……わ、わたしも、たんじろうくんが、うぐぅ、すき、です、だいすき、です……わたしを、あ、あなたのこいびとに……つ、つまに、してください!」
「……はいっ!」
炭治郎としのぶはそのまま
その瞬間。偶然か、はたまた天の粋な計らいか、強く降っていた豪雨が弱まり優しい小雨となって二人に降り注いだ。
身勝手な、都合の良い思い込みかもしれない。それでも炭治郎はしのぶの荒んでいた感情を表していたような強雨から、まるで自分達を祝福してくれているような慈雨に変わった事に天に深く感謝した。
藤の花の毒が江戸時代に避妊・堕胎薬に使われていたのは知っているのですが、ソースが見つけられませんでした。智泉院・感応寺事件で使用されたと記憶しているのですが、実際はどうなんでしょうね?
登場人物の性器発言ってどう思います?
-
有り(エロくなるからばっちこい)
-
無し(日輪刀、鞘とオブラートに揶揄って)
-
作者にお任せ