※この作品はR-18です。

優しき日輪と鬼殺隊の美蝶   作:蓮紅

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※キャプション必読・リクエストに関しての説明あり
・鬼滅の刃原作に関するネタバレあり。原作未読の方は閲覧注意。
・鬼滅の刃二次創作小説です。
・原作・キャラクターの性格・設定等改変の可能性大。一部キャラ崩壊注意。
・思い付き次第で何度も編集を繰り返す可能性大。お時間がある時で良いので、良ければ読み返してみて下さい。
・誤字脱字等のミス・内容の矛盾等の指摘は大歓迎。理不尽なクレームは受け付けません。
・コメント・メッセージ大歓迎。創作意欲の燃料になります。コメント・メッセージの返信は必ずさせて頂きますのでどしどし御投稿下さい。
・SS内容に関してはネタパクリと言う名の盗作を間違えてしないよう気を付けてますが、もし私が投稿した作品が既に別の作者様と内容が酷似していた場合、メッセージにて御連絡下さい。

※リクエストに関して
メッセージにてリクエスト内容を御連絡下さい。
以下規約参照
・100%受け付けられると保証された訳では御座いません。
・炭治郎×鬼滅女子のみ。
・作者は遅筆で怠惰癖あり。またリアルの都合や他SSの執筆で投稿が遅くなる可能性大。
・CP、全年齢かR作品か、ネタの内容を御記入下さい。ネタの内容が詳細で有れば有る程、筆が進むので御協力をお願い致します。


第陸拾肆話 日輪は紫蝶に獣欲をぶつける ❤

東京府・産屋敷邸

 

大正二年(一九一三年) 三月十八日(火)

時間帯:昼

天気:雨

 

 

 

ガンッ!

 

 

 

「あいっった!?」

 

鈍い音と共に、炭治郎の悲鳴が室内に響き渡った。そして右手に持って居た木刀を落として、打たれた頭を両手で押さえた。

 

「…………竈門様。私はそう強く打ち込んだ覚えはありません。早く立って下さい。」

 

そんな炭治郎に、木製の薙刀を構えたあまねが容赦無く続行を催促した。

 

「うぅっ、はいっ……。」

――あまねさんから怒ってる匂いがする。……俺が珠世さんに夢中になって、放ったらかしにしたからだよなぁ。

 

炭治郎はあまねの様子に戦々恐々としながら、涙目になりつつも木刀を拾った。未だに頭が痛いのか、左手で頭を押さえたままだったが。

 

普段のあまねでは、人形の如き喜怒哀楽の表現が乏しく産屋敷家に仕える使用人達ですら判断が下せない程だ。

 

そんなあまねの異変に炭治郎は自身の超人的な嗅覚を以て、敏感に気付いていた。

 

実は炭治郎は結局、あまねの事はすっかり忘れて珠世と朝まで情交(セックス)を続けた。一方の珠世も炭治郎は求められる事を喜び、炭治郎と終始繋がったままであった。

 

朝になったのを時計で確認した炭治郎と珠世は、名残惜しそうに互いを見詰めた後に身体を離した。

 

そして身体を拭いて互いの身体を綺麗にしたのだが、珠世は最後に労いと称して炭治郎に口付け(キス)をした。珠世から思わぬ労いを受けた炭治郎は、感激して珠世を強く抱き締めて口吸い(ディープキス)を返した。

 

驚いた珠世であったが、拒否する事無く炭治郎からの口吸い(ディープキス)をそのまま受け入れて炭治郎の唾液を吸った。

 

それから理性を失って情交(セックス)に発展するとまでは行かなかったものの、結局三十分もの間、二人は口吸い(ディープキス)を続けるのだった。

 

それから漸く珠世との口吸い(ディープキス)を終えて余韻に浸りながら朝食を食べる為に廊下を歩いていた頃になって、漸くあまねの事を思い出して炭治郎は一瞬にして背中が濡れる程の冷汗を掻いて焦燥したのである。

 

炭治郎は罪悪感のあまり、朝食の時にあまねと視線を合わせる事が出来なかった。

 

「あの、あまねさん。」

 

「「!」」

 

其処へあまねに声を掛ける人物が現れた。それは昨夜、炭治郎と心身共に結ばれた珠世であった。

 

「何やら誤解が生じている様なので言わせて頂きますが……これは日の呼吸の動作修正が主目的であって、打ち込み稽古ではありません。受け止める事に専念し、反撃などは行わない様にお願いします。」

 

「!!」

 

珠世は半分睨み付ける様にあまねに対して強い視線を向けながら、あまねが炭治郎に強く打ち込みを入れた事に苦言を呈した。

 

「……そうでした。申し訳ありません。」

 

「分かって頂ければ、それで構いません。次からはお気を付けて。」

 

「はい、珠世様。」

 

あまねからの返事を聞いて珠世は満足そうに頷くと、そのままその足で炭治郎の下へ向かった。

 

()()()。大丈夫? 何処も痛くない?」

 

「!!」

 

珠世は炭治郎の身を案じて炭治郎の右頬に片手を添えて、炭治郎に痛みの具合を尋ねた。

 

「はいっ。大丈夫ですよ。珠世さんっ!」

 

自身を心配する珠世に、炭治郎は笑顔で大丈夫である事を伝えた。

 

「……っ。」

 

炭治郎の笑顔を見て、珠世は両頬を僅かに赤く染めた。

 

「っ……!?」

 

同じく炭治郎に見惚れていたあまねであったが、それでも珠世の変化に気付かない筈が無い。珠世の反応を見て表面上は平静を装いながらも、内心では驚かざるを得なかった。

 

「こほんっ……炭治郎。続けられる? それとも、休憩を挟みましょうか?」

 

珠世は誤魔化す様に咳払いをすると、炭治郎の体調を気遣って尋ねた。"日の呼吸"は凄まじい負担を、使い手である炭治郎に強いてしまう。医者である珠世が、その事実を懸念して心配するのは当然であった。

 

「えーとっ……じゃあ、休憩しても良いですか?」

 

炭治郎は意地を張らず、素直に休憩を望んだ。あまねの一撃を受けたと言うより、"日の呼吸"の消耗がそれだけ激しかったと言う事であった。

 

「分かりました。しばし小休止と致します。」

 

あまねは炭治郎の要望に応え、小休止を取る事となった。

 

「あの……珠世さん。少しお話があります。」

 

「炭治郎?……分かったわ。あまねさん。少し失礼しますね。」

 

「はい。珠世様。」

 

炭治郎と珠世は、あまねに一度断りを入れてから部屋を退室した。

 

「……」

 

あまねは二人が去った襖の前を、両眼を細めて見詰め続けていた。

 

 

 

♦︎

 

 

 

「炭治郎……話って?」

 

珠世は炭治郎と二人切りになった室内で、珠世は炭治郎に尋ねた。

 

「話と言うか……お願いがあります。」

 

「お願い?」

 

炭治郎が頬を片手で照れ臭そうに掻いた後、意を決した様子で珠世に近付いて耳元に囁く様にそのお願い事を口にした。

 

「珠世さんの母乳(おっぱい)……飲ませてくれませんか?」

 

「……は、はいっ!?」

 

炭治郎のお願い事を聞いて、内容を理解した珠世は一瞬で赤面して狼狽した。

 

「炭治郎っ!! こ、こんな明るい内から盛らないでっ!? どうしてもしたいと言うなら、せめて夜になってから……。」

 

「いやっ、待って下さい。他意とか下心は無いんです!」

 

珠世が拒否すると、炭治郎は誤解を解こうと珠世へ弁明を始めた。

 

「どう見れば、下心が無いと言うの!?」

 

「はいっ! 珠世さんの母乳には、体力を回復させたり疲労を軽減させる効果があるじゃないですかっ!!……だから飲ませて貰えば、鍛錬に早く復帰出来るんじゃないかって思って……。」

 

珠世の詰問に、炭治郎は明確な理由と利点を述べて珠世を説得する。

 

「……」

 

炭治郎から母乳の摂取する事で得られる理由と利点を聞いて、珠世は頭を抱える。炭治郎本人はあくまで真面目に言っているだけに、尚更性質が悪いと珠世は思った。

 

「……確かにそうだけれど、精力が増す点はどうするの?」

 

「はいっ! 其処は我慢して見せますっ! これでも長男ですからっ!」

 

「…………はぁ」

 

珠世は母乳の摂取による欠点の対策を炭治郎から聞いて、再び頭を抱えた。そして軽く、溜息を吐いた。

 

「分かりました。準備しましょう。茶碗か何か容器を用意して……。」

 

珠世は諦めて、炭治郎の為に母乳を用意する事にした。其処で母乳を入れる為の容器を用意しようと考えた。

 

「あの、珠世さん……どうせなら直接飲みたいです。」

 

「!?」

 

炭治郎は少し躊躇しながらも、自身の欲望に従って珠世に要望を口にした。

 

「……」

 

珠世は咄嗟に拒否しようとしたのだが、炭治郎が両眼を輝かせて自身を見詰める様子を見て口に出来なかった。

 

――…………はぁっ。これも惚れた弱味ね。

「分かったわ。脱ぐから少し待って。」

 

「!!」

 

珠世が渋々承諾したのを聞いて炭治郎の表情に、あからさま過ぎる程に喜色満面と言った様子で歓喜を露わにしていた。

 

そんな視線を正面から浴びつつ、珠世は帯を解いて着物を脱ぎ始めた。

 

「!」

 

珠世は帯を解いて、乳房を露わにした。しかしそれも右側の乳房だけで、全裸状態にはならなかった。

 

「別に全裸(はだか)になる必要は、無いでしょう?」

 

「……そうですね。」

 

炭治郎はそう言ったが、残念と言う風には思わなかった。右乳房だけ露出した半裸状態でも、珠世の色気は十分に炭治郎は感じ取っていた。

 

「……クスクスッ。炭治郎。さぁ、どうぞ❤」

 

「!」

 

炭治郎が自身の露出した右乳房を凝視しているを見て、珠世が苦笑しながら片手で右乳房を持ち上げて炭治郎に近付けた。

 

珠世はこれから来る快楽に期待しているのか、既に右乳房の先の乳首は勃起して既に母乳を僅かながらも滲み出していた。

 

「あむっ。」

 

「あっ……❤」

 

炭治郎が乳房に吸い付くと同時に、珠世は嬌声を漏らしてビクッと身体を震わせた。

 

「ちゅっちゅううっ。ちゅうぅっ! ちゅうううっ。ゴクゴクッ。」

 

「あっ❤ ああっ❤ ああぁぁっ❤❤」

 

吸い付かれた刺激により、珠世は譫言の様に嬌声を漏らしてその快楽を味わっていた。

 

――きっ、気持ち良いぃっ……っっ❤

 

珠世は快楽にビクビクと身体を震わせつつ、炭治郎に視線を戻す。そして炭治郎を愛おしそうに見詰めながら、優しく頭を撫で始めた。

 

「っ!……ちゅううぅっ!」

 

「んんっ!❤」

 

炭治郎を後頭部に当たる優しい感触を感じて一度両眼を見開くも、再び母乳を飲み続ける事に専念する。珠世は快楽に身体を痙攣させながらも、炭治郎の頭を愛おし気に撫で続ける。

 

――あぁんっ❤ ああぁっ!❤……駄目っ。そろそろ、イクッ……。

 

快楽を感じて高揚して来る珠世は、時を置かずして絶頂しそうになるの自覚していた。珠世はやって来る筈の絶頂に期待して、興奮から既に口元から涎を一筋垂らしていた。

 

「……ぷはっ。ご馳走様でした。珠世さん。」

 

「!?」

 

しかし珠世が抱いていた期待は、ものの見事に裏切られてしまう。

 

炭治郎が珠世の乳房から口を離して、母乳を吸うのを止めてしまったからである。これには珠世も我に返って愕然としてしまう。

 

「た、炭治郎?」

 

「……えっと。」

 

珠世が当惑した様子で、炭治郎の名前を呼んだ。すると炭治郎は申し訳無さそうに右手で頬を掻きながら、珠世に母乳を飲むのを止めた理由を言い始めた。

 

「あんまり飲み過ぎると、あそこも興奮してしまうから……この辺で止めた方が良いと思ったんです。体力も、元に戻ったと思いますし。」

 

「!」

 

炭治郎は少し照れた様子で、視線を下に向けた。炭治郎の視線の先には、今は沈黙している自身の逸物であった。

 

「それだったら、私が処理を……。」

 

「すみません。御言葉だけ、貰っておきます。始めちゃったら、夢中になっちゃいますから。」

 

珠世は性処理を買って出ようとしたが、炭治郎はやんわりと断りを入れた。

 

「そ、それも……そうね。」

 

炭治郎に拒否された珠世は、如何にか自分を納得させて着物を直し始めた。

 

「じゃ、じゃあ俺は先に戻りますね。失礼します」

 

珠世に視線を入れない様に、急いで襖を開けて退室する炭治郎。このまま室内に残っては、我慢出来なくなるかもしれないと思ったからだ。

 

「……?」

 

部屋から退室して廊下に出た炭治郎は、突然周囲を見渡し鼻を動かして匂いを嗅いだ。違和感を感じ取って咄嗟に出た行動であった。

 

「……気の所為か」

 

しかし視覚でも嗅覚でも違和感の正体を見つける事が出来なかったので、炭治郎は気の所為だと思って廊下を歩き出した。

 

「…………っ。」

 

そして炭治郎がいなくなった室内には、着物をほぼ着直した珠世だけが残されていた。

 

その珠世は炭治郎が出て行ってから、明らかに不満気な表情を隠していなかった。

 

「……そうだわ。こうしましょう。」

 

すると珠世は何かを思い付いた様子を見せながら、炭治郎に遅れて部屋から退室したのだった。

 

 

 

♦︎

 

 

 

「すみません、戻りました。」

 

『!』

 

炭治郎はなるべく平静を装って、あまねの下へ戻って来た。

 

「……御帰りなさいませ。」

 

「!」

 

あまねは通常通りの人形の如き表情を浮かべていたのだが、炭治郎だからこそ普段のあまねと違う事実に気付いた。

 

「あまねさん、怒ってますか?」

 

「!!」

 

炭治郎の指摘を受けて、あまねはピクッと眉を動かしてた。

 

「……いいえ、怒ってなどいませんよ。私も()()()()()()()()ですから、大して待っておりませんので。」

 

「……そうですか。」

――今度は嘘の匂いだ。ん? ()()()()()()()()?……俺達が部屋を出た後、あまねさんも部屋を出てたのか?

 

炭治郎はあまねから嘘の匂いがした事が気になったが、それ以上にあまねの言葉が気になった。

 

「……っ!!」

 

炭治郎が思案していたのだが、それは途中で遮られてしまった。炭治郎の下へ、木刀が一本飛んで来たからだ。

 

「何もしていない時間が勿体ないですから、それなら少しでも時間を有意義に使うべきです。珠世様が戻られるまで、壱の型の円舞の練習でも致しましょう。」

 

「……それが良いですね。咄嗟でも正しい型を出せる様に、俺も練習をしておきたいです。」

 

あまねが提案した内容に、炭治郎は賛同して直ぐにあまねと鍛錬を始めた。

 

すると円舞の型を三回繰り返した後、炭治郎の動きは止まった。

 

「はぁっ……はぁっ……っっ。」

 

「正しい型の動きをしているので、連続して使える回数は増えてますね。」

 

「は、はいっ……はぁっ。」

 

あまねは炭治郎の成果を賞賛すると、炭治郎は息を切らしながらそれに答えた。

 

「すみません。お待たせしました。」

 

其処へ珠世も、炭治郎に遅れて戻って来た。珠世の表情は、少し頬を赤く染めた状態であった。

 

「御帰りなさいませ、珠世様……その両手にある物は?」

 

珠世の両手にある物が気になって、あまねは珠世に尋ねた。炭治郎も気になっている様で、珠世の両手に持っている物に注目していた。

 

「ああ、これですか?……炭治郎の為に用意した飲み物です。使用人の方に頼んで、空きの水筒をなるべく多く用意して頂いたのですよ。」

 

珠世はそう言って両手に持っている水筒を、そのまま持ち上げた。その水筒の数は、二十個はあった。

 

「……私が不在の間にも、鍛錬を続けていたみたいですね。実に関心です……しかし疲れたでしょう? 炭治郎。早速だけど、一本飲んでは如何かしら?」

 

珠世は十個の水筒を床に置くと、一本だけ取って炭治郎に手渡した。炭治郎は困惑した表情を浮かべながら、珠世からの水筒を受け取った。

 

「頂きます……っ!?」

 

炭治郎が水筒に口を着けた瞬間、飲み慣れた濃厚な甘味が喉を通った。

一口その飲み物を喉を鳴らしながら飲み干した瞬間、直ぐに水筒から口を離してその水筒を炭治郎は見詰めた。

 

「っ!……珠世さんっ。これって……。」

 

炭治郎は何度も水筒と珠世を交互に見ながら、珠世からの返事を待った。

 

「ええっ……炭治郎専用の、体力回復に役立つ飲み物です。手間が省ける様に、纏めて用意しましたよ。」

 

「あっ、その……ありがとう、ございますっ……っ。」

 

炭治郎は感謝の言葉こそ述べたが、その声色と表情には複雑な感情が渦巻いていた。

 

炭治郎が口にしたのは、珠世の母乳であったのだ。用意した水筒に、珠世が母乳を入れたと想像するのは容易だった。

 

しかし珠世にこの事実に関して伝える事は出来なかった。珠世からは明らかな怒りの匂いが身体全体から醸し出されており、かつ不満の匂いも混ざっている事に気付いたからだ。

 

珠世を欲求不満な状態にしたのは、間違いなく炭治郎に原因があった。そもそも珠世に欲求不満の理由を聞く訳にも行かない。

 

炭治郎は自業自得と自身の行為に関して諦める他無く、只管に水筒に入った珠世の母乳を定期的に補給しながら鍛錬を限界まで継続した。

 

 

 

♦︎

 

 

 

「もうこの辺りが限界でしょう。炭治郎は汗を流したら休んでて。」

 

「は、はい……ありがとう、ございました……。」

 

炭治郎は鍛錬を続けた結果、肆の型である灼骨炎陽までの修正を行う事に成功した。今後の炭治郎に課せられる課題は、この四つの型の完全修正となった。

 

両頬を赤して火照った様子を見せながら、炭治郎は珠世とあまねに一礼した後に部屋を退室した。

 

「ふぅっ……ふぅっ……っっ。」

 

部屋を退室した炭治郎は、急ぎ足である場所に向かって全速力で走り出した。

 

「……私もやるべき事があるので、先に失礼しますね。あまねさん、お付き合い頂きありがとうございました」

 

「ええ。珠世様こそ、お疲れさまでした。」

 

炭治郎が退室して暫くすると、珠世も部屋から退室した。

 

「……」

 

あまねは珠世が出て行ったその跡を、ただ両眼を細めて静かに見詰めていた。

 

 

 

 

♦︎

 

 

 

「ぐうぅっ!……はぁっ……はぁっ!」

 

炭治郎は倒れ込む様に、産屋敷別邸の一室に倒れ込んだ。その呼吸は非常に荒く、更には股間も衣服から分かるも分かる位に勃起していた。

 

珠世の母乳を鍛錬継続の為に飲み続けたので、只管に精力が増強し続けていた。

 

「ああぁっ……身体が熱くて、隊服(ふく)なんて着てられないっ……っっ!」

 

炭治郎は脱ぎ捨てる様に、無造作に隊服を脱いで全裸になった。すると自身の逸物が、血管が強く浮き出る程に力強く勃起していた。自身の状態を鑑みて、切っ掛け一つで逸物が暴発するとすら思った。

 

「っ!」

 

そうしていると炭治郎は、一室に接近して来る人影に気付いた。慌てて脱ぎ捨てた隊服を下半身に被せて、勃起している逸物を隠した。しかし脱ぎ捨てた隊服からでも、その存在感までは隠し通せなかったが。

 

「失礼します……炭治郎、大丈夫?」

 

「!!!」

 

其処へ一室の障子が開かれて、一人の女性が入室して来た。その女生徒は、珠世であった。

 

炭治郎の後を追って、珠世が付いて来たのだ。純粋に炭治郎の体調を心配して、産屋敷別邸まで追って来たのである。

 

「……」

 

珠世の存在に気付いた炭治郎は、自身の脳裏でピンと張っていた理性の糸がプツンと切れる音をしっかりと聞いた。

 

「きゃあっ!? たんじ、むぐぅっ!!?」

 

炭治郎は唐突に立ち上がると、珠世を屈ませて勃起した逸物を徐に口へ突っ込ませた。

 

「あっ……珠世さんの口の中、温かい……っ。」

 

自身の逸物から伝わる珠世の口内の温もりを感じて、炭治郎は恍惚とした表情を浮かべていた。

 

しかし炭治郎は珠世の口内に逸物を突っ込ませるだけでは、とても満足出来なかった。

 

「はぁっ……はぁっ……はぁっ。」

 

「んぐぅっ!? んうぅっ!! んむううぅっ!!?」

 

炭治郎は腰を引かせると、一気に腰を突き動かして逸物を珠世の喉奥まで侵入させた。

 

 

 

パンパンパンッッ!!!

 

 

 

それも一度だけでなく、膣内に挿入しているが如く何度も連続で反復動作(ピストン)を繰り返した。

 

「んんううぅぅぅっ!! んむふうぅぅっ!!?」

 

炭治郎の規格外の逸物に口ばかりか喉全体を占領されて、窒息寸前になる珠世。しかし鬼である珠世だからこそ窒息による失神も窒息死もする事無く、この様な特殊な状況でも耐える事が出来た。

 

「うぅっ!……あぁっ!」

 

普段の炭治郎ならば、この様な乱暴で身勝手と言える自分本位な愛撫は通常行わない。しかし現状の発情し切った炭治郎は、溜まりに溜まった性欲を発散する事しか頭に無かった。

 

しかしこれがしのぶ達の様な通常の人間であれば、下手をしなくても相手を傷付けかねない愛撫はきっと死んでもしなかっただろう。

 

これが鬼である珠世への信頼があってこそ、炭治郎は我慢するのを止めて性欲を発散させる行動に移ったと言える。

 

 

 

ビュウウルルルルルウウウウウゥゥゥッッ!! ビュビュリュルルルルウウウゥゥゥゥッッッ!!!

 

 

 

「~~~~~~~~~~~っっっ❤❤❤」

 

炭治郎が射精した事で、白濁の溶岩たる精液が大量に珠世の胃袋へ直接流し込まれて行く。珠世は射精の勢いと精液の熱量に目を点としながらも、直ぐに恍惚とした表情を浮かべつつその大量の精液を受け入れた。

 

「ああっ、珠世さん。気持ち良いですっ……。」

 

炭治郎は珠世の後頭部に両手を置いて、更に強く逸物に珠世の口内に駄目押しとばかりに押し付けた。その様に乱暴とも取れる炭治郎の行動であったが、珠世は決して嫌がる事は無かった。

 

「ふぅっ……気持ち良かった。」

 

一度射精して落ち着きを取り戻したのか、腰を小刻みに震わせながらゆっくりと腰を引き始めた。

 

「んっ……ちゅぶぶっ❤」

 

口内から去り始める炭治郎の逸物に、珠世はただ舌を動かして逸物を舐め続けた。炭治郎の逸物は珠世に舐められながら、ゆっくりと口外へ出る。その結果、炭治郎の逸物は珠世の唾液塗れの状態で姿を現した。

 

「っ……炭治郎っ。全くもう、貴方と言う人は……。」

 

未だに勃起が止まらない炭治郎の逸物を、うっとりと熱が帯びた眼差しで見詰めていた珠世。

 

しかし我に返ると、直ぐに炭治郎にその強引さを叱咤しようとした。

 

しかし珠世が言葉を口に出す前に、炭治郎の方が先に行動に出た。

 

「珠世さんっ!」

 

「きゃっ!?」

 

炭治郎は珠世に飛び付く様に抱き着くと、そのまま珠世を畳に押し倒した。

 

「珠世さんっ……はぁはぁはぁっ。」

 

「あっ、炭治郎っ……っ!!」

 

呼吸を荒く繰り返しながら、炭治郎は珠世の着物を半ば乱暴に脱がして行く。

 

最初こそ手間取ったが、炭治郎は直ぐに珠世の着物を脱がして全裸の状態に変えさせた。

 

「……~~っっ。」

 

珠世は羞恥心からか、両頬を赤く染めながら顔を反らした。

珠世の身体は所々汗ばんでおり、秘部からは大量の愛液が既に溢れ出していた。

 

「あれだけじゃ、全然足りない……も、もう挿入(いれ)ますからねっ。珠世さんっ!」

 

其処まで言うと炭治郎は、自身の逸物を握ってから珠世の秘部に宛てがって狙いを定めた。

 

炭治郎の逸物は、直ぐに珠世の秘部の入り口に触れてクチュっと小さく音を立てた。

 

「あっ、待ってっ……慌てないでっ。私は逃げたりは……んあああぁぁっ!?」

 

珠世は炭治郎を落ち着かせようと説得したが、炭治郎に逸物を挿入されてその説得を中断させられ大きな嬌声を上げた。

 

「はぁぁっ。珠世さんの膣内(なか)、トロトロで気持ち良いですっ。」

 

炭治郎は心底気持ち良さそうに恍惚とした表情を浮かべながら、珠世の膣内から齎される膣圧を堪能していた。

 

しかし挿入しただけで満足出来る筈も無く、炭治郎は直ぐに腰を動かして反復動作(ピストン)を始めた。

 

「ああぁっ! ああぁぁっ!?」

 

パンパンと肉がぶつかる音を耳にしその感触も直接味わいながら、珠世は押し寄せて来る快楽の波を受けて悶絶していた。

 

「凄、いっ……んああぁっ!」

 

「珠世さんっ……っ……すみませんっ! もう射精()しますっ!!」

 

快楽で身体を仰け反る珠世だったが、それ以上に炭治郎の耐久度は既に限界を迎えていた。

 

 

 

ドビュビュビュルルルルルルルルルウウウウウゥゥゥッッ!! ビュルルウウゥゥゥゥッッッ!!!

 

 

 

「ああああぁぁぁぁっっ!!!❤❤」

 

先刻よりも多量の精液を膣内に射精された珠世は、強烈な快楽を浴びて嬌声を上げながら大きく絶頂した。

 

「うぅっ。はぁっ……はぁっ。」

 

ゆっくりだが荒く呼吸を繰り返す炭治郎は、珠世に伸し掛かってゆっくりと珠世を抱擁した。

 

「はぁっ……あっ…………っ❤」

 

呼吸を整えていた珠世は、炭治郎の重みを感じて心地良さと愛おしさを胸中に抱きながら両腕を回して炭治郎に抱擁を返した。

 

「……っっ!?」

 

暫く静かに炭治郎と抱擁を交わしていた珠世だったが、ある場所に視線を向けた途端にそれ所ではなくなってしまった。

 

「いけないっ!……障子が開いたままだわっ!」

 

障子を開放したまま放置していた事実に、珠世は今更ながら気付いたのだ。

 

入室した瞬間に興奮状態の炭治郎に引き釣り込まれて口淫(フェラチオ)を強制されていたので、障子の事はすっかり脳裏から彼方へ消し飛んでいた。

 

「炭治郎。一旦抜くわね。あぁっ、早く閉めないと……これでは嬌声(こえ)も漏れてるし、丸見えじゃないっ。」

 

珠世は身体を動かして自身の秘部から炭治郎の逸物を抜くと、四つん這いの状態で障子まで移動を始めた。

 

余談だがこの産屋敷別邸には、声が漏れない様に愈史郎の紙眼が四方に貼られている。

 

しかしその紙眼も只の紙眼では無く、紙眼・隠と名称付けられた種類の紙眼だ。

 

紙眼・隠は文字通り、隠密特化の能力を持つ紙眼である。

 

通常の紙眼よりも隠密性が高くなったのが特徴なのだが、致命的な弱点がこの紙眼・隠にはあった。

 

それは紙眼・隠は着用したまま一歩でも動くと、その隠密性が消滅してしまうという弱点だった。

 

なので紙眼・隠の着用者は、不動を絶対遵守しなければならないのである。

 

もう一つの特徴としては、紙眼は着用者同士で感覚共有が可能と言う機能がある。

 

しかし紙眼・隠を使用しての感覚共有は不可能だ。その機能も排除したからこそ、隠密性の能力が向上したのだから。

 

因みに紙眼の大元たる愈史郎だけは、紙眼の種類に問わず感覚共有が可能である。

 

兎に角そう言った特徴から、基本的に盗撮や盗聴の懸念が消滅したと言えるので、施設への設置には適していると言える紙眼であった。

 

蝶屋敷にある炭治郎の自室にも通常の紙眼からこの紙眼・隠に変更されて四方に設置されて、情交(セックス)での声漏れや盗聴及び盗撮の危険を排除されている。

 

唯一盗聴も盗撮も可能である愈史郎としても、炭治郎の情交(セックス)を覗き見る趣味は無い。それを証言するまで、しのぶ達からしつこく釘を差される破目になってしまったが。

 

そんな高い隠密性を持つ紙眼・隠も、四方の何処かに穴が開いていてはその性能が発揮出来ない。

 

つまり産屋敷別邸での炭治郎と珠世の情交(セックス)は、完全に外部に筒抜けになってしまっているのだ。

 

不幸中の幸いにも、誰もこの産屋敷別邸に近付く人物はおらず、更に外は強い雨が音を遮断していた。

 

しかし何時誰が此処の近くまで来るとも限らないので、珠世は急いで障子を閉めて安心したかった。

 

「ぁっ……んんっ。」

 

情交(セックス)の余韻で快感が時折身体を走らせるが、珠世は四つん這いの状態で一歩ずつ前に進んで障子にまで接近して行った。

 

「…………」

 

一方の炭治郎は、空いている障子に対して何一つ関心を抱いていなかった。

 

何故なら炭治郎の視線は揺れ動く珠世の臀部とその間にある、愛液が垂れ続ける秘部に集中していた。

 

「えっ!?……んほおおおっ!!?」

 

下半身に小さな衝撃を感じた珠世は、唐突に大きな奇声を上げた。更に両眼を見開いており、舌もだらしなく口から伸ばしていた。

 

「あっ……えっ?……っ!!?」

 

珠世は舌を伸ばしたまま頭を少し動かして背後に視線を向けると、自身が奇声を上げる原因を漸く理解した。

 

「ふううぅっ……ふううううぅっ。」

 

其処には興奮した状態で、荒く呼吸を繰り返す炭治郎が居た。炭治郎は珠世の煽情的な姿を見て、理性が耐えられず背後から一気に逸物を挿入したのだ。

 

「炭治郎っ! まっああぁぁんっ!❤ あぁっ!❤ ああぁんっ!!❤」

 

珠世は炭治郎を制止する様に言おうとしたが、炭治郎は問答無用で背後から珠世の上半身を押さえ付けてしまう。

下半身を強調したつぶし駒掛け(後背位)の体位になった炭治郎は、素早く反復動作(ピストン)を始めた。

 

「ああうぅっ!❤ あひいいっ!!❤ 炭治郎、お願いっ……せめて障子を、障子を閉めさせてっ! んあああぁぁぁっ!!」

 

珠世は襲い掛かって来る快楽を必死に耐えながら、炭治郎に障子を閉める事を懇願していた。

 

「お願いだからっ……あぁっ。もし誰かにこんな状況を見られたらぁっ……っ。」

 

「……」

 

珠世は一筋の涙を流して、炭治郎に再び懇願した。そんな珠世の姿を見て、流石に炭治郎も反復動作(ピストン)を止めた。

 

「あっ……。」

 

珠世は無くなった快楽に安堵と落胆と言う。相反する二つ気持ちを抱いた。そんな珠世に、炭治郎は上半身を倒して珠世の耳元に囁き始める。

 

「珠世さん。安心して下さい。御館様には使用人の方々や輝利哉君達には、産屋敷別邸(此処)に近付かない様に配慮して貰ってます。……それに仮に見られたとしても、俺は構いませんよ。珠世さんとの関係を、隠す心算はありませんから。」

 

「……えっ!!?」

 

炭治郎が口にした言葉を聞いて、珠世は再び両眼を見開いて驚愕していた。そんな珠世に微笑みながら、炭治郎は両手を伸ばして珠世の豊満な乳房を揉み始める。

 

「あっ……あぁっ❤」

 

自身の豊満な乳房を揉まれて、珠世は再び嬌声を漏らし始める。更に揉まれる事で生まれる快楽から、珠世の乳房から母乳が何度も間欠的に噴き出して畳を濡らした。

 

炭治郎は珠世の豊満な乳房を堪能しながら、更に続けて珠世に告白した。

 

「珠世さんは余計な事を考えず、もっと自分が幸せになる事を優先して下さい……愈史郎さんでしたら、何度殴られる事になっても俺が説得します。俺は珠世さんと、胸を張って恋人同士でありたいから。」

 

「――っっ!!❤❤」

 

炭治郎の告白を聞いた珠世は、全身に電流が走る様な歓喜を覚えて身体を大きく震わせた。

 

「うおぉっ!? 珠世さんっ、締め付けがっ……っ。」

 

唐突に逸物を捩じ切らん勢いの膣圧が炭治郎の逸物を襲い、その快感で炭治郎は思わず腰を震わせた。

 

そのまま珠世の子宮目掛けて炭治郎は射精しそうにすらなったが、気合で如何にか射精せずに我慢する事が出来た。

 

「珠世さんっ。行きますよっ!」

 

「!!」

 

炭治郎は珠世の二の腕を鷲掴みにすると、珠世の身体を少しばかり持ち上げて鵯越え(後背位)の体位で反復動作(ピストン)を始めた。

 

 

 

パンッ! パンッ! パンッ!

 

 

 

「あああぁぁぁっ!!❤ んあああぁぁぁっ!!!❤❤」

 

今までで一番強い反復動作(ピストン)を受けて、珠世は障子を閉める事などすっかり忘れてただ襲い掛かって来る快楽にその身を委ねていた。

 

「おあうううぅっ! あああぁぁっ!!❤」

 

更に珠世の上半身が半ば宙に浮いた状態なので、解放された珠世の豊満な乳房が激しく上下に揺れていた。先刻よりも勢い良く乳房から母乳を噴出し続け、室内の畳ばかりか障子まで母乳で汚して染みを生み出していた。

 

「くっ……珠世さん。もうっ……射精()しますっ!!」

 

「は、はいっ!❤……好きな時に射精()してっ……ぁ…………ああああぁぁぁぁっっ!!!❤」

 

珠世は子宮に注ぎ込まれる精液の白濁の溶岩の如き熱量と勢いを受けて、珠世は思い切り身体を仰け反らせて声を抑える事無く大きく絶頂した。

 

珠世が絶頂した際に、珠世の乳房と秘部からそれぞれ母乳と愛液を勢い良く噴出した。

 

「はぁっ……はぁっ……気持ち良かったです。珠世さん。」

 

「はぁっ❤……はぁっ❤……えぇっ……私も、凄く気持ち良かったっ……っ❤」

 

身体を密着させて、情交(セックス)の余韻を楽しむ炭治郎と珠世。二人は口付け(キス)を求めて、互いに身体を動かしてそのまま唇を近付けて行った。

 

「とても仲睦まじい御様子でいらっしゃいますね。」

 

「「!!?」」

 

其処へ第三者の声が、炭治郎と珠世の頭上に響いた。二人は驚愕しながら、声のする方へ急いで顔を向けた。

 

其処には普段通り表情が読めない無表情なあまねが、その場所に立っていて炭治郎と珠世を見下ろしていた。




お待たせ致しました。

pixivユーザーだったSaiHaruki様のリクエスト『炭珠で母乳によるドーピング+炭治郎の強引プレイ』です。

長らくお待たせした挙句、今回の投稿は比較的文字数が少なくて申し訳ありません。

ですが少しでも楽しく且つ興奮して一読頂けましたら、幸いに思います。

最後に二つだけ報告事項があります。

一つは生存報告ですが、半月に一回とさせて頂きます。しつこいと言うお声を頂いたので。

最後にあまねの登場により、次回はより楽しい展開になるとだけ宣言しておきます。

次回の投稿予定は十月中に投稿出来ると思っております。

異なる場合はその様に事前に連絡をさせて頂きますが、投稿出来る目途が出来た場合は投稿予定日の前日にも連絡する形を取らせて頂きます。

宜しくお願い致します。
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