※この作品はR-18です。

獣・獣人短編集   作:神座(カムクラ)

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7.男勝りな彼女が選んだ雄は… {狐獣人♀×人間(半獣人)♂}

 

 

 国民の大部分が何かしらの魔法を使えるという異質な魔術大国の首都、そのにぎやかな石造りの街から少し離れたいわゆる郊外に住む1人の半獣人の少年。

 

 ロバのような耳と焦げ茶色の体毛が体の所々を覆っている以外は人間に近い彼は祖父母に育てられ、今は1人で薬用植物や農作物を育てて生計を立てている。

 

 声が少し掠れてきてもうまもなく声変わりが始まりそうな彼は近所の人たちにも可愛がられているので孤独とは正反対。

 

 日が沈み、家で一息ついていると突然ドアが勢い良く開いて白毛で尖った耳をした狐獣人の雌が無遠慮に入ってきた。

 

 

「たっだいまぁ!」

 

 

「お、おかえり…?」

 

 

 旅衣のようなものを着た彼女の左胸には銅色の盾型バッヂ。この国の、いわゆる治安維持組織である騎士団の証だ。少年よりいくらか年上の彼女は昔から腕っぷしが強く、騎士団でもうまくやっているようだった。

 

 

「何でそんなに驚くんだよ、今日はちゃんと事前に言ってたんだから良いだろー?」

 

 

「そうだけど、ノックくらいして欲しい…」

 

 

「別に良いだろ?この鍵だって私が術式組んだからその辺で売ってるより丈夫だし。あっ、でも致してるところに遭遇するのは申し訳ないか。じゃあ今度から気をつけるってことで、風呂借りんぞー。」

 

 

 騎士団には寮がある。しかし門限やその他決まり事がないからと少年の家に寝泊まりすることが多かった。

 

 

「致す…?……いやっ、ちょっと!」

 

 

 意味に気付いたときには、彼女は既にいなかった。

 

 彼女が湯浴みをしている間、彼は囲炉裏で自分の畑の野菜とウサギ肉の鍋を作る。この国では環境を整えれば繁殖力が強いウサギの肉は安価で1番多く出回っており、加えて脂が少ないので武術に関わる者は好む傾向にあった。 

 

 

「おー、今日は鍋か。いいねぇ。」

 

 

「わっ…服着てよ…!」

 

 

「全身毛皮だから蒸れるんだよ。お前も耳とか中々乾かないだろ?何回同じやりとりすりゃあ気が済むんだよ」

 

 

 そう言いつつ彼女は悪戯っぽく笑って彼の隣にあぐらをかいて座る。

 

 

「あの布使って良いから、魔術かかってるやつ。」

 

 

「バーカ、そんなこと言ったら風呂入る必要だってないんだぞ。この風呂上がりのホクホク感が良いんだろうが。それともなに?可愛い顔して私の裸で興奮した?私が雌とはいえ、股を開いたわけでもないのに、こんな締まった身体に興奮してるようじゃ将来がおもいやられるな。ま、慣れてないなら仕方ないか?」

 

 

「き、君の方こそ……いや、何でもない。でもそれじゃあ毛に火が燃え移るよ?」

 

 

「そんなに近づかねーよ。ほら、早くよそえって。」

 

 

 食べている間に世間話をしながらもチラチラと視線を寄せてくることに気づかないフリをしながら、彼女はご機嫌で彼の料理を平らげる。

 

 

「あー、今日も美味かった。ほんと、持つべきは友達って感じ?ほい、お金。生薬とかもいつも安くしてくれてありがとな。」

 

 

「あぁうん…」

 

 

 自分が小さい頃はお姉さん的存在だった彼女が立派な騎士団になって、異性でありながら憧れを抱きつつ、遠い存在なってしまったようで寂しくも思う。

 

 

「あれ、いつもより多くない?こんなにいらないよ。」

 

 

「あぁ、こないだ夜遅くに精液ドロドロの腰砕けになって急に押しかけちまった時の分。いやー、絶倫な獅子族に、牛族と狼族も混ぜたのは調子に乗りすぎたな。どれか1人か2人ならともかく3人はやりすぎた。宿でヤれば良かったって反省してるよ。その時は良かったけどここまで来るのが大変だった。」

 

 

 彼女は朗らかに言ってみせる。

 

 

「景気良く牛の奴から搾ったところまでは良かったんだよな。あぁいう筋骨隆々の奴に跨ってイかせるのってマジ最高なんだ。獅子のやつも必死に腰振ってて最初は面白かったけど、あのサイズで何度もヤられるとさすがに堪える。途中で狼と変わったけど、あいつはやっぱ何度ヤっても良いな!亀頭球もデカくて繋がってるだけでイけるんだ。こう、奥までぶちこまれながら栓されて、長々ビックビックしながらゆっくり腹が膨らんでく感じが良いんだ。」

 

 

「そ、そう……」

 

 

 彼女はよく夜遊びの時の話をする。彼は気まずそうに目を逸らしながらも最後までしっかり聞くので、彼女はその反応を面白がっていた。

 

 

「んで、立ったまま後ろから突っ込まれて栓されて出されてる間も他の2人のブツをしごいて、終わったら即獅子のやつと交代。宿も良いけど、路地裏で輪姦するのも興奮するからやめられねーんだよな。」

 

 

「い、いつも思うけど…大丈夫なの?」

 

 

「相手は顔見知りだし節度も守ってっからへーきだよ。」

 

 

 相手は同じ騎士団。元々、人外の割合が多い騎士団では雌雄共に"性欲処理"のための金が多くはなくとも支給されるので、相手の雄は、娼館に行くよりも安く欲を晴らせる、彼女は快楽を得ながらさらに金を稼げる、という関係が成り立っている。また、男勝りな性格な彼女に煽られながら搾られることにハマる者もいる。

 

 

「まぁ時々避妊の薬飲み忘れたりするけど娼婦みたいに呪印つけるのは嫌だし、相手が相手だから孕んでも別にいいし。たまーにお前より歳下くらいの奴をつかまえて筆おろしすることもあるけどさ。あれも反応が可愛くて面白いぞ。」

 

 

「そ、そう…とりあえず、俺もお風呂に入ってくるから…」

 

 

「おっ?今日も私の話で抜くのか?なんだかんだ楽しみにしてるだろ。」

 

 

「い、いやっ……そんなことは…」

 

 

 今日も、と言われて彼の心臓がヒュッとなる。

 

 

「別に覗いてねーよ?覗くような隙間ないし、覗かなくても音と匂いでわかるし。」

 

 

「違うから!じゃ、入ってくるから。」

 

 

 風呂場に向かう彼を背中から抱きしめた。

 

 

「そういや、お前とはまだヤッてなかったな。」

 

 

 ふわふわの彼女の頬が耳をくすぐり、ちょっと顔を横に向ければ唇同士が触れ合う距離で囁かれて鳥肌が立つ。

 

 

「そんな反応じゃあ彼女どころか娼館も行ったことないんだろ?何回私で抜いたんだろうな。正直、前からお前を襲ってみたかったんだ。幼馴染だから遠慮してたんだけど…」

 

 

 彼の裸なら何度か目撃したことがある。最近は歳もあって慌てて隠されるが、彼女は見逃さなかった。彼の股間…長さは小指弱くらいで、厚めの皮を被っているものの、長さの割に太い。これは生殖器の大部分が身体に収納されている獣人の特徴である。

 

 

「いつも世話になってるから、タダでヤらせてやるよ。」

 

 

「……でも、」

 

 

「良いって良いって。さ、今夜で雄にしてやるよ。」

 

 

 彼女の手が股間を這って、ひともみ。それだけでジンとした快感が走り、うっと声を漏らし身体を少し前屈みにさせた。

 

 彼女がそっと彼のズボンをずり下ろすと、ほぼ皮だったはずの彼のペニスの先から半だ円型の亀頭が顔を出し、彼女に獣の体毛が生えている内股と胸板を少しずつ撫でられただけでみるみる本体が出てくる。

 

 彼女の見込み通り、平常時の分厚い皮は本体が出てきた時のためのものだったのだ。太さも増していき、デロンと垂れていた彼の生殖器は根元が体外に出たタイミングで一気に固くなって立派な雄槍と化した。

 

 

「お前のじいちゃん、良い体格の馬族だし期待はしてたが、これはこれは良いブツ持ってるじゃないか。」

 

 

 ほとんどが人間で、所々が獣。半獣人特有のあどけなさと、興奮して勃つまで形や大きさがわからない生殖器。彼女が年下の半獣人の童貞狩りをする理由がこれだ。

 

 さわ…と柔らかい手で愛おしげに撫でられたまらず身震いする。彼女は満足げに舌なめずりすると彼の衣服を優しく脱がせる。

 

 

「ほら、もっと私に体重かけて。平気だってお前くらい。」

 

 

 抵抗しなかったのは、彼女にとっては軽い男遊びであることだと知っていて、欲情する自分の身体に言い訳できないから。

 

 それに彼女を家に泊めていたのは純粋な善意だが、心の底では自分にもしてくれないかと思っていたし、彼女の言う通り、彼女や彼女の話で自慰したことだってある。

 

 言葉遣いは変わらないがいつもと違って甘く囁かれて心臓ははちきれんばかりに脈動し、肉棒からは透明な液が垂れる。

 

 

「良い子だ。気持ちいいか?」

 

 

「うん…」

 

 

「じゃ、布団まで行こうか。ここじゃ背中が痛くなる。」

 

 

 初めて自分以外に触られて可愛らしく熱い息を漏らす彼を見て、自身の昂りも感じながらそう言って、素直に従った彼を仰向けに寝かせる。

 

 彼の身体は獣人の血が混ざっているからか思ったよりも引き締まっているものの、多少胸筋と腹筋の縦筋があるくらいで柔らかい。そんな彼の身体をじっとり舐めつつ肉棒を軽く握って扱く。

 

 体毛があるところもないところも舐められながら扱かれている彼は、自分で済ます時とは比べものにならないほど興奮して息を荒くしながら遠い目で天井を見つめる。

 

 

「こっち向けよ。」

 

 

 いつの間にか彼女の顔がすぐ近くにあって、目が合うと口づけをされる。彼女はそのまま肉棒の上に座り、彼の胸を撫でる。

 

 

「まだだ。まだだぞ?」

 

 

 もどかしい刺激に、無意識に腰が動くと彼女はそう言って彼の上から退き、不満げな肉棒を両手で持つ。

 

 

「もうこんなにトロトロか。溜まってたんなら言ってくれれば良かったのに。」

 

 

 彼女が半透明の粘液でテカる肉棒をかるく指で押して離すと糸を引く。そして飴菓子であるかのように舐められた肉棒はさらに粘液を漏らした。

 

 

「随分興奮してんな。」

 

 

「だって…うっ……」

 

 

 温かい舌の感触に思わず声を漏らす。同時に玉袋も優しく揉まれ、彼女に上目で見つめられながら甘い快楽に悶える。

 

 

「次はどうされたい?」

 

 

「…え?」

 

 

「このまま私が弄んでたら本番やる前に枯れそうだから、お前がやってほしいことだけやろうと思って。ほら、どうされたい?舐めて欲しい?それともキスしながら私の手でイきたい?それとも腹に挟まれてイきたい?」

 

 

 彼女は肉棒を離して彼の乳首周りを指で押し撫でる。

 

 

「お前くらいなら触らなくたってイかせられる。このまま無様に精液撒き散らしても良いぞ。ほーら早く決めろ。」

 

 

 体毛が無い部分をマッサージのように撫でられるとゾワゾワと快楽に似たものが身体を伝って、それが雄の興奮へ繋がる。確かに、このまま続けられると果てそうだった。

 

 

「遠慮しない方が得だぞ?タダでこんなことするのはお前くらいしかいないんだから。」

 

 

 そう、彼女にとっては趣味に近いもの。恥ずかしさを感じているのは自分だけ。上半身をマッサージされるだけで吐精するのだけは何となくプライドが傷つくし、今ならいつも思い浮かべていることを現実にできる…

 

 

「手…が良い。」

 

 

「そうか。」

 

 

 恥ずかしさを堪えて言ったのに、さっき与えられた選択肢とは違ってただ扱かれる。

 

 

「なんだ?不満そうだな。違うんならもっと細かく言ってくれなきゃ。ほら、雄ならもっとハッキリ言えよ。」

 

 

 悪い笑みを浮かべる彼女。もう一度キスをしてみたいと思ったが、彼女に弄ばれることへささやかな抵抗を示すことにした。

 

 

「や…やっぱり舐めて欲しい…!」

  

 

 意外な答えにキョトンとして、しかしすぐににんまり笑う。それを見て彼は顔を背けたが、彼女には可愛いだけだった。

 

 彼のお腹に顔を埋めて匂いを吸い込み、焦らすように根元周りから舐め始める。亀頭を手のひらで擦りながら玉袋を舐めて、パクリと亀頭から中程まで咥えた。

 

 

「うっ……」

 

 

 もっと焦らさられると思っていたので、突然温かい口に包まれてまた声が漏れ、彼女の口内に先走りを漏らしてしまう。彼女は気にすることなく、大丈夫かと思ってしまうほど喉奥まで咥えて口をすぼめた。

 

 手とはかけ離れた感触、舌の柔らかさと上顎、歯の硬さが快感に拍車をかける。あの彼女が

 

 

「くるしくないの?」

 

 

 彼女は鼻を鳴らして肉棒を吐き出す。

 

 

「他人の心配できるのも今のうちだぞ。」

 

 

 彼女は彼に背を向け、彼の腹を枕代わりにすると本格的に肉棒を責め始めた。そして彼からはその様子が見えない。

 

 

「さーて、どんくらいもつかなー。」

 

 

 亀頭をギュッと握り、横に咥えて舐めながらマズルをスライドさせる。熟練の力加減による快感で、彼は思わず仰向けのまま両膝を立てるというなんとも情けない格好になる。

 

 これに慣れようと深呼吸したところを見計らって、今度は亀頭だけをすぼめた口に出し入れする。それが堪えたらしく彼の身体に力が入ったのですぐに離した。

 

 一息つくと打って変わって優しく彼の雄を愛でる。

 

 徐々に細くなるのではなく、携帯望遠鏡のように根元側と先端側それぞれ太さが違い、真ん中あたりで段になっている。そしてプリッとした、先が平らに近い楕円形の亀頭。カリ首も大きい。人間の亀頭の形とは違うし、馬族にはそもそも亀頭が無い。半獣人は独特の形の生殖器であることが多く、彼の肉棒も人間と馬族を合わせたような形だ。

 

 流石にいつも相手をしている雄達には敵わないが、これはこれで立派だ。入れたらどんな感触か、想像して独り笑いを浮かべるとパクリと飲み込んで顔を前後に動かした。

 

 

「うわっ……あっ……」

 

 

 裏筋を優しく撫でられ、亀頭をじっくり舐められていた所を急な快楽が襲う。真ん中から根本近くまでを歯が擦り、先の方は喉奥で強烈な吸い込みを受けて、快楽が突沸した。

 

 

「まっ……出るっ…」

   

 

 肉棒が口から解放され、彼女の舌と手でこねくり回されると下腹部が熱くなって先端から2回ほど濃い白濁の塊が少量飛び出た後、ドクンと脈を打ってブシュッと飛沫を散らしながら宙に発射された。

 

 噴水のような勢いの第1射に続こうとした時、彼の身体がビクンと震える。

 

 

「だーめ。いつ枯れるかわかんないからな。」

 

 

 彼女が亀頭より少し下と玉袋の裏を絶妙なタイミングで押したため射精が止まったのだ。1発目を出させたのは、一応出したことにして興奮の波を引かせるため。少しでも長持ちさせるためだ。

 

 尿道に精液が詰まった違和感から身体を起こそうとすると、彼女が鈴口からそれを吸い出した。固さを少し失っていた肉棒はそれですぐに元通り。

 

 

「ふふ、クセになるだろ。…メッチャ飛んだな。」

 

 

 落ちてきた精液を肉棒に塗りたくると彼にまたがる。

 

 

「じゃ、お待ちかねだ。よーく見てろよ。」

 

 

 彼女は片手で肉棒を掴み、彼のよがる姿と精液の匂いで昂り湿った自身の陰部をゆっくり亀頭に近づける。あと少しでつく。距離が近くなるほど鼓動が激しくなる。

 

 ピト、と亀頭がたどり着いて彼女の柔らかい肉の感触に、早く早くと先走り液が漏れる。

 

 彼女がゆっくり腰をおろして、肉棒が彼女の陰部を押す。そして陰部が口を開けてぬるん、と亀頭が呑み込まれた。

 

 

「ほら、お前のデカブツが私の中に入るぞ。」

 

 

 ぬるん、ぬるんと亀頭だけを出入りさせる。ごく浅い結合を繰り返す互いの性器に釘付けになり、ゴクリと生唾を飲んで今か今かと待っていると、彼女が腰を下ろして肉棒が滑らかに呑み込まれていった。

 

 口よりも温かく柔らかい彼女の膣に吸い込まれているような感覚。格上の雌が一方的に搾り取ろうという絶望的な状況とは正反対に膣肉は優しく不慣れな雄を受け入れる。悪魔のような優しさで。

 

 

「ふぅ…全部入ったぞ。ほら、今ここにお前のデカブツが入ってるんだぞ。」

 

 

 彼女が自分の腹をさすり、今度はそこに釘付けになる。あの引き締まった腹筋の中に、その肉をかき分けて肉棒が入っている。

 

 

「童貞卒業だな。記念にたっぷり種付けしてけよ?」

 

 

 彼女が腰を浮かせる。そのために彼女の筋肉が収縮して、動きも相まって肉棒が搾られる。

 

 ぬぽっと肉棒が抜ける。咥えていたものがなくなった彼女の秘裂は淫らに口を開け、再び腰が下ろされて奥まで呑み込まれる。そして彼女は腰を上下に動かし自らの膣肉で彼の雄槍を扱き始めた。

 

 

「どうだ?気持ちいいだろ。」

 

 

「うっ…ん……ふっ……はぁ……」

 

 

 結合部に釘付けのまま、肉と擦れ奥に吸いつかれる快感に身を委ね、その心地良さに吐息を抑えられない。押し込まれる時はぐにゅりと亀頭に抵抗がかかりそれを押し分け、引き抜かれる時は絡みつく。

 

 彼女の中で液が漏れる感覚。そしてさっきよりも大きな熱が滾る感覚。なるべくこの快楽を続けようと堪えるが、この興奮は抑えようがない。

 

 

「はぁ…良いぞ…ヘソの奥まで感じる…お前のブツが私ん中をえぐってるぞ…」

 

 

 結合部から目を逸らして顔を上げると、彼女が恍惚な笑みを浮かべて見下ろしていた。

 

 

「可愛い顔してこんなもん隠してたとはな。ほら…ここ奥だぞ…孕ませてみろよ…」

 

 

 グリグリと奥に押し付け、彼女は身体を倒して彼の頭を抱きしめると耳元で囁いた。

  

 

「先っぽのところが抜くたびに私ん中を掻いててすげぇ気持ち良い…お前もいつでもイッて良いからな。」

 

 

 柔らかさと弾力を兼ね添えた乳房を押し付けながら彼を抱きしめて腰をうねらせる。彼も無意識に彼女の腰に手を回した。

 

 

「ふぅ…案外…やるな…」

 

 

 ふわふわな身体に抱かれ、それだけでも気持ち良い。彼女の中で肉棒はもみくちゃにされ、その快楽に耐えようと彼女を強く抱く。

 

 

「ほらっ…早くイッちまえよ…」

 

 

 彼女の荒い息が顔にかかって更に興奮する。彼女の声で興奮する。もはや彼女の全てに興奮していた。彼女が身体を震わせる。彼女も気持ち良いのだろう。膣は牙を剥いて、肉棒を扱き上げて一滴も残らず搾り取ろうとしている。

 

 

「さぁ……」

 

 

 唇を重ね、舌を入れる。下腹部にギュッと力が入る。もう我慢できない。彼女との抱擁も、キスも、本当はずっと夢見ていた。こんな形で実現するとは思っていなかったが、彼女がどれだけ他の雄と交わっていようが、今は自分だけのもの。

 

 視界が少し白くなるほどの興奮、下腹部の快感が爆発的に大きくなり、理性も飛んでいく。気づけば彼も腰を動かしていた。そして膨れ上がった熱がついに流れ出し、彼女の腰を自分の下腹部に押し付けた。

 

 

「んっ…!」

 

 

 一瞬息が止まり、肉棒がどっくんと脈を打って精液が肉棒の中を通り抜ける。何度も何度も通り抜ける。

 

 彼女が声を漏らす。さっきは天井まで届くんじゃないかと思うくらい勢い良く宙に発射された。それを今度は彼女の胎に発射し、彼女がそれを感じている。強くて、かっこよくて、憧れの彼女が、彼女の足元にも及ばない雄の精液を腹の奥にぶつけられて乱れている。

 

 彼女を自分のものにしたい。そんな雄の本能のまま彼は言われた通り種付けした。抱き合っている彼女の中は、彼の大量の精液で満たされていく。

 

 発射される量が少なくなり、空撃ちになり、最後にピュッと悪あがきして脈動が止まった。

 

 

「はぁ…」

 

 

「ふう…」

 

 

 接吻を解いて、見つめ合いながら荒く息をする。

 

 

「気持ち良かったぞ、このやろ…」

 

 

 彼女は彼の頭を抱いて少しの間息を整えると萎えかけている雄槍を引き抜いた。こぷり、と白濁液が溢れる。

 

 

「いっぱい出たな。腹がパンパンだ。すっきりしたか?」

 

 

「うん……」

 

 

 激しい快楽の余韻でボーッとしている彼の横に仰向けになる。

 

 余裕を装っていたが、彼と同じくらい彼女も削られていた。喧嘩したら数秒でコテンパにできるような、この可愛い幼馴染に2度もイカされたのだ。弟のような彼との行為と彼の巨根で予想以上に興奮したらしい。

 

 いや、有利に動けるのに先に1回、出されて1回イカされた相手を可愛いと言えるのだろうか。悔しいくらい気持ち良かった。

 

 

「…ねぇ、」

 

 

「ん?」

 

 

「その……こ、これからも…泊まってくれるんだよね…?」

 

 

 彼女はニヤリと笑った。

 

 

「ヤりたくなったらいつでも言えよ。その方が私も遠慮なく泊まれるしな。」

 

 

「う、うん……」

 

 

「なんだよ急に元に戻って。さっきは"絶対孕ませてやるっ!!"って感じだったのに。」

 

 

「そ、そんなこと…」

 

 

「またまたぁ。"お前の鍛えられた身体を妊婦腹にしてやるっ!!"って目が言ってたぞ。ま、お前なら良いけど。」

 

 

 えっ、と彼が彼女を見ると、彼女は穏やかな顔をしていた。

 

 

「え…良いの……?」

 

 

「なんだよその顔、私とお前の仲だろ?子供が欲しけりゃ産んでやるよ。」

 

 

「そ、それって…じゃあ…俺と…」

 

 

「なんだかなぁ、お前より逞しい雄は溢れるほどいるんだろうけど、やっぱりお前といるのが落ち着くわ。さっきあんなに気持ち良かったのもそのせいかもな。悔しいけど。」

 

 

 身体を重ねた時と同じくらい心臓が早鐘を打つ。

 

 

「でも…俺…」

 

 

「お前苦労人だからなぁ、どうせ私と自分じゃ釣り合わないからせめて親切にしようとか考えてたんだろ?相手が私で良かったな。気づかれなかったらどうするんだよ。」

 

 

「どうして……」

 

 

「だってお前、見た目ほぼ人間の半獣人なのに発情期真っ盛りの獣みたいな顔でうっとり私を呼びながらシコってたじゃん。」

 

 

 絶句。

 

 

「で、どうすんの?最大のチャンスだぞ。」

 

 

 彼は言葉を詰まらせた。けれどもう彼女には全てを知られてる。隠すこともないのだ。

 

 身体ごと彼女の方を向いた。

 

 

「ずっと…ずっと好きだった…俺…もっとしっかりするから…」

 

 

「お前は十分しっかりしてる。ありがとう、嬉しいよ。私も好きだ。」

 

 

 彼らは抱き合って口づけを交わす。少年もぎこちないながら彼女を愛撫した。

 

 

「私の副業も今日までだな。じゃあ……」

 

 

 ゴロンと転がって彼を上にする。腹の間には、今の抱擁で回復した雄槍が挟まっていた。彼ももう恥ずかしがらなかった。彼女ならなんて言うか分かっている。

 

 

「さっそく仕込んでもらおうか。私の可愛い旦那さん。」

 

 

 今度は少年が腰を振り、彼女は雌らしく喘ぐ。時間を忘れて何度も寸止めして、思い切り果てて愛の言葉を交わすとそのまま眠った。

 

 

 以来彼女は毎日帰ってくるようになり、毎晩身体を重ねた。程なくして彼女はしっかり双子を孕ませられ、夫をどつきながらも生まれた元気な赤子を幸せそうに抱くのだった。

 

 

 




 
 
 最近の私の官能小説、無駄にストーリー長い
 ↓
 薄くすれば良い
 
 名前考えるのめんどい
 ↓
 名前を使わなければ良い
 
 こうしてできたのがこの話です(笑)
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