ソードアート・オンライン・クロニクル もう一人の黒の剣士の物語より抜粋 R18Ver. 作:場流丹星児
クエストを偽って召集した、クライン シウネー、ラブラブ作戦は、クラインが想像以上のヘタレっぷりを発揮して、物の見事に失敗に終わった。気を利かせて二人きりにした途端、シウネーを前にカチンコチンとなり、吃りながら時候の挨拶を繰り返すクライン。物陰から見物していた一同は、何をやってるんだ、馬鹿野郎とフラストレーションをためていた。やがて、今日はもう失礼しますと、シウネーがログアウトした後にクラインは
「馬鹿野郎、何をやってるんだテメエ」
とエギルからラリアットを食らい、その直後
「男なら堂々とアタックしなさいよ、全くもう」
と、リズベットから延髄斬りを食らって轟沈する。よろよろと上体を起こし
「キリトよう……、キリト……、何とか言ってくれよぉ……」
と、慰めの言葉を要求するも
「……、まぁ。自業自得だな」
と、切り捨てられた。
「畜生! 俺って奴は! 俺って奴は!」
と、号泣するクラインをオチにして、この日の冒険は終了となり、皆ログアウトして行くのだった。
普段は美女NPCなんかにだらしなくアピールをするクラインだったが、本命視した女性にはどうも上手に想いを伝える事が出来ない様だ。クラインの本質は存外に、女性に対してシャイで誠実なのかもしれない。
涙のクラインを後にしてログアウトし、小鶴がアミュスフィアを外した場所は、猛の病室の隣の小部屋だった。
「さて、今日はタケちゃん、何点取れるかな?」
和人が猛の為に用意したVRグローブは、猛の快復に伴い、数度のバージョンアップをしており、ただの握力検査機ではなくなっていた。より楽しくリハビリが出来る様に、リズムアクションゲーム的な要素を追加したリハビリマシンになっている。
負けず嫌いな性格の猛は、出来ない悔しさと出来た達成感の繰り返しが良い方向に作用して、今では腕力も甦り、軽い物を掴んで持ち上げ、腕を動かせる所まで快復している。また、人の介助を受ければ、上体を起こし姿勢をキープする事も出来る様になっていた。僅かながらも咀嚼筋も動かす事も出来る様になり、点滴と流動食による栄養補給と並行し、お粥等の食事からの栄養摂取も始められている。
「その前にお粥ね、今日はタケちゃんの大好きな……」
と言いながら、いそいそと髪を弄り、身仕度を整える小鶴の耳に、猛の病室からいきなり大きな物音が飛び込んで来た。
「タケちゃん!?」
慌てて病室に飛び込んだ小鶴が見た物は、倒れた点滴スタンドの下でもがく猛の姿だった。
「タケちゃん! どうしたの!? 大丈夫!?」
小鶴は血相を変えて猛の元に駆け寄り、点滴スタンドを立て直し、猛の上体を抱え起こした。
「今日は一人で起きれると思ったのになぁ。折角コヅ姉を驚かせてやろうと思ったのに、残念」
猛のパソコンから聞こえる電子音声に、小鶴は眉をひそめてたしなめる。
「ダメよタケちゃん、無理しないで。私、びっくりして心臓が止まるかと思ったのよ。今度やったら、もうお粥食べさせてあげないからね!」
そう猛を叱った小鶴は、次の瞬間に我が目と耳を疑った。
「ご……め……んね……、コヅ……ね……ぇ……。い……づも……、あり……が……ど……」
ごめんね、コヅ姉。いつもありがとう
猛は動かない舌を必死に動かし、回らない呂律ながらも、確かにそう言葉にしたのだ。それは今まで感情を表す為に唸る事しか出来なかった猛が、ナーヴギアを外してから初めて発した言葉だった。
「え?」
あまりの出来事に、呆けた表情で小鶴が見た猛の顔は、麻痺した顔面筋肉を総動員して微笑む、優しい笑顔だった。
「……、あ、当たり前じゃない、そんなの当然よ!」
こみ上げる涙をこらえ、小鶴は泣き笑いの笑顔でそう答えると、メディキュボイドのベッドの上に上がり、猛の足を跨ぐ様に膝立ちとなり、猛を思い切り抱きしめた。抱きしめ返す猛の両腕の力は、弱々しくも以前に比べると力強く回復しているのを実感しながら、小鶴は猛の耳元にそっと囁く。
「今日も……、するんだよね、タケちゃん」
顔を赤らめる小鶴に、猛も恥ずかしそうに頷いて見せた。
「大好きよ、タケちゃん」
小鶴はそう言って、猛と長い口づけをかわす、そして猛の腕から点滴の針を抜いた。腕に固定するためにの絆創膏で針とチューブをまとめると、小鶴は猛の腿の上を跨ぐ様に座る。猛の足に負担がかからないよう、ベッドに触れている膝と爪先に体重をかけるが、小柄な小鶴はそれでも内腿が猛の腿の上に乗ってしまう。
「重くない? タケちゃん」
「だい……じょう……ぶ、かるい、か……るい」
「!? ……タケちゃん、愛してる!!」
上目遣いで問いかける小鶴に、猛はそう言葉にして答えた。再びの猛の言葉に、小鶴は感極まって抱きついた。二人は長い抱擁の後に目と目を合わせ、再び熱い口づけをかわす。お互いの気持ちが高まり、唇を離して見つめ合う小鶴と猛。小鶴は猛から目を離さず、手探りでメディキュボイドのスイッチを操作して、病室のドアをロックした。そしてゆっくりとキャミソールワンピを脱ぎ捨て、猛の着ている甚平タイプの病院着の結び目をほどく。そして猛の両腕を取り、ブラのフロントホックに導いた。
「ねぇ、タケちゃん……、私恥ずかしくてこれ以上自分で脱げないの、お願い、脱がせて」
上目遣いにそうおねだりする小鶴に猛は「仕方ないなぁ」といった目で返事を返すと、不器用な手付きでフロントホックを外し始めた。これはおねだりを隠れ蓑にした、猛のリハビリ運動である。細かい指先の動きが与える脳への刺激が、猛の脳神経運動ネットワークの再構築に良い影響を与えるからだ。
猛が求め、小鶴が始めたのは、猛の精通介助である。身体が動かないだけで、他の生体機能は完全に健康体の猛は、同年代の健康男子と同じく、精通が有る。しかし、身体の自由を失った猛は、他の男子同様に溜まった精子を処理する事が出来ず、それは夢精という形で現れていた。メディキュボイドに入る前の入院先の病院で、若い女性看護師にその後始末をされた猛は、大いに恥じ入っていた。その事実を知った小鶴は、猛に恥をかかせまいと、それから週一回ペースで精通の手助けを行っている。猛のみが下半身を露出させ、恥ずかしい思いをさせるのには抵抗を感じ、小鶴は自分も全裸を猛に晒し、介助は疑似SEXという形で行われていた。いくらSAOで、猛とヴァーチャルSEXの経験が有ったとしても、年齢的にはまだ高校生という年頃の小鶴である。幾ら愛する猛が相手でも、現実世界で全裸を晒すには、余程の勇気が必要だっただろう。
本来ならば、先程の小鶴の言葉の「今日も」が示す通り、今日は精通介助の予定日では無かった。実は昨日既に済ませていたのだが、それでも今日しなければならない理由が有ったのだ。
その理由とは、今日のALOでのリーファの行動である。リーファの大胆なヒョウに対するスキンシップは、レコンを激しく動揺させたと同時に、ヒョウも激しく動揺させられていた。道中二の腕を胸の谷間に挟まれたり、呼び方を認めた時に抱きつかれ、胸を押しつけられた時、ヒョウは必死に平静を装って耐えていたのだ。
盟友キリトの妹で、剣を通じて自分になついているリーファは、ヒョウにとっても妹を思わせる存在だ。無意識にやっている様子のリーファを、邪険に突き放す訳にもいかず、さりとてパーティーの面前で指摘して恥をかかせるのも忍びない。なるべくリーファのスキンシップを意識しない様に、頭の中で円周率の暗証をして誤魔化していたヒョウだったが、二の腕を胸の谷間に挟まれた時、遂に暗証に詰まってしまった。
SAOに比べ、短期間のうちに格段に進歩発展を遂げ、そして進化をし続けているALOのアルゴリズムは、リアルの直葉のそれに限りなく近い感触を最適解として、その情報をヒョウの二の腕に伝えていた。それが、暗証に詰まった原因である。
平静を取り繕い、再び暗証をやり直そうとしたヒョウは、ここでしょーもないが重大な事実に直面して、内心の動揺は更に深刻化の一途をたどり、突き進んでいく。
ええい、もう一度最初からやり直しだ! えーと、円周率……、π=π=……パイイコール? ……パイ……パ、パイィイイイイ!! ダメだダメだ、素数だ、素数にしよう……
間も無くその素数にも詰まったヒョウは、遂に歩く事を含めて全てを放棄し、リーファに飛ぶ事を提案してスキンシップから逃れる事に成功する。そうしてツウと二人きりになって、今日する事を頼みこんだのだ。ヒューヒュー、お盛んですねぇ。と、ユウキに冷やかされはしたが、若いヒョウとしては今夜の事を思うと、背に腹は変えられない深刻な状況だったのだ。それほど迄に、リーファの胸が与える破壊力は凄まじかった。一人で起き上がろうとして失敗したのも、必死に言葉を発したのも、全てはその照れ隠しだったのだ。
全てお見通しの小鶴には、そんな猛がいとおしく思えて仕方がなかった。猛が何とか外したブラジャーを、小鶴は肩から落としてから膝立ちの身体を伸ばし、猛の頭を抱いてその唇を自分の乳首へと導いた。
「あんっ」
猛がしゃぶりつく唇と舌の感覚が、小鶴の心と身体の芯を刺激する。歓喜で顔を上気させた小鶴は、猛にもその喜びを分け与える為、手を取って自分の乳房に導く。介助を始めた頃は、猛の手の上から自ら手を動かし、揉んで感触を楽しませていたが、和人のVRグローブの効果で猛は腕を支えてやれば、自らの力で揉む事が出来る様になってきている。介助をする度に力強く繊細になっていく猛の舌の動きと手の動きが、小鶴に快復を伝え喜びを与えていた。その喜びは小鶴の性感を刺激して、甘い声をあげさせる。その声を聞いて、猛は小鶴の乳首から口を離し、胸の谷間に顔を埋め、両手を背中に回す。抱き締めるというには弱々しい力で小鶴を抱く。己の性欲に溺れる事なく、猛は自分の事を大切にしている、それを感じた小鶴の胸がキュンと弾む。
黒のサムライでもなく、無敵のヒョウでもなく、一刀両断のインプでもなく、剣聖でもない、ましてや剣の芸術家でもない。このタケちゃんは、世界中の誰も知らない、私しか知らない私だけのタケちゃん。
可愛いタケちゃん
私だけのタケちゃん
愛してる、世界中の誰よりも愛してる
私はタケちゃんのもの、全部全部何もかも、私はタケちゃんのもの
猛への想いが、小鶴の心を熱くする。その高ぶりが子宮を刺激して、股間に熱いものを感じさせる。
もうダメ、これ以上我慢したら、パンツが汚れて、タケちゃんにはしたない女の子だと思われちゃう。
小鶴は顔を赤らめ、熱い吐息と共に耳元で囁き、猛に哀願する。
「タケちゃん……、お願い……、パンツも、パンツも脱がせて……」
小鶴は恥ずかしそうに目をふせながら、猛の両手を自分のショーツの腰へと誘導する。そして恥ずかしい蜜が、ショーツを汚す前にと、甘い声で小鶴は猛を急かすのだった。
「お願い、早く……」
猛の手がゆっくりと腰から外腿へと降りていく、この瞬間は小鶴にとって、精通介助を始めた時から変わらず、一番恥ずかしい瞬間だった。しかし同時に最も嬉しい瞬間でも有った、軽い目眩を伴うエクスタシーが、小鶴を更に大胆にしていく。両手をベッドに着いて膝と腰を高く上げ、露になっていく秘密の一番恥ずかしい場所を、猛に見せつける。猛の両手は膝から足首に移動すると、小鶴は足を猛の手首の外に移動させ、ショーツから足を外す。
猛のために普段は大切にしまい込んでいる小鶴の秘密の部分には、同年代の女の子に比べて薄く短い陰毛が、申し訳程度に生えている。そして薄い陰毛では隠しきる事が出来なかった一本線の秘密の扉が、未発達な小陰唇を守る様に閉じていた。
ビクン
二度目の軽いエクスタシーで身を震わせ、小鶴は膝をついて猛の病院着を脱がせると、そのまま猛の上半身を抱えてベッドに寝かせた。
「タケちゃん……」
トロンとした瞳の小鶴は、猛と唇を合わせ、舌と舌を絡めてお互いの気持ちを確かめ合う。ねっとりとした、糸をひく様な口づけを交わした後、小鶴は両手を着いて上半身を起こし、猛の腹部から股間に移動する。小鶴は硬く勃起した猛のぺニスに、下から支える様に手を回すと、秘密の扉を開いて挟み込む様に大陰唇で包み込み、素股の要領で腰をゆっくりと前後に動かし始めた。大陰唇に覆い隠された小鶴のクリトリスが、猛のぺニスに触れて熱さを感じ取る。その熱さが小鶴の子宮を直撃し、膣の中から止めどなく熱い蜜が溢れ出した。
ああっ、タケちゃん……
小鶴の腰つきが激しくなっていく。
ああ、欲しい、欲しい、タケちゃん……
小鶴が夢中で腰を振っているうちに、勢いの弾みで猛のぺニスの亀頭部分が小鶴の膣の入り口、処女膜に触れてしまった。
「あはん……」
高まった性感が、小鶴の膣口から快感を子宮と脳髄に伝える。
入れたい
小鶴の動きが一瞬止まる。
入れたい、入れたい、入れたい! 全部あげて一つになりたい!!
小鶴はそう逡巡するが、腰を上げると猛のそそり立つぺニスを臍に向けて倒し、ぺニスの裏側に素股で刺激を与え始めた。
これは、精通介助が総務省派遣の看護師に知られ、カウンセリングを受けた時に、きつく注意された事だった。
絶対に一線を越えてはいけない。一線を越える時は、最低でも猛が松葉杖で行動できる迄にリハビリが進んで、快復した時である。
理由は安易に一線を越えると、介助が介護に変質してしまう恐れがあるからだ。というのが、その看護師の言葉である。一線を越えなければ、小鶴の全部を求めて猛は今以上に意欲的にリハビリに取り組む事もあり得る。しかし一線を越える事で、動けなくても小鶴が何でもしてくれる、と、そう猛が辛いリハビリを投げ出してしまう可能性もあり得るからだ。それでは本末転倒で、猛の為にはならないと、小鶴はそう釘を刺されていたのだ。小鶴はその言葉を忠実に守っている。
刺激を与える猛のぺニスの先端から、透明な粘りけの有る液体が先走って溢れてきた。それを指先に感じた小鶴は、身体の向きを変え、猛の顔に背中を向けて、彼の股間に顔を近づけていく。いとおしく手で玉袋と竿を愛撫しながら、小鶴は猛のぺニスに口づける。その快感に猛は思わず「うっ」と声を漏らす。小鶴の口が与えた快感で、猛のぺニスはその怒張を増し、ビクンと反り返る。小鶴はそのぺニスをいとおしげに愛撫しながら、玉袋を口に含み舌で転がす。
んっ……、ふっ、ふっ、チュッ、チュッ、チュッ……
音をたてながらしゃぶりつく小鶴の頬に、熱く勃起した猛のぺニスが触れて興奮を増す。小鶴は猛が視覚的に楽しめる様にと、片手で割れ目を開き、惜しげもなくヴァギナを晒しながら、ぺニスに舌を絡みつけ、舐め上げていく。
「んっ……タケちゃん、気持ち良い? タケちゃん、大好きよ……、んっ、ふっ、ふっ、タケちゃん、我慢しないで、今日も私の口の中に、いっぱい出してね」
小鶴が猛の亀頭を咥えて、舐め回す。猛にもっと気持ち良くなって欲しいと、小鶴は猛のぺニスを口の中全体を使って愛撫する。
クチュッ、クチュッ、ジュルジュル……
音を立てて猛のぺニスにしゃぶりつく小鶴の身体の芯に、痺れる程の快楽が貫いて行く
「んんんんっ、あんっ」
小鶴は快感に一瞬ぺニスを口から出してしまい、仰け反ってよがり声を上げてしまった。
「ああん、タケちゃん」
見ると、猛が自分のヴァギナを口で愛撫をしていた。猛の身長は百八十センチ有る、対して小鶴の身長は、夢の百五十センチ手前の百四十九センチで止まっている。この身長差でシックスナインをするには、身体の自由が利かない猛には相当無理が有ったが、自分だけが気持ち良くなる事に猛は忸怩たる想いを持っていた。コヅ姉にも気持ち良くなって欲しい、そう思った猛は、必死に身体を曲げて小鶴のヴァギナに口づけしていた。ぎこちなくも、愛情のこもった猛のクンニに、小鶴の中で快感がうねり、暴れていく。
「ああん、タケちゃん、ダメ、変になっちゃう、ダメ」
快感に身を捩る小鶴の膣襞から、止めどなく愛液が分泌され、溢れ出す。その愛液を一滴もこぼすまいと、猛は小鶴のヴァギナを丹念に舐めて愛撫する。小陰唇、クリトリス、膣口、処女膜、猛は一つ一つをいとおしげに舌を這わせて小鶴に快楽を与えていった。
クチュクチュと恥ずかしい音を立てて、小鶴の膣から全身に快感が駆け巡る。ビクンビクンと身体を震わせ、小鶴は嬌声を上げて腰を振る。
「ああっ、タケちゃん、気持ち良い、イッちゃう、私イッちゃう、ダメ、ダメ……、あんっ、イクッ、イクゥウ~~ッ、アアアアア~~ッ」
快感のうねりに腰が砕け、うつ伏せに倒れ伏して軽い痙攣をした小鶴は、荒い息を整えてから可愛らしい膨れっ面を猛に向けた。
「もうっ、ダメだって言ったでしょう、タケちゃんのエッチ。お返しなんだから」
そう言って小鶴は、猛のぺニスにむしゃぶりついて、激しいフェラチオで責め立てる。先に小鶴をいかせた余裕から、隙ができたのか猛は小鶴の報復のフェラチオ攻撃に、呆気なく射精してしまった。小鶴は猛の精子を全て口の中で受け止め、尿道に残った精子も残らず吸い出して飲み干した。それから猛のぺニスを丹念にお掃除フェラで清めていく。その健気な小鶴の姿がいとおしく、猛はもう一度小鶴のヴァギナに口づける。
「キャン。……タケちゃん、ダメよ、ああん、タケちゃん」
小鶴は猛に抗おうとするも、その舌の動きに快楽がぶり返して、思わず身を委ねてしまった。
「だい……すき……だよ、かわ……いいコヅ……ね……え。いつ……も、ほん……とに……、あり……がと……」
猛の言葉は、小鶴の心を貫いて、快感を倍増させる。
「ああん、タケちゃん、好き、私も、大好き……、愛してる、愛してるんだからぁ~~。アアッ、イクッ、またイクッ、タケちゃあ~~ん、イクゥ~~ッ」
感涙にむせび、自分の胸の中で痙攣しながら顔を埋める小鶴を優しく抱きしめ、頭を撫でる猛は 小鶴を喜ばせた満足感の中に、チクリと胸に突き刺さる痛みを感じてもいた。それは今日の冒険で出会ったノームの兄弟に呼び覚まされた、決して消してはいけない記憶、後悔。SAOで自分が犯した償いきれない罪。小鶴の為だけではなく、その罪ときっちり向き合う為に、自分は早くリハビリを終えなければならない。猛はそう決意を新たにするのだった。