こちら日本国行政特区魔界風俗街2丁目8番地リサイクルショップ【大慈大悲館】 作:一条和馬
皆様、この度は『魔界乳業』工場案内ツアーにご応募頂き、誠にありがとうございます。
本日はわたくし、オーク族の『オーク山崎』が案内役を務めさせていただきます。よろしくお願いします。
それではまず、工場に入る前に、皆様には簡易の検査と、保護服の着用をお願いします。では、扉の向こうでまた会いましょう。
……お待たせしました。それではまず、第一区画のご説明から。
「いやぁ! 離してぇ!」
「出して! ここから出してよぉ!!」
第一区画では主に、新たに『入荷』したメス個体の身体検査や、仕分けが行われます。この仕分けによって付けられたランクは工場内ではあまり意味を成しませんが、お客様のご要望により『出荷』する際の値段の基準となります。
「くそっ! 離せ! 離せってんだよ!!」
……おや、あそこに好戦的なメスがいますね。アレは、昨日『入荷』したばかりの人間ですね。折角なので皆様、本日はあの個体がどのような工程で工場勤務を始めるのか、追いながら解説していきましょう。
その前に、彼女の簡単な身の上話を。……お客様、こういうのお好きという顔をされていますので。
こちらの第一区画で本名などの個人的情報は全て破棄されますので、現在彼女は『H83番』と呼ばれています。ランクは最低ランクのE。名称の意味については後程、然るべき場にて解説させて頂きます。
それまでは……失礼、『ミヤシタ マコ』という名前を使用していたようですね。
行政特区に修学旅行に来ていた学生だそうですが、そこで同級生の人間を『淫魔みたいな乳の女』と罵っていた所を拘束、行政特区内特別法に基づき我が社での半年間の強制労働が決定いたしました。
種族入り乱れるこの令和の時代に差別なんて、時代遅れもいい所ですよ。
さておき、彼女は素行が悪く、また、身体検査によって人間換算で未成年の個体でありながら、禁止されているアルコールやニコチンなどの体内接種を頻繁に行っているという結果も現れました。
これはいけませんね。
本来は母体に相応しい『改造』を施しますが、こういったケースの場合、まずは『治療』から開始する事になります。
「なっ、何するんだよ! 離せよ!!」
まずは衣類を没収し、治療台に固定します。
彼女の場合は『強制労働』なので保存されますが、そうでない場合は適切な手順で解体され、マナに変換されます。
話を戻しましょう。
「もがっ! もがもがっ!?」
まずは肺の中を清掃する為に口から専用のチューブを挿入します。元々『魔界』では切開がメジャーだったのですが、こちら側の医療技術によって『母体』への負担を最小限に抑える事に成功しました。
「んーっ! んーっ!!」
そしてこちらは本来の行程でもあるのですが、肛門から胃に向かって同類のチューブを挿入します。腸内に残った老廃物の強制摘出するのですが、彼女はそれに加えて胃の洗浄も行います。
「……ぷはっ! げほっ! えほっ!!」
おや、肺の洗浄作業が終了したようですね。彼女はマナの“回り”が早い体質の様です。
「……!?」
そのまま肛門から挿入したチューブ全体から、マナを放出。『母体』に適合する様に内側からの『改造』を行います。
「何これ……気持ち……いひぃぃぃぃぃぃん!」
『改造』に際しては『母体』が痛みを感じない様に、全ての感覚を快楽に変換してから行われます。人間種は100年という短い年月の中で種を残さなければいいけない関係上、他の種族より快楽に強いのが特徴です。特に調整が厄介なのがエルフなどの長寿の種族です。彼らは子孫を残すという行為自体を数百年に一度しかやってこなかった種族なので、人間と同じ感度まで上げるとすぐに『破棄』しなければならなくなります。
「んひっ……あっ♡ これっ……いひのぉぉぉぉ♡」
この第一区画は名の通り一番最初の行程でありますが、一番繊細な調整が求められる、正しく本社が世界シェアトップを取れた最大の見所でもあります。
マナの調合方法などにつきましては、残念ながら社外秘でございますので、わたくしの方からお伝えする事は出来ません。ご了承ください。
「ちがう……ゆっくんのチ○ポより何倍もきもちいのおおおおおほぉん♡」
<ブッシャアァアアァ!>
絶頂を迎えたようですね。『母体』への改造は完了でございます。適切な『治療』を行った事により、彼女のランクもEからCへとグレードアップします。
これから彼女は第二区画へと運ばれ、本格的な業務が開始します。
それでは皆様、移動しますので、わたくしに着いて来てください。
第二区画は合計三つのエリアに別れており、八時間ごとに交代で一つだけ稼働する様にしております。分かれている、と言っても一か所で約500体は同時に『搾乳』が可能となっております。
こちらは現在清掃中のエリアですね。専門の清掃員によって隅々まで洗浄し、商品や『母体』の衛生管理を徹底させております。もう一つのエリアは清掃も終了して稼働待機中です。この三エリア構成にした事によって、万が一『何かしらの事故』が起きた場合に一エリアを一時封鎖しても運営に支障が出ない様になっております。……最も、このシステムを採用してからはそういった事はありませんが。
色気のないオークの長話など飽きてきた頃合いでしょう。
それではお待ちかねの、第二区画『人間牧場』のご案内です。
<パンッ! パンパンッ!! パンパン!>
「あっ♡ あんっ♡」
「んひぃ♡ いいのぉ♡」
『人間牧場』というのは社長が命名したのですが、無論、人間以外も同じエリアで『搾乳』しております。
「にゃあぁん♡」
見えますでしょうか、一番手前のメスは猫科獣人ですね。その二つ隣はエルフになります。
「はひっ♡」
丁度、先程の『H83番』が担当のオーク族によって運ばれて参りました。H……ヒューマンの83番台に固定されます。
<ガチャン!>
四足歩行の種等もいる為、『母体』は全て四つん這いの状態で首を固定します。その後、備え付けられた搾乳機を装着すれば、準備完了となります。
「きてぇ♡ はやくぅ……♡」
第一区画で『改造』を行った『母体』は常時発情しております。その為、前戯などは必要なく、すぐに業務を開始することが可能となっております。
それでは皆様ご注目。担当オークのペニスが、『母体』の膣に挿入されます。
<ズブッ…… ズブブッ……>
「おほっ♡」
<ズボッ!!!!!!>
「おおっ♡ おおおおおおおおおおっ♡」
……中々に雄々しい声ですね。こういった『母体』はとても良質な乳を出してくれるので、とても期待しております。
<ズンッ! ズンッ! ズンッ! ズンッ!>
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あーっ♡♡♡」
本来のタフネスさに加え、特殊訓練を受けたオーク族のオスは絶妙なバランスで『母体』に刺激を与える事が可能です。無論、他社では多種族のオスも混じって行う場合がありますが、本社では一貫してオーク族を専属とし、彼らの雇用窓口として機能しております。
先程の『一エリア八時間理論』も基本的に多種族より絶倫であるオーク族がいるからこそ、安定して回せるといっても過言ではないでしょう。
……え? わたくし、ですか?
いやぁ、昔からこういうの苦手でして。社長の勧めで営業部に入り、何とかクビにされない様に日々精進する毎日を送らせてもらっております。
「だめっ♡ イクッ♡ イッちゃうのぉぉぉぉぉ♡」
おっと『H83番』から初めて『搾乳』が行われます。皆様、彼女の晴れ姿をどうぞしっかり、目に焼き付けていってください!
<どぴゅっ♡ どぴゅるるるるるるる♡>
「あーっ♡ あっ♡ ああぁーーーーーーーーーっ♡♡♡」
<ぴゅるっ♡ ぴゅーーーーーー♡>
……ふむ、少々少ないですが、回数を重ねる事に量が増える事もあるので、まだなんとも言えませんね。バストサイズの問題も、数日も勤務していれば解決するでしょう。
「もっと……♡ もっとしてぇ……♡」
そう言えば皆様。『母体』の中には乳房を固定されたメス個体が居る事にお気づきでしょうか?
一応、本工場の目的は『乳製品の生産』ですので生産に適するバストサイズ以上に成長しないよう、一定値を超えると拘束具を使用する事になっております。
最も、メス個体によっては想定以上の成長を遂げたり、また、クライアントからの要望でそういった『商品』を求められた場合、個別に用意された別室にて搾乳される事もあります。
これには理由があり、一定値以上のバストサイズになってきますと、模擬性行為を必要とせずに射乳したり、スタッフ複数名による『乳搾り』でやっと放出したりなど、かなり個体差が出てきてしまう為です。
ただその分、彼女らの乳は量も質も段違いの寮になるので、ある種のVIP対応ともいえるかもしれませんね。
次は第三区画ですが、男性の皆様。そろそろムラムラしてきた頃合いではないでしょうか?
今回は特別に、Aランク『母体』との模擬性行為体験が出来るスペースを隣の部屋にご用意致しました。
事前の検査で皆様の好みにあうメス個体を見繕わせて頂きましたので、どうぞ時間の揺する限りご堪能下さい。
もし『ご購入』を希望の際は、ツアー終了後、スタッフへとお気軽にお尋ねください。
では、女性の……今回はお一人なんですよね。他の男性のお客様と同じく模擬性行為も出来なくはないのですが、生憎本工場ではオス個体の『母体』は取り扱っておらず、社員用ではありますが、休憩室がございますので……。
……え? 入社希望、ですか?
すいません。現在事務員の募集は打ち切らせて頂いておりまして……。
え? 『母体』希望?????
こ、こういうのも変ですが、良いのですか?
いっ、いえ! 志願も受け付けてはいるのですが、その、ツアーに参加された女性から志願者が出るのはわたくしの担当では初めてでして……! えっと、どうしようかなぁ……。
と、とりあえず、社長に相談してみますね! 少し失礼します。
…………。
あ、社長。私です、オーク・山崎です。……オクヤマです。はい、はい……。えぇ、実はですね? 今回のツアー参加者の中に『母体』希望の女性がおりまして……。えぇ、お送りした資料の中にいるお方です。……はい……はい、分かりました。その様に。
大変失礼いたしました。社長が暇を持て余し……ゴホン、失礼。丁度手が空いているという事で、社長自らご案内する、という段取りで決定致しました。
まもなく到着いたしますので、その後正式に『母体』としての検査、『改造』を受けて頂きます。
……恐らく“元の理性を保ったままお会いするのはこれ最後なので”今の内に言っておきましょう。
『魔界乳業』へようこそ! 本社は貴方の様な優秀な『人材』を歓迎いたします!