afnすとーりー:キツネノボタンとの日々 X指定版 作:hiden456
夜。任務を終え帰ってきたキツネノボタンと夕食を取り、その後自分の私室で鍵をかけ、二人きりになる。騎士団の団長や基幹要員の個室にはシャワーやトイレも完備されており、実際の所夜の営みには重宝している。
「じゃ、団長、下脱いで」
そうベッドに腰掛けた彼女に命令される。雰囲気も何もあったものでは無いが、これはお仕置きなのだと納得し、ズボンを脱ぎ捨てる。
「おー、良い脱ぎっぷり。それじゃあ、下着も脱いで。そっちはわたしに渡しなさい」
…いきなり下半身丸出しを要求された。これまで彼女とのプレイで着衣プレイは何度もしているし、自分だけ裸、あるいは彼女だけ全裸みたいな事も何度かしているが、それらはお互いに脱がせたり自発的に脱いだりした結果であり、相手に脱げと要求したりされた経験はあまり無い気がする。
「団長、早く、早く。じゃないと続き、してあげない」
お仕置きの続きのお預け宣言と言う喜んで良いのか悲しんで良いのかよく分からない脅しを受けたので、とりあえずパンツも脱ぎ、要求どおりに彼女に渡す。
「団長、わたしが昼に何で悲しかったか教えてあげる」
そう言ってキツネノボタンはこちらの下着を顔に当て思い切り息を吸い込んだ。
そのままうっとりした顔を此方に向けて、思い出したかのように顔をしかめる。
正直最愛の彼女がそんな事をしているとゾクゾクするが同時にものすごく勿体無い気持ちにも襲われる。勝手に一人で楽しもうとした事は本当に悪かった、そう言って彼女の隣にしゃがんで擦り寄る。
キツネノボタンはこちらの下着をベッド脇に置き、こちらの頭をがしがしと撫でてきた。
「わたしの気持ち、分かってくれた?」
反省してる。
「じゃ、お仕置きしてあげる。団長、そこに座って」
キツネノボタンがベッドの上をぽんぽんと叩き指示する。言われたとおりにそこに座り彼女の方を見る。
「手、出して?」
右手を差し出す。
「両手」
左手も差し出す。キツネノボタンはそんな自分の手首をタオルで巻いてそのままきゅっと縛ってしまった。
「団長、別に本気で抵抗するなら、タオルくらい外せるよね」
ワルナスビのように縄抜けに覚えが有る訳では無いが、確かにこのくらいなら頑張れば外せるだろうし、身じろぎすれば緩むだろう。
「でもこれはお仕置き。わたしは団長にいっぱい我慢して欲しい。だから、外さず我慢、できる?」
彼女がこちらの目を見つめながら言って来る。お仕置きなら仕方ない、そう受け入れを示す。
「もしはずれたら、もっとお仕置き、しても良い?」
そう彼女に聞かれる。…いつか使おうと、そういうプレイ用のソフト枷も、買ってどこかに置いてあったのだが、もっとお仕置きされると言う甘美な響きのせいで言いそびれてしまった。特に問題は無いだろう。
「じゃ、団長。足開いて。勿論、隠しちゃだめ」
キツネノボタンに指示される。流石に恥ずかしいので顔は逸らしながら、彼女の言うとおりにする。
「団長の、大きくなってる。今日ここまでに、そんな嬉しい事あった?」
恥ずかしさでも興奮するのはおかしい事では無いと言い訳だけする。
「そっか。じゃあ、お仕置きしてあげる。でもその前に、団長、わたしにこれ、どうされたいか教えなさい」
そうキツネノボタンがこちらの股間を指差しながら問う。
もちろん気持ちよくして欲しいしイかせて欲しい。彼氏彼女なのだから当然だ。
「そっか。じゃあ気持ちよくしてあげる。お仕置きだけどご褒美だから、ちゃんと喜んでね」
そう言って彼女は自分の股間に足を伸ばしてきて、そのまま足で触れる。
大事な場所を足蹴にされているという非現実感に股間が思わず反応してしまうが、キツネノボタンは知った事では無いとばかりに足でこちらをどうにか刺激しようといろいろ動かす。
「ん、難しい」
手ほど繊細には動かない足による愛撫。効率的に気持ちよくはなれないじれったさやもどかしさに、加減の聞かない乱暴さ強引さまで加わって、正直ものすごく気持ちが良いとは言えない。
だがそれでも体は刺激に対して素直に反応し先走りを垂らすし、彼女に抵抗する気は無いと言う自分の心もまた体に影響を及ぼす。
結果として、客観的に見れば自分はがくがくと体を震わせながら、彼女の愛撫に耐えているようにしか見えない。
「団長、気持ちいい?」
気持ちいいがイけるかは分からない。切なくてもどかしい。
「結構気持ちよさそうに見えるけど、いまいち?」
いまいちではない。十分気持ちよいが、イけない気持ちよさもあるだろう。
「そっか。じゃ、イきそうになったら言ってね。寸止めしてあげる」
そう笑顔で此方に応じたキツネノボタン。夜はまだ始まったばかりだ。
(一応書き貯めからの投稿なんだけど)投票期間中、周回してると脳がバグりますね