どうもお久しぶりです。何か続編できたので作りました。これはそれの始まりみたいなもんです。次回はR-18ですね。時間があればですが。他のシリーズもあるし仕事もあるので
今日は仕事が休みの休日。日課の録画したプリキュア鑑賞を沙希とけーちゃんと見ている。
「いいなーさーちゃんは」
「ふふ、けーちゃんはまだ早いよ」
沙希のお腹には二人目の子の命を宿している。名前は愛希(あき)……また女の子だ。あの後、搾り取られたが沙希を心配させてしまったのは俺の責任だ。何度も謝罪して許しを貰えた。今はより愛おしく沙希を思っている。お腹を優しくさすり微笑んでいる。
「ねえ八幡幸せ?」
「そうだな……俺は幸せだな」
「本当にそう?」
「……ああ」
「あの二人でしょ?」
図星……というか的確な指摘に黙り込んでしまう。沙希が額と額を付けてそれから抱き締めてくれる。
「雪ノ下と由比ヶ浜でしょ」
「……俺は」
「八幡、どんな結果になってもいいからあの二人と向き合って」
「俺が気を許して関係を持ってもか?」
「もうけーちゃんと関係を持ってるから今更じゃん」
うわぁ、家の嫁が逞しくて素敵過ぎてもう……好き。同時に視界が潤い始める。
「沙希……ぅぁ、俺はあいつらの事が好きだったんだ。だけど、沙希と付き合って結婚して距離感が分からなくなって式の時どんな顔をすればいいのか分からなくて祝ってくれたけど、でも本当にそう思っているのか……」
「うん、うん。辛かったね八幡。一人で背負い込もうなんてしないでよ。アタシも一緒に……ね」
沙希の胸の中でひたすらに泣いた。泣いて泣いて泣いた。赤子のように……本当に良い嫁さん貰ったな。感謝しかない。沙希がより愛おしく思う。
「沙希」
「何?」
「一緒に惰眠を貪ろうか」
「ふっ! くふふっ! いいよ。一緒に寝ようか」
「もー置いて行く! わたしもわたしも!」
沙希とけーちゃんと抱き合いながら沙希と寝てるベッドに潜り込む。沙希とけーちゃんに甘酸っぱい口づけをして……
「沙夜も一緒に寝ようね。ほらパパでちゅよ〜」
「起きないな……お休み沙希、沙夜、けーちゃん……そして愛希……元気に産まれてくれ」
夢を見た。高校を卒業して大学も一緒に通って。この二人と人生を共にするかもと思ったでも、沙希と再会してデートを重ねて……お互いに好きになって……でも結局は……
職場も一緒になった。だが仕事だけの付き合いになった……由比ヶ浜はもう……ヒッキーとも呼んでくれない。俺達の関係は結局は……
ああ……そうだったんだ。俺はあの二人の事が忘れられないんだ。
ふっと目を覚めると八幡が涙を流していた。嫌な夢をみているのかそれとも……捻くれてる癖に優しいのが好きになった。間違っていたアタシを諭してくれた。だから……今度はアタシが助ける。何があっても愛するから八幡。お腹にいる子も沙夜もけーちゃんも大志もアンタの味方だからね。
アンタの幸せはアタシの幸せだから。
それから暫くして京華ことけーちゃんが高校卒業間近になって小町やお義母さん達と一緒に祝いのパーティーを開いた。親父もお義父さんは飲み潰れ、お袋とお義母さんが後片付けをする。それが終わり家で泊まるけーちゃんが俺と沙希の布団に潜り込んできた。
「えへへ……二人の布団温かいな」
「もうけーちゃんったら……八幡?」
「そうだな、けーちゃん」
沙希と一緒にけーちゃんを優しく抱きしめる。けーちゃんの頭を胸に寄せ頭をゆっくりと撫でる。髪を下ろしてる姿を見ると似てるな。
「そういえばけーちゃんは進路どうすんだ?」
「わたしね、短大を受けて保育士さんになるの」
「そうなんだな……よかった」
「それとねはーちゃん……」
「その時は今度こそ『家族』になろうね♪」
果たして彼女が言う家族はどういう事なのか……その時の俺はまだ理解できなかった。
明日は日曜日だ。答えはその時に……
いつまでも沙希を心配させる訳には行かない。覚悟を決めないとな……
おまけ
「ねえねえ、はーちゃん」
「どしたー」
「何時も寝る時さーちゃんと一緒だね。どうしてなの?」
「最初は別々に寝てたらさーちゃんが拗ねたから。でも俺も沙希が恋しくなって毎日一緒に寝てるぞ」