何故そんなにエロい格好してるんだ? 作:イヌヌワ!?
綾瀬ちゃんを脱出させる日が来た。独房の中で軽く準備を始める。
「本当に私を逃がすつもりなの?貴方を信じて良いのか分からないわ」
「信じてくれなくても良いけど、後から脱出のチャンスが来ると思う?」
「……無いわね。分かったわ。貴方を信じる」
綾瀬ちゃんの了承を得た所で独房を出る。今綾瀬ちゃんは手錠と首輪を着けている状態だ。捕虜の移送に偽装する為に。
「さて、目的地は……西側の区画か。デバイスの受け取り地点も通り道だし、大して問題は無さそうだ。あぁ、綾瀬ちゃん、今から喋ったらダメだよ。本来捕虜には質問以外は答えられない様に薬を投与してるから。何があっても反応したらダメだよ?その首輪も実物は爆発する奴だからね」
「……」
綾瀬ちゃんは黙って頷いた。捕虜の扱いって案外酷いんだよね、青の世界って。
綾瀬ちゃんを連れて歩いている途中、何人かのバトルドレスや人間のスタッフともすれ違ったが、特に怪しまれる事も無かった。首輪は捕虜の証だから無条件で警戒心を解くんだろう。バトルドレスなんてそうプログラミングされている。人間はそもそも興味を持って居ないんだろう。だからかなり安全に移動出来る筈だったんだけど……
「貴方、Ⅱ-3とパートナーを解消されたのよね?あの劣化コピーですら使いこなす貴方の腕……私と組まない?」
typeⅡさんに絡まれた。この人、リゲルのパートナーだった時に矢鱈と絡んで来たんだよな。リゲルのオリジナルってだけあって見た目も似てるし、美人なんだけどリゲルを見下してる感じがあって好きになれない。でも服装は例に漏れずにエロいです。そこは好き。
「次のパートナーは上の人が決めるんで……ご縁があれば組む事になると思います」
「それもそうね。それで、今は捕虜の移送中?」
「そうですね。早く終わらせて休みたいので行って良いですか?」
「ええ、邪魔したわね。行って良いわよ」
「では失礼します」
足早にその場を去ろうとする。あまり長居するとバレる可能性があるからだ。
「……待ちなさい」
「何ですか?」
「その捕虜、少しおかしくないかしら」
ヤバイかも。バレた?
「薬の投与はした?」
「はい。勿論」
「……意識はかなりハッキリしてそうだけど」
「でも質問以外は答えなかったですよ。何しても反応無かったですし」
怪しまれない様に冷静に対処する。typeⅡさんはかなり観察力がある。下手に焦るとバレる。綾瀬ちゃんには無反応を貫く様に言ったけど、大丈夫だろうか。
「そう、なら少し試そうかしら」
「何するんですか?」
「簡単よ」
「ちょ、何してるんですか!?」
「……!?」
typeⅡさんは綾瀬ちゃんのパンツを脱がせた。いきなりの行動に綾瀬ちゃんは反応しそうになるが、何とか耐えたみたいだ。
「あら、本当に反応しない」
「僕がめっちゃ反応するんでやめて下さい」
「ふふ、それも良いわね」
「あれ、もしかして僕への嫌がらせへ変わってます?」
「下着を着けてない捕虜を連れていく……噂が出たら大変ね?」
「性格悪い!!」
そんな噂が出たら僕は世間的に殺されるんだけど……確かに変態の自覚はあるけど、公衆の面前とかモラル的な物は弁えてる……筈。
「とにかく下着を返して……ちょおっ!?」
「下着、灰になったわね?」
レーザーソードで焼きやがった!!どうするのこれ!?綾瀬ちゃん無反応貫いてるの凄い!!ごめんね!!
「上の方も灰にしとくわね」
「待って!?マジで待って下さい!!」
「もう取ったわよ」
「早業が過ぎる!?」
え、マジでどうやったの?上の下着って簡単には取れないし……って呆気に取られてる間に上の下着も灰にされた。
「これで上も無くなったわね。でも無反応だったわ。私の思い過ごしだったみたいね。悪かったわ。じゃあね」
「下着盗んで燃やすだけ燃やして逃げた!?あんな人だったのtypeⅡさん!!」
足早に消えたtypeⅡさん。あんな性格だったのか……しかしこの状況はめちゃくちゃマズイ……ノーブラノーパンの綾瀬ちゃんを連れて歩くのはマズイって。
「…………」
ほら、綾瀬ちゃん涙目だもん。今まで良く耐えた。
「…………変態」
「僕のせいじゃないよね!?早く行こうかな!!」
僕達も足早にその場を去るしか無かった。
途中、カードデバイスを受け取り、無事に綾瀬ちゃんを連れて脱出した僕達。1番の難所は妖怪下着燃やしだったわ。後はポラリス様が根回ししてて簡単に行けた。今は人が居ない公園に居る。
「って言うか綾瀬ちゃん、カードデバイス3枚あったんだ。まぁ複数使役って難しいから3対1になるのは仕方無いか」
「複数使役、練習しないとダメね……取り敢えずお礼は言うわ。ありがとう」
「いえいえ。これもお仕事だからね。終わったらボーナス貰えるから」
「そう……青の世界も一枚岩じゃないのね」
一枚岩な世界なんて無いんだろう。綾瀬ちゃんの両親を殺した天使も、白の世界が一枚岩じゃない証明だろうし。調べないとなぁ……
「あ、そうだ綾瀬ちゃん、連絡先交換しない?天使の情報調べるから、何か分かったら情報共有しよう」
「……そうね。貴方なら信頼しても良いわ。今度会ったらちゃんとしたお礼するわね」
「互いに生きてたらね」
「ええ……ズィーガー!!」
綾瀬ちゃんがリソースを解放すると、カードデバイスから巨大な黒豹が現れる。黒の世界のプレデターか。
「んだよ、久々に出てこれたと思ったら、今回のエサは人間の男かよ」
「えっ……」
「ち、違うわよズィーガー!!この人は私達を助けてくれたの!食べたらダメよ!」
「ケッ、つまんねェ……あぁ?」
「何よズィーガー?」
綾瀬ちゃんの匂いを嗅ぐ様な仕草のズィーガーさん。あ、そう言えば綾瀬ちゃん、捕虜の間はシャワー浴びてないんだった。フォローしないと。
「あ、捕虜の間は自由が無くて綾瀬ちゃんは……」
「そ、そうよ!!あんまり匂いは」
「黙ってろ」
「……?」
何時もと様子が違うのか、綾瀬ちゃんも不思議そうにしている。しばらく匂いを嗅いだ後、ズィーガーさんは笑い出す。声カッコいいですね。
「綾瀬テメェ……発情期かぁ?」
「ハァ!?何言い出してるのよこのケダモノ!!」
「匂うぜェ。盛ってる雌の匂いだ。おいテメェ、今カードデバイス持ってるか?」
「えっと、僕は持ってないけど……?」
エンリルちゃんのは呼べば転移してくるけど、かなりイレギュラーだから誤魔化しとこう。
「聞いたか綾瀬、今アイツは丸腰だぜ?つまり好きな様に出来るって訳だ。こっちはカードデバイス3枚……どうする?」
「ど、どうするって……あの人は恩人だし、どうもこうも無いわ……」
「本当にガキだな嬢ちゃん。ここまで奥手かよ。しょうがねェ……テメェ、ちゃんと見とけよ?奥手な嬢ちゃんからのサービスにしてやる」
そう言うとズィーガーさんは綾瀬ちゃんに向かって前足を振り下ろした。
「月影葬送牙!!」
「あっ……」
衝撃波の様な物が産まれ、綾瀬ちゃんに向かって風が吹く。そしてその風は綾瀬ちゃんのスカートを捲り上げた。そう。スカートを捲り上げたのだ。思い出して欲しい。綾瀬ちゃんは先程青の世界の奇妙な妖怪に襲われ、下着を燃やされたのだ。つまり今はノーパンである。したがって捲られたスカートの中身は……
「嬢ちゃん……マジかよ!!」
「あ、ああ……いや、嫌あぁぁぁぁ!!」
「……………………おぅ」
バッチリ全部見えました。
「ッ!!キャプチャー!!ズィーガー、大人しくしてなさい!そして貴方!!」
「はいぃ!!!」
「正座っ!!」
「下は土なんですけど!!」
「煩い!!」
「はいっ!!正座します!」
こっわ!あまりの恐怖にすぐに正座する。ズィーガーさん、毎回スカート捲りしてるのかな……。そんな事を考えていると、正座してる僕の前に綾瀬ちゃんが仁王立ちする。怖い。
「さてと……見たわよね?」
「……いや「見たわよね」はい……」
「っ~。貴方に悪気が無いのは分かってるわよ。でも、流石にこれは看過出来ないわ……」
「あの、綾瀬ちゃん……いや、綾瀬さん?」
「何」
「今も……見えてます」
めっちゃスカート短いんだもん。低い視線の前で仁王立ちなんてしたら見えるよね。言った瞬間に顎に蹴りを食らう。良い威力だ。
「ゴフッ」
「……あ、その、ご、ごめんなさい……」
「だ、大丈夫……混乱するのも分かるから……と、取り敢えず正座は良くない……」
「そうね……」
フラフラになりながらも何とか立ち上がり、綾瀬ちゃんに向き直る。脳が揺れている。
「だ、大丈夫?」
「後1発食らったら意識は消えるかなぁ……」
「……そう?」
「え、何怖い」
「ねぇ」
「な、何さ」
「私と一緒に来ない?」
「えぇ?」
予想外の展開に混乱する。
「貴方が居れば色々と便利そう。それに貴方、複数使役出来るんでしょ?コツとか教えなさいよ」
「コツって言われてもなぁ。リソースの流れを掴むのは基本なんだけど、そこから別けて出す感じは説明しにくいな。拡散エネルギー波の練習する感じかな」
「何よそれ」
「拡散エネルギー波の練習した事無い?」
「無いわよ」
あぁ、男の子なら1度は練習するのに……綾瀬ちゃんは女の子だった。
「本当に一緒に来ない?」
「……その内青の世界は離れるつもりだから、その時に会おう」
「絶対よ?借りを作ったままは嫌だから」
「分かった。じゃあまた会おう。天使の事が分かったら連絡するよ」
「ええ。ありがとう」
そうして綾瀬ちゃんと別れたあと、青の世界の拠点に戻った。その後ポラリス様への報告へ向かった。
「ご苦労じゃった。いつもスマンな」
「いえ、お気になさらず」
「で、どうじゃった?」
「何がですか?」
「シたんじゃろ?あの娘と」
何を言い出すんだこの人は。誰彼構わず手を出すと思われてるのか?
「手は出してませんが?」
「なんじゃそうか。つまらんのう」
「さらっと最低な事言いましたね」
「で、次の仕事じゃが」
「流すんですね。まぁ良いですけど」
本当にマイペースだな。多少神経図太くないとアドミニストレータなんか出来ないか。
「聞いておるのか?」
「いえ、聞いてません」
「………………次はリゲルの新たなパートナー、各務原あづみの研修じゃ。リゲルとあづみと共に行動し、緑の世界の偵察へ行け」
「リゲルとですか……ちょっと気が重いなぁ……」
「がんばれー」
「めっちゃやる気の無い応援ありがとうございます」
しかしリゲルとの仕事かぁ……各務原あづみって子も訳ありっぽいし、不安だ。それにリゲルは相変わらずあの格好だろうし……よし、今日は前に撮影したリゲルとの動画で抜こう……綾瀬ちゃんのアレでムラムラしてたし。
そう思って足早に部屋に戻ると、既にリゲルと各務原あづみちゃんが部屋の前で待機していた。まさか……
「……遅かったわね。話は聞いているでしょ?行くわよ」
「き、今日は宜しくお願いします!各務原あづみです……」
どうやらすぐに出発の様だ。ムラムラしたままで行って大丈夫だろうか……
妖怪下着燃やし。リゲルのオリジナルだけあってエロい。いつか書きたい。
本編でエロが見たいのは
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イースとスイ
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うらら
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ミカエル
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さくら
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八千代
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ベガ
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メイラル
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ユイ