※この作品はR-18です。

異種族レビュアーになろう   作:卯月風流

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19話 ハーフリングの策略には勝てない

 

 

「にゃー……ミーニャは、この際ブレイクが襲撃手伝ってあげたらいいと思うにゃ。」

「はぁ?」

 

 何言ってんの? を、そのまま顔に出してミーニャの方へ向く。

 

「だってブレイクは強いにゃ。そして移動も早いにゃ。ここは街から1日と半分くらい距離は離れてるけど、きっとブレイクが本気出したら、数時間かからず街までいけるにゃ?」

「ふむ。そうだな。俺は強いし早い。だがミーニャ? ミーニャは俺に数時間全力で走り続けろと?」

 

 正直なところチート持ちだからミーニャの言う通りの移動はできる。

 移動した後も拠点の場所が分かっていれば殲滅もできるし制圧もできる。時間をかければ全員動けないように拘束して捉えることもできる。面倒だが。

 

 なのでミーニャの言うように、ソフィー達が襲撃に不安があるのであれば俺が半日程度かけさえすれば、その不安や手間を省くことができるし、おおよそミーニャの想像する通りの結果を得ることが可能だろう。

 

 

 だがしかし。

 

 俺はマラソンを喜べる程のドMではない。

 走って、しんどい思いをして気持ちよくなれる程の上級者ではないのだ。

 

 一応、チート持ちだから肉体的な疲労は少ない。少ないが、それでも疲れることは疲れるし、チート的加速移動中は色々気にしなきゃいけないことも多い。

 例えるなら高速道路で160キロで爆走している運転手みたいな感じだ。10分20分なら『ヒャッハー』気分にもなるが、2時間3時間と続いてみろ。肉体的な疲労と精神的疲労のどっちも溜まって疲労困憊になる。

 

 しかもそうやって到着したら殲滅か強奪をするという追い打ち作業。

 多分だが、俺の単独行動になるから奪ったお宝をソフィー達の指定する場所に隠しておくとか、そういったひと手間な作業も必要になるはずだ。さらに、それが終わったら、またここまで帰ってこなければならない。ブラック企業も真っ青な考えただけで疲れてしまうくらいには面倒臭さだ。

 

 そもそも、なぜ俺が移動したい場所に行く時に高速移動じゃなくて、わざわざミーニャとか女冒険者の仲間を集ってパーティで移動しているかといえば辛いことを避けてスケベしながら楽しく生きて行きたいからだ。もし労働っぽい作業をこなし疲労困憊にでもなったら疲れマラ解消の為に無意識にオナニーして死んでしまうかもしれない。俺は死なない為に疲労困憊も避けなくてはならないのだ。

 

 そもそも『貴方ならできる』『貴方にしかできない』という理由で頼まれたり任されるのは俺が避けたいと考える『勇者の生き方』そのものだ。

 この頼み文句は、少し言葉を変えれば『できるやつがやれ』『おまえしかできないんだから、さっさとやれ』だ。俺はこの世界で自由に楽しく生きると決めたから、そんな頼みは聞きたくもない。

 

 

 それにしても、俺は確か『ミーニャ側』に立って話をしていたはずなのに、こんなことを提案してくるミーニャは、なんとなくソフィー側にいるのかな? という気にもなってしまう。

 

「だって、ちっちゃい子が悩んでると、なんだか可哀想にゃ。」

「お姉ちゃん優しい!」

「おいやめろソフィー。」

 

 ミーニャの言葉をしっかりと聞いていたソフィーがハーフリングの技を駆使してミーニャにキラキラした目を向けて全力で媚を売っていた。

 

 こうして完全に第三者の目線で見るとハーフリングの『あざとさ』がよく分かって冷静にもなる。

 

「……おにいちゃん。」

「お、おい、やめ、やめろ。こっち向くな。」

 

 あざとさ全開オーラ丸出しのソフィーが俺に向き直り、その様子に危機感を覚えずにはいられない。

 

「おにいちゃん……そふぃーこまってるの。」

「……やめ…ろぉ」

「おにいちゃんは、たすけてくれないの?」

「やめ、やめ……」

 

「おにいちゃんが、たすけてくれたら、みんなで『おいしゃさんごっこ』してあそぼ?」

「うん! 俺、行ってくる!」

「おにいちゃんすきー!」

「よーしよしよし!」

 

 抱き着いてきたソフィーを撫でる。

 かわいいのう。かわいいのう。

 めんこい子の頼み事は断れんのう。

 

「はっ!? 俺は何を……また、なのか……」

「ブレイク。あんたほんとノリえぇなぁ。」

 

 わなわなと震える手を感じたのかソフィーが離れて普通に戻った。

 またか? またなのか?

 

「でも言質は取ってもうたで?」

「くっ!」

 

 俺一人だけが疲れる事を約束してしまうとは、なんたる失態か。

 

 でも……『みんなでおいしゃさんごっこ』があるのであればトータルイーブン。いや、稼いで淫魔店に貢ぐということを繰り返している俺的には、イーブンどころかプラスかもしれない。

 

「はっ!?」

 

 ふと、今ここにはミーニャがいる事を思い出し慌てて目を向けると、ミーニャの目はしっかりと俺を観察していて、視線がばっちりと交差する。

 

「にゃー……ミーニャが言ったことにゃけど、流石に恋人のミーニャがいるのに、ちょっとヒドイにゃあ。」

 

 そう。俺はミーニャという恋人が居る前で、乱交と引き換えに手伝いますとも宣言をしてしまったのだ。

 仮の恋人とはいえ恋人は恋人。恋人の目の前で『ちょっと他の女を抱くために働きますわ、うへへへ』と言い出すなど下衆の極み。俺の紳士道にあってはならない失態。これはいけない。いけない……が、かける言葉が見つからない。だって仮は仮だもの!

 

「でもミーニャが言い出したことだから口を出しにくい気もするニャー……にゃあー……」

 

 『うーん』と自問自答しているように悩み始めるミーニャ。

 俺もどう反応すべきか困る。

 

「おねえちゃんも、おにいちゃんといっしょにあそぼ? みんなでなかよししよ?」

「にゃー!」

 

 ソフィーの言葉に『自分も一緒にたのしめばいいのか!』と言わんばかりに納得したようにミーニャが手を打った。

 完全にソフィーに乗せられたアホの子であるが、納得できればそれでよい。

 

 なにせ俺はフルコースお医者さんごっこが出来れば、それでよいのだから。

 

 

 

 ・。・。★・。・゜☆・。・。★

 

 

 

 『俺が拠点を襲撃してくる』

 

 ミーニャの提示した選択肢には無かった第三の選択をしたことで、ソフィー達と取り分の決め方は大きく変化したので、一人ポツンとお留守番状態のアヤワスカも合流させて俺が襲撃している間に、じっくり話を詰めておいてもらうことに落ち着いた。

 

 俺がアヤワスカを迎えに行っている間に、捕まえた盗賊から情報を聞き出しておくことになり、盗賊たちから情報を聞き出す方法については拷問でもして聞き出せばと提案したが、ソフィー達がそういう事に慣れていると自信ありげに言ったので一任して俺は行動を開始した。

 

 

「アハンケツイクーっ!」

 

 

 アヤワスカとロバを連れて、ソフィー達と合流した俺の目に飛び込んできたのはスライム娘による盗賊アハンケツイク調教の姿だった。

 

 メスの顔しやがって……な盗賊。

 

 そして何人かの盗賊は、すでに仕上がったのだろう状態で放置されていて非情に気持ちが悪い。

 

「さー、次に女の子になっちゃうのは誰にしようかなー? んー……キミに決めたぁ!」

 

 ソフィーの指差しで、アハンケツイクフィニッシュで絶頂に達して色々ビクンビクンと痙攣しながら白目をむく盗賊をぽいっと捨て、指を指された盗賊にスライム娘が近づいてゆく。

 

「い、いやぁー! 言う! 言うからやめてぇーっ!」

「ほか。ほなさっさと言いや。」

 

 スライム娘の不定形な身体がじわじわと盗賊に纏わりつきはじめ、その様子に怯えながら盗賊が口を開く。

 

「裏通りの――らめぇええっ!」

「あー間に合わんかったなー。まぁ落として素直になった欲しがりさんから聞いた方が早いからなー。」

 

 既に素っ裸の盗賊。あっという間にケツにスライム注入也(なり)。

 

「あぁブレイクはん着いてたんか。情報、色々聞き出しといたでー。」

「お、おう。」

 

 男もレイプされるんだな。

 

 なんとなくそんな感想を持ちつつ頷き、ソフィーから仕入れた情報を聞きとり俺の単独の襲撃の詳細も決まった。

 

 

「ほな街に着いたらハーフリングの淫魔店に行ってパルティナってのに、この手紙渡してくれるか? 手紙の内容はお宝の査定依頼や。ブレイクはんが盗賊捕まえた後、おおまかな物の価値の査定とか処理をお願いするように書いといた。」

「おう。わかった。ハーフリングの淫魔店のパルティナな。その子にはソフィーから預かったで通じるか?」

「行商のソフィー言うたら通じるわ。終わったらパルティナから目録受け取って持ってきてな。手間かけてスマンけどこっちでミーニャはんらに幾ら渡したらええんかとか価値高すぎるもんあったら、どういう形で利益渡すかとかそういうの決める話の参考にするさかい。」

「ん。了解。」

 

 ソフィーから手紙を預かり出撃準備が整ったので、軽く屈伸運動をする。

 こういう『これから動きますよー』という運動をすると、きちんと行動しなきゃいけない気持ちになって、やる気が出てくる。

 

「にゃー。ブレイク気をつけて行って来てにゃ。」

「おっ?」

 

 ミーニャが抱き着いてきて、背伸びしながら俺の肩にスリスリと頬ずりをした。

 

 恋人アピールだろうか? 確かに、この場で『俺の恋人』という事をアピールしておくことは非常に大事な事だろう。なんといっても半日くらいソフィー達と共に過ごすのだ。なにか良くないアクシデントが起こることも考えられないわけじゃあない。保険は大事だ。

 

「おうおう。任せとけ。すぐ帰ってくるからな。」

 

 当然のことながらお尻を撫でまわしオッパイをいやらしく揉みしだく。なぜなら親密なアピールをしなければならないからだ。これはミーニャの安全を得る保険の為の行動であって下心などではない。

 

「にゃぁん♪ えっちにゃあ。」

 

 ミーニャも嬉しそうな反応。

 当然のことながらチンコたった。

 

 

「じゃ、行ってくる。」

 

 ミーニャに別れを告げると同時に、俺の足が砂ぼこりを巻き上げた

 

 

 さっさと終わらせて、早く帰ってこよう。

 なにせ、帰ったら、大人数お医者さんごっこが待っている。

 

 

 ロリっ子。ネコ。ウサギ。ミノタウロス。スライム。そしてあわよくばフェアリーも。

 たくさんの患者が俺の治療を待っているのだから。

 















 そろそろ頑張ってエロ書いてみるお。
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