天衣ドルマスター 作:りりーまるれーん
季節が変わった。この頃は蝉の鳴き声も絶え、めっきり涼しくなった。夏が過ぎ、秋が来たのだ。秋と言えば、『読書の秋』『芸術の秋』『スポーツの秋』そして何より『食欲の秋』だろう。
「──というわけでフェラチオだ」
俺は力強く宣言した。
「…………なにがというわけなのかしら?」
が、天衣の反応はいまいちだった。またぞろ何を言い出したのだこの男はと、不審という文字が透けて見えそうな目を向けてくる。どうやら彼女の中では食欲の秋とフェラチオがつながらなかったらしい。まあ、彼女はフェラチオが何かを知らないのだから仕方なくはある。ということで簡単に説明することにした。ようは。
天衣の食欲を俺の精液で満たそう。という話だ。
至極明瞭な俺の説明に、彼女はゴミでも見るような冷たい目を向けてくる。「さいってい……」と呟いていたりもした。自分で振り返っても「あ。この説明はないわ」と思った。慌てて弁解する。
「冗談冗談。ほら。このところの成果で天衣も世界一の手コキ少女になれただろ? 今度はフェラチオでも世界一を目指そう? スポーツの秋的な意味で」
「どっちにしろ最低な説得なんだけど」
そっすね。
とにもかくにもフェラチオしてほしいのだ。秋がどうとかは完全に後付けの理由でしかない。けれどこのまま口では説得できそうになかった。口でして欲しいのに(最低)
ということで実力行使に遷る。にゅぷにゅぷした。
「ひゃ!? やああっ!」
天衣が甲高い悲鳴を上げる。先ほどから彼女の中に食い込ませていた人差し指を抜き差ししたのだ。俺たちがいるのは風呂の洗い場。彼女の体を洗っている最中だった。それも彼女の膣内をだ。小さな膣穴に俺の人差し指をねじ込み、洗浄という名目のもと開発しているのだ。
これも日常的な行為ではある。が、指をまっすぐ伸ばしたまま出し入れするいつもとは違って彼女の中に埋没した指の第一関節を曲げ、お腹側のお肉を引っ掻くようにしながら抜き差しした。彼女を説得するために。
「ほーら。にゅぷにゅぷー。にゅぷにゅぷー」
クリトリスの裏側当たり。最近発見した彼女の弱点だった。そこをカリカリ掻いてやると彼女は面白いようによがるのだ。そこを責めながら「フェラチオして欲しいなー」と囁く。口元から涎を垂らしながらもぶんぶんと首を振る彼女。
まだ墜ちない。なので最近発見した弱点第二弾もあわせて責めてやることにした。臍下あたり、ようは子宮のあるあたりをぐっと押し込むようにしながら撫でてやる。内側のように強い刺激を受けるというわけではないようなのだけど。ここを弄ってやると感度が増すというか、明らかに彼女の興奮度が増すのだ。
弱点二箇所の同時攻撃に彼女の瞳は潤み、頬は上気する。そして難攻不落を誇った彼女もようやく陥落したのだった。彼女はフェラチオを受け入れた。
当たり前の話だが彼女はフェラチオとはなんぞやということを知らない。ということで一から説明した。とはいえ難しい話じゃない。ようは手コキの手の代わりに口や舌を使って肉棒を刺激するのだ、ということを伝えただけだ。
今ひとつピンと来ていないようだったが、習うより慣れろということでひとまず実践だ。まずは浴槽に腰掛けた俺の逸物を口に含ませる。ここまでは問題ない。いつも手コキのフィニッシュは口に出していたので、先端を加えるだけなら彼女も慣れたものだ。
亀頭全体が小さい唇の中へ収まった。美しい幼女が跪いて、青筋立てた肉棒を頬張るという背徳的な眺めが俺を楽しませてくれる。けれど今日はそこで止まらない。口に含んだまま舌で舐めるように指示した。
素直に従う天衣。小さく熱くざらついた舌が俺のものをぬめぬめと舐め回してきた。まるで亀頭が飴玉であるかのように舌にしゃぶり、小突き回される。その眺めと相まって猛烈な興奮を覚える。けれど意志を強く持って先へ進むのだ。
肉棒を限界まで飲み込むように指示した。顔を寄せる天衣。肉棒が心地よいぬめりに包まれていく。ゆっくりゆっくり奥へと。やがて喉奥を突いてしまったのか軽く彼女がえずいたところで動きを止めた。結局飲み込めたのは竿の半分程度までだろうか。
口に含むのはそこまででいいので唇で締め付けながら頭を前後させるようにと指示した。視線の動きだけで頷いた彼女がゆっくりと頭を振り出す。大口開けて鼻の下を伸ばすという普段の整った彼女の顔からは考えられない無様を晒している。そんな姿がとても愛おしい。
柔らかな唇の締め付けと裏筋を擦る舌の感触が刺激的だ。彼女に飲み込まれた部分は暖かい粘膜に包み込まれとても心地よい。時折当たる小さな歯の硬質な感触もよいアクセントになった。これでよいのかと上目遣いに見上げてくる彼女に頷き、堪能した。
けれど10分も続ければ、慣れぬフェラチオに口周りが疲労したのか動きが緩んでしまう。となれば攻守交代だ。労うように頭をポンポンと叩いて楽にしてろと伝えるとこちらから腰を動かした。
ひとまず頬を内側から突いてみる。柔らかな肉を押し上げ、彼女の頬に俺の形を浮かべる。なかなか目に楽しいが刺激はいまいちか。次に舌に擦りつけてみるが、これも彼女が自分からやってくれた時に比べると今ひとつ。
ならばものは試しと上顎を抉ってみると、これが意外や良かった。普段あまり刺激されない亀頭の上半分が口蓋のざらつきにより絶妙な刺激を受ける。夢中になって腰を前後させた。ふと陰毛に感じる鼻息が強くなったのに気づいて視線を落とすと、彼女の瞳に涙が浮かび、顔を赤くしていた。
はて、喉奥はついてないはずだがと腰振りはそのままに思考を巡らせれば、ディープキスの際に彼女はそこを刺激されるのを好んでいたことを思い出した。そこを俺の舌で擦ってやれば決まって彼女の舌の動きにも熱が入ったものだ。どうやら彼女の性感帯の一つらしかった。
理由が分かって安心したところで限界を迎えた。放出中、彼女の顔を見つめ続ける。へにゃりと眉は下がり、ひくひくと体を震わせている。唇に包まれ見えないが、その内側では俺の吐き出す白濁がべちゃりべちゃりとその口蓋を打っていることだろう。
最後はバキュームで尿道に残った精も吸い出してもらう。そして俺が満足して腰を引けば、彼女はこくりと口の中のものを嚥下する。その喉の動きが艶めかしく見えた。唇の端からは白い液垂れが一筋。改めて彼女の美しい瞳がこちらを見る。その表情は未就学児がしていいものではなかった。
こうして無事、天衣のフェラチオ初体験は終わったのだった。大満足だった。