※この作品はR-18です。

崩壊した世界で狐と百足が通る   作:イシグロ

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注意
アンチヘイト含まれます。全員が全員ではないことは承知の上でお願いします。
あくまでも、そういったプレイヤーがこの世界にいた。そう思ってくれたら幸いです。

いろんなマスター出したいけど案がないです。
コイツ、この子出してほしいと言う方はお知らせコメントにバンバン入れてください。


あらかじめ言っておくと、死ぬ、死んでも大丈夫です、な前提で。自分の持病で キャラは絶対に死なない、と言うことはないという発作持ちゆえ。
それでもいいと言う方は心から感謝を。


謎が謎を呼ぶ

「ウカノミタマ、ウケモチノミコトさまは出てこないですかね」

「前者は私でもありますが…後者は流石に。お米か、山菜が欲しいのですか?」

「肉はそこらで調達できても、山菜の類はこの高層ジャングルでは珍しいですから」

東京は高層ビル群が建ち並ぶ、中心部に行けばいくほど密度が高い。郊外の方面はビルが多少なりとも在るけども、それでも畑が耕され山も茂っていた。

今の東京中心部は深刻なライフラインと食糧不足に陥っていた。ライフラインは絶望的でも、食事に関してはどうとでもなる最悪、モンスターであるワイバーンや魔獣を仕留めれば肉の類は入手できた。

「お望みあれば、工房を作り食料を生み出せますが…どうも苦手ですねー。細かい作業がどうも、というかこの鏡を使えば万事解決!みたいなこともありますから」

「便利ですね。でも、その鏡…確かご神体では」

「私なんですから、良いんです!それよりもご主人様、この後どうされますか?ほら、こんなおんぼろな世界なわけですし」

「一気に口調が崩れましたね…。そうですね、陛下が無事な事を確認できればいいかな…と」

「あら、意外にも愛国者なのですね」

「そうでもないですよ。うちの育て親であり祖父は陛下を敬愛していますが…中身は国さえ贄にしかねない程、腹黒かったですから…その影響もありますよ」

「世界はどうでもよい、と」

「さぁ?この世界についてなら朽ちるならさっさと朽ちて死ねばいいだけです。今は往生際が悪くなって死ぬに死ねない、生殺し状態で可哀そうだな、と。殺せる力があるなら、スパッと殺してみたいですが…今は私が死にたくないですから、しませんけど」

「…恐ろしいお方ですね。ですがそれでも私にはビビッと来るんですよねー何ででしょうか?」

「うーん、その辺は解らないですね。しいて言えば、すき者でしょうか」

そう言った談笑をしていると、前方から現代人から見れば異様で奇抜な格好をした人物と、現代人の二人が駆け寄ってきた。沙綾子は初めて、自分以外でサーヴァントを連れた人間を視覚に捉えた。

「あ、あんたもサーヴァントを連れているんか。しかも、☆5の玉藻じゃん」

「いきなり呼び捨てとは、失礼な人。…玉藻様、翻訳お願いします」

「いえね、ご主人様?このお方、日本語でしゃべっていますからね。確かに、いきなり呼び捨てはカッチーンときましたけど…ちゃんと日本語喋っていますから」

「だって、いきなり☆5と言うミシュラン的な事言っていてわからん状態ですから」

「いやぁ、まぁ確かに私共のランク付けは一種のミシュラン的なモノですが…。ご主人様、ゲームと言う娯楽はなさいますか?」

「あー、私PS2以来やっていないんだよね。やりこんだのはゼル伝の風タクぐらいかな」

「…あんた、ソシャゲと言うかFGOって知っているか?」

「んー、…あー!あの妙に媚びっ媚びに売り込んだゲームか。妙に露出高すぎるやつでしょ?最近のゲームってみんな露出過多のやつが多いですね、流行りなんですか?」

そう、悪びれも無く答える沙綾子に玉藻は冷や汗を垂らしている。その答えを聞いた男性も、僅かに苛立っているように思えた。

こんな発言をしているが、別に悪気があったわけではない。

全くもって知識は無く、ネットでアンチ寄りに偏った情報しか得ていない為このような発言をしてしまっただけである。無知とは時に自身を傷つけかえない凶器と成り、その凶器を持って加害者が生まれる。

恐ろしい事だ。

「あ、あんた何でFGO知らないのに、…サーヴァントを従えてんだ?」

辛うじて沙綾子に質問をする男性、声色に怒りを抱いているが必死に抑えている。

無理もない、先ほどの発言は怒りを買っても可笑しくは無かった。

「それが、よく解っていないんですよね。それを探ってはいるんですが、…私と同じような待遇の人、知りませんか?」

「いや、見た事ないな。…そ、うか」

「あー!あー!ご主人様ー!!あっちの方角に尻尾がビビッとキタんでいきましょう!!そうしましょう!」

見るからに無理している台詞をかましズルズルと、沙綾子を無理やり引きずりその場を離れる。

そんな様子を見せられ、男性はぽかんと口を開き、唖然としている。

サーヴァントは、そんな男性に同情しながらも玉藻たちが向かって行った方向を見つめていた。

 

 





男性…良くも悪くもな感じの、FGOプレイヤー。
FGOをよくも知らない人間に苛立ちを覚えるほど、沸点が低い程度。Fateというか、型月の元々のジャンルは知らない様子。
控えているサーヴァントはお好みで。

再度申しますが、全員が全員ではないことは承知の上でお願いします。
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