ポン刀ひとつでぶったぎる、ひとりアクションゲーは一人くらい居ても可笑しくはない…と思いました。
今後は伏線は回収したいので色々おかしな部分はあるかもしれません。
今後があれば良いですが…。
男性と別れ、沙綾子と玉藻は東京の町をぶらぶらと歩いていた。
時間帯はおそらく夕方、このままぶらついているとなるとならず者やモンスターに襲われる危険性が高まるだろう。
「ご主人様、この辺りの建物がよろしいかと…こちらを弄ってしまえばいい隠れ蓑になりましょう」
「呪術の類はよく解りませんが、玉藻様が言うならば…そうしましょうか」
示された場所は一つのオフィスビルだった。そこは人が全くと言ってもいい程おらず、生活感を残しもぬけの殻となっていた。玉藻はそのビルの中に何か所にも札を張り、中心部に立ち呪文を唱える。特に派手な変化は見られないものの、道行くモンスターたちからは視認されておらず、果ては人間でさえ認識していない。
結界を張り終え、沙綾子たちはその日を終える事に。
翌日、身支度等を済ませ今後の目的について相談し合った。優先事項となったのは食料の調達と、この世界の情勢および武器の調達。それ以外にも、細かなものを調達しながら、この世界を生き抜こうと言う方針となった。
「管術をご存知でしょうか」
「んー、クダギツネとか使い魔みたいな技術?」
「そうです。私の見立ては結構当たりやすいのですが、ご主人様はどうもその辺…使役術に長けているような気がするんですよね。前世の影響でしょうか」
「前世、ねぇ。使える技術は取っておいても損はありません、良ければご教授…願えませんか?」
管術、クダギツネのような憑き物を従えさせる
「関東でも、こういった呪術は残されているんですよ。私の尾の欠片または、
そう軽口をたたくも、修行に関してはプロ意識があるのかアスリート真っ青なハードな内容であった。これを数日間と言う短い間で無理やり習得させ、その期間内に一人前の腕前となるようにさせる。
根を上げてしまう、いや…死んでも可笑しくはない。
それでも、沙綾子は根を上げる事なく血反吐を吐いてもなおやりきった。すべては、呆気なく死なないために、と。
玉藻も玉藻でまさかやりきるとは思わず、ただドン引きしていた。
それもそのはず、この修業…人体がボロ雑巾になる前提と言う過酷で冷淡なもの。ただ、実りは大きいハイリスクハイリターンそのもの。
「いやぁ、そのぉ…まさか、あのですね…やりきるとは思いませんでした。それと、よくもまぁ…その、すいません」
「何を謝っているか分かりませんが、ありがとうございます。玉藻様のおかげですよ」
「いえ、お礼を言われるのは嬉しいんです。…ですが、やり過ぎました」
やり過ぎた、玉藻の言葉がいずれその通りになる事は明白で、また別の話となる。
ライドウに一歩近づいてしまいましたね。
あとは仲魔ですよ、奥さん。
玉藻さんは相棒ですゆえ当然仲魔ですねやったね、さやこちゃん。