※この作品はR-18です。

キミイロに染まるヒストリア   作:ぽっぷ!

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☆誕生日記念作品☆Happy Birthday for Happiness!!!!

「ほらこっちこっち!これをあそこの壁に飾りつけてね!んで、そっちにはこれを!」

桜子の指示を受けて俺は飾りを貰った。ラウンジではオルタナたちがせっせせっせと飾り付けをしていた。キッチンではこはるがケーキを作っている。トッピングをしているのはベルルだ。

今日は2月24日。

そう、明日は結衣の誕生日だ。

大事な彼女の…大事な日だ。

 

 

もちろん俺も結衣の誕生日のためにちゃんと準備をしている。何ヶ月も前から結衣が欲しいものをリサーチしたし、街に出て探した。オカルトや本もしっかり調べたし…こちらは既に準備万端だ。

後は…

俺は結衣にメッセージを送信した。

 

 

『今夜は天気もいいし、散歩しないか?』

 

 

ちょっとしたデートプランだ。丘の花畑の前まで二人で星を見ながら歩こうと考えていた。今日は綺麗な晴れ。ストラックされた星屑も流れゆく、いい夜空になりそうだ。

アレガデネブアルタイルベガ…ってね。いや季節違うけど…

ふふふ…

 

 

「こーらキャプテン!サボっちゃダメだよ〜!」

桜子がちらっと覗きながら言った。俺はすっとスマホの電源を消した。

「ゆいんごの一年に一度の誕生日!同じ道を志す者として目一杯祝わなきゃ!アイドルとしてね☆」

「はは…そうだな」

結衣と桜子なら…最強STRONGERなアイドルになれそうだ。その時は言葉には出さなかったが、いつも思っている。

「マネージャーとして、キャプテンはアタシ達をずっと支えててねっ☆」

意気揚々と鼻歌を歌いながら桜子は飾り付けを再開した。

俺はちらっとスマホに目をやった。

可愛げな宇宙人のスタンプが、画面で丸を描いていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

待ち合わせは22時。場所は森の入り口。

余裕を持って歩いてきたつもりだったが、もうすでに結衣は待っていた。

「キャプテン…遅い」

「いやいや、遅くないでしょ…結衣こそ何分前に到着していたんだ?」

「…30分前」若干照れた顔をして言った。

いやいやかわいすぎか!?デートだから早めに来ちゃいましたテヘッ☆みたいな感じなのか!?デート楽しみにしていてくれただけで俺は嬉しいよ…

「早く本…読み終わっちゃったから…」

照れ隠しが可愛い…

 

 

二人で暗い森を歩く。月の光があるとはいえ、やはり森の中は黒で染まっている。

俺の足は早まる。この森から早く抜けたい。ふと、そんな俺の動きが止まった。

「キャプテン…速い…」

結衣は俺の手を掴んだ。小さな手が、ギュッと暖かくなる。温もりだ。

「あぁ、ごめんな。…一緒に歩かないとな」

「あの…きゃぷてん…?」

「ん?どうした?」

 

「ちょっと怖いから…手…ぎゅっとして歩いても…いい…?」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

結衣と手を繋ぎながら、俺たちは森を歩いた。

手に温もりを感じる。

こうやって…手を繋ぐことがいつでもできたらいいのに、とすら感じてしまう。

俺の眼に拡がっている世界は、今夜だけは二人だけの世界だ。

結衣が身体を寄せてきた。可愛らしい。最近は甘えん坊になってきたのか、二人のときはよくこうやって身体を寄せてくる。決まって俺は、結衣の頭を撫でてあげる。ふんわり…優しく。これが好きなのか、結衣は笑みを零す。

「きゃぷてんの手…あったかい…気持ちいいの…」

「…そうか」俺も結衣に微笑んだ。

 

 

いつもより長く感じた森の迷路も、出口が見えてきた。

あたりには一面の花が咲いていた。

月森町を一望できる丘だ。ここには何回も訪れたことがある。気晴らしに散歩もそうだし、ウェディングドレスを桜子に着せられた結衣と逃避行したのもこの辺りだった。流れ星が綺麗だったなぁ…

ついでにいうと大型巨人が出現したのもここだ。なんで出現したんだろうね。

 

 

俺と結衣は芝生に座り込んだ。今日は本当にいい天気だ。今日夜空デートに誘ったのは正解だった。…星が本当に綺麗。

 

 

「あれが冬の大三角だな。シリウス、プロキオン、ベテルギウス…」

俺は星座をーデート前に溜め込んだ知識をもとにー指でなぞっていった。結衣はそれを見つめていた。

「きゃぷてん…うお座。うお座は?」

「うお座は…エートタシカ…秋だから11月くらいが見頃だったな」

「しゅん…」

「しゅんって声に出すんだ…」

純粋に誕生月の星座を見つけたかったのであろう。こういう好奇心?みたいな…まだ子供らしさが残るのが結衣のかわいさでもある。

 

 

「俺の星座はあるな…えーっと…」

俺は、引き寄せ合う双子星を見つけた。双子座だ。

「あの並びが双子みたいに見えるっぽいな」

「双子なのかな…?」

俺は返答に戸惑った。「いやぁそれはどうなんだろ…」

「私には、私と…きゃ、きゃぷてんみたいに見える…」

予想外の返事が返ってきて結衣を二度見してしまった。何かこう、ミステリアスなことを言うのかと身構えていたら…そういう…

結衣の頬が紅潮し出した。

「変…かな…?」

「いや、そう見えなくもないな」

確かにそう見えてきたかもしれない。まるで丘にいる俺たちを真似るかのような星の並びだ。二人寄り添って…互いを大事に想って…

 

 

 

「ねぇきゃぷてん」結衣が話し出した。

「明日はすごい日なんだよ…」

「あぁわかってるよ…なんたって明日はー」

「明日は世界的映画『未知との遭遇』日本公開43周年!!めでたい…!」

違った。俺の思った返事とまた違った。また二度見してしまった。

「たくさん起こるUFO遭遇事件…!数々の謎…!そして宇宙人とのコンタクト…!!!こんなことがきっと起きると思うといつもワクワクするの…もしかしたら今、宇宙人が私に逢いにくるかも…!」

流石オカルト全般に詳しい結衣である。こういうところは抜かりない。

 

 

 

 

 

「…でもね?」

 

 

 

 

 

 

「明日は何があっても、きゃぷてんとずっといたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の…誕生日…きゃぷてんに祝ってもらいたいから…」

 

 

 

 

ドキッときた。本当にドキッときた。

俺がカメラマンだったら今この瞬間の表情を一眼レフに収めていたはずだ。そのくらい可愛い表情だった。そして…屈指の甘えん坊だった。

 

 

 

俺は一息吸って…吐いて…立ち上がった。

 

 

 

 

「大丈夫」

 

 

 

 

 

「いつでも俺が…側にいてあげるから」

 

 

 

 

 

 

「俺は結衣の…恋人だから」

 

 

 

 

 

 

手を差し出した。

結衣は嬉しそうな笑顔で手を握った。

二人で笑い合った。楽しかった。永遠にこの時が続いて欲しいと心から思った。二人だけの愛の時間。愛を見つけた場所。

 

 

そしてふと時計に目をやった。

大きな針が、12を指した。

 

 

 

 

「結衣、誕生日おめでとう」 

 

 

 

 

 

「ふふふ…きゃぷてん、いつもありがとう」

 

 

 

 

 

結衣に花の髪飾りをつけた。

薔薇の花だ。ロマンチストに思われるかもしれないが、俺は薔薇の色と美しさに、結衣への全ての想いを込めた。

 

 

 

Black Rose Apostle…

 

 

「俺は結衣への永遠の愛を誓う」

 

 

 

結衣は無言でその髪飾りを受け取り、髪につけた。

 

 

 

 

 

「ずっと一緒だよ…?きゃぷてん」

 

 

 

 

暗い夜道。星々に照らされながら…俺たちは幸せな気分で戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結衣に、盛大なお祝いを…!!!!!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

結衣!!!!!!!!!!

誕生日おめでとう!!!!!本当におめでとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

というわけでゆいんご限界オタクぽっぷ!です。

織宮結衣生誕祭2020です!四度目の誕生日!!!!!!!本当にめでたい!!!!!!!!!!

 

僕がオルガル続けているきっかけにもなっているし、心の底からこんなにも大好きと思える子に出会えたことに本当に感謝しています。

ツイートではたくさん綴れないけどたくさん綴りたい…けどここ後書きなのでまた時間あるときに!

 

 

 

というわけで生誕祭記念突発スピンオフです。スピンオフっていうのかな?

織宮結衣布教委員会会長として何かしたいな?と思って今回このような形でお祝い小説を書くことになりました。妄想全開なところはゆいんご限界オタクなので許してね?

 

 

 

 

てなわけで手短に今回もネタを紹介いたします。

 

 

ストラックされた星屑→ストラックされたってなんだよ元ネタはt+pazolite作曲『星屑ストラック』。太鼓の達人のために書き下ろされた楽曲。登場当初は優しめの☆10として話題になったが段位道場にてその本性、裏譜面を見せつけてくる。曲は本当に神なので是非とも聴こう!『リファクタリング・トラベル』にはロング版が収録。

アレガデネブアルタイルベガ→まあわかりますよね(省略)

最強STRONGER→HARDCORE TANO*Cとアーケアがコラボした際のコラボ楽曲。アーティストはREDALiCEとUSAO。まさに最強な組み合わせであり、譜面も最強らしい。ちなみに強そうな漢字の候補であげられた中には「味」「昌」なとがあるらしい(本人談)。え?

大型巨人→2017年3月の進撃の巨人コラボのイベント。なんか色々ぶっ飛んでたのは印象に残ってる。巨人は紅茶がお好き…?

愛を見つけた場所→奥華子さんの歌唱曲。原曲は全く知られていない(失礼)が、2015年放送のアニメ「響け!ユーフォニアム」の8話EDにて久美子と麗奈がセッションした楽曲がこの曲のアレンジであった。途端にこの曲は有名となる。ちなみに吹奏楽部の先輩がTpとEuphで演奏したりしてました。エモい。

Black Rose Apostle→黒薔薇と聞いて入れたかった単語です太鼓の達人14(2010年稼働)の稼働中、家庭用Wii3作目に突如として舞い降りた世阿弥作曲のこの楽曲。表裏ともに☆10であったりどちらもどちらで難しいと当初は話題となった。後にこの世阿弥という人物が、数多の音ゲーに楽曲を提供しているTatshの別名義であると明かされるのはそこから4年後の話。

 

 

 

 

 

というわけで今日はゆいんごの誕生日!!!!!!

実はね、もう一本お話(ゆいんご誕本番!)を仕込んでおりますが当方眠気が回っているので一旦これにて後書きも終わりにさせていただきます。

後々更新されると思うのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

では!!

 

 

 

 

 

かわゆいんご。

 

 

 

 

 

 

 

そして誕生日本当におめでとう!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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