二人だけの幸せ。
二人だけの…快感。
厭らしい音と吐息が混ざり合う。
目の前には…彼女がいる。
薄暗い部屋の中で、俺は彼女の口を吟味している。とろっとろだ。
「あっ…きゃぷ…てん…でちゃ…うぅ…」
そう言った途端、結衣のその口から…愛らしい蜜が溢れ出た。
すると今度は、結衣が俺のーー勢いよくそそり立つソレを頬張った。
「あっ…結衣の口…すごくあったかくて…」
その刹那ーー溜まっていたものが全部、結衣の口の中に溢れた。
…こんな夜が、あの日から毎晩続いていた。
そして、今日も。
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「デート…しない?」
そう切り出したのは結衣からだった。
二人寝そべった俺の部屋のベッド。もはやここで一夜越すのは日常茶飯事だ。…もちろん二人でえっちなことしながら。
「…デート、か」そういえば恋人になってから二人でどこか外出、みたいなことを一度もしていなかったなぁ…皆から見て「キャプテンとオルタナ」という関係性を保つのに必死で。多分窮屈になりすぎかもしれない。
「ちなみに行くとしたらどこがいいとかある?」
「う〜ん…キャプテンといればどこでもいいけど…あっ」
結衣が何か思い出したみたいだ。
「キャプテンと一緒に行きたかったところがあるの…そこにも行こ…?」
「結衣が行きたい場所か…古本屋とかか?」
首を横に振った結衣は、ニコッと微笑んだ。
「当日のおたのしみ…♪ふふふっ」
そう楽しそうに結衣は言った。
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デート当日。梅雨が明け、いよいよ夏真っ盛りなこの頃。まさしくFluffy♡Popping☆Summer!!!だ。気温もグンと上がり、太陽から差す光を纏った暑さが身体を襲う。他のオルタナにバレないように先に目的地で結衣のことを待っていた。
先に待っている間、流石に暑いのでコンビニに入った。結衣の分のドリンクも買っておこうと考えて、コンビニをぐるっと回った。
(コンドーム…)
目に入ってきた。ふと手に取ってみる。そういえば結衣とのえっちはいつもあそこで止まっている。
なぜかは簡単。その先に行くのが怖いからだ。その先に行くことで結衣を傷つけてしまわないか。俺自身を好きでなくなってしまうのではないか。そう思っていた。
(取り敢えず…)
レジに持っていって会計をする。「袋にお入れしますか?」と言われ思わず頷いてしまう。2本のジュースが入った袋からソレだけを取り出してジーンズのポケットに突っ込んだ。
(…大丈夫)
胸をそっと摩った。
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「…あっ、キャプテン」
コンビニを出た向こう側で結衣が手を振って待っていた。彼女の身体を覆う白いレースのワンピース。そして頭には白い麦わら帽子。白い肌とマッチしてより涼しそうな印象を与える。結衣がこちらに近づいてきた。
「お待たせ」
「いやいや全然。それよりもみんなにはバレてないかな?一応メロには嘘言ってきたが…」
「うん…桜子が今日の私服について問い質してきたけど、大丈夫」
結衣はそう言うと、自分のワンピースの裾をひらひらさせた。「可愛い…?」
可愛い。身体に直接MEGATON KICKされたような衝撃。この可愛さ。この美しさ。このあどけなさ。全てが愛くるしい。
「あぁ。似合ってるよ」
そう言うと結衣はなんだか恥ずかしそうに「えへへ…」と言った。
「ほら、ジュース飲むか?」
「うん。キャプテン、ありがとう」
結衣はリンゴジュースの蓋を開け、ゴクっと飲む。それに合わせるように俺もサイダーの蓋を開けぐびっといった。冷たい水とぶつぶつとした炭酸が喉に刺激を与える。夏場の炭酸飲料はやっぱり最高だ。
「それで…結衣の行きたい場所って?」
「ふふふ…もうすぐ着くよ」
街を歩いていると、一つのビルに辿り着いた。
「ここ」
結衣はビルのテナント一覧のとある場所に指を指した。可愛らしいロゴの周りには、ウサギやネコやインコなどの可愛らしいイラストがデザインされていた。
「『Petit Angel Cafe』。ここに来たかったの」
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「ちゅん、ちゅん……ふふっ、可愛い」
腕に止まっているインコに餌をあげながら結衣は微笑んだ。さっきからずっとこんな感じだ。
「そういや結衣は小鳥が好きだったな」
「うん。心穏やかになる…ちゅん、ちゅん」
ちゅんちゅんと、インコたちとコミュニケーションを図る結衣。いやどっちも可愛いかよ…
こっそり写真を撮る。決定的瞬間をカメラに収め、心の中でガッツポーズを決めた。
ちなみに俺はというと…ウサギをもふもふしている。USAOじゃないよUSAGIだよ。めちゃくちゃ温かくて、触り心地も良すぎる…うさぎさああああああああああん…!!!
「キャプテンも餌、あげてみる?」
「結衣が言うならやってみようかな」
結衣から餌をもらい、それを指につまむとインコがこちらの腕に飛んできた。思わず「うおっ」と声を上げた。
「意外とがっしりくるなぁ…」
パシャッ
シャッター音がした。
「キャプテンの何とも言えない表情〜…ゲット」
その正体は結衣のスマホのカメラだった。見せてきたスマホの中には俺とインコが写っていた。
「これでお互い様…ふふふ」
「バレてたか…」
腕に止まっていたインコが顔を傾げているように見えた。
「ふ〜…満足満足…」楽しそうに結衣はそう言った。
小動物カフェでのひとときはあっという間に終わった。癒されたなぁ…
「キャプテンのお小遣いで、インコとか買えない…?」ふと尋ねてきた。
「買えないことはないが…だったら結衣のお金でも買えるんじゃないか…?」
「私はたくさんの本と出会うためにお金が必要…だからキャプテン、お願い…?」
「でも飼育って意外とお金かかりそうだよなぁ。鳥籠、餌、トイレ、その他諸々…」
「全部キャプテンの奢りで」
「おいおい…」
そんな他愛もない話をしていると次の目的地ーー俺が結衣を誘いたかった場所に到着した。
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「おぉ…本当に輪っかなんだ…」
目の前にある音楽ゲーム、WACCAを初めて見た結衣がそう呟く。
「奥行きのある丸がWACCAの特徴なんだ」
俺は自分の時間があるとよくゲーセンに通う。音楽ゲームが好きだ。ここ月森町のゲーセンは広い立地にたくさんの音ゲーが置いてある。太鼓、ウニ、ボルテ、オンゲキ…よくやるのはWACCA。ちなみに好きな曲はTANO*Cオリジナル曲のRainbow Dreamだ。
月森町のゲーセンは種類豊富なプライズやレトロゲームも沢山だ。
「天体望遠鏡…」結衣が一つのクレーンゲームの前に立ち止まり、まじまじと見つめる。
「キャプテン…あれ取って?」
「望遠鏡か…1000円で取れればいいんだが」
クレーンゲームもたまにやる。よくカービィのぬいぐるみがプライズに登場していて、お札握り締めてプレイしたものだ。お札3枚溶かすのはザラだが。
箱のつまみにクレーンを上手いこと刺す。一上げ。…簡単に落ちてしまった。
だんだんと近くに持っていく。もうすぐ…もうすぐ…!
「次こそ…」気づけば頼んできた結衣本人も集中していた。
そしてついに、綺麗に箱が持ち上がり…取り出し口に落ちた。
「やった…!キャプテンありがとう…」
「いやぁ…ハマると意外とすんなり行ったな…」
まさかお札を4枚も使うことになるとは…まぁそれもいいか。結衣がこんなにも喜んでくれてるし。
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「暑いしアイスでも食べようか?」
「うん…アイス…♪アイス…♪」
アイスクリームの店に入る。夏場はこのクーラーが最高に気持ちいい。店を出たり入ったりする時に感じるこの快感は、この季節限定だ。
俺は大好きなマスクメロンとポッピングシャワーのダブル。結衣はチョコミントにチョコクッキーのダブル。二人で向かい合って食べる。ポッピングシャワーの弾けるキャンディと濃厚なメロンの味が最高だ。
「ひんやり〜最高っ…」結衣が満足そうに言う。「クラプパンと合わせてクラプパンアイス〜…販売されないかなぁ…?」
脳内で想像してみた。確かに美味しそう。メロンパンアイスがアリならクラプパンアイスもありだろう。
すると。
「…きゃぷてん?」
結衣がこちらにふと近づいてきた。
「…?結衣、どうかしたか?」
顔をこちらに近づける。近い。かなり近い。普段密接してはいるもののこうやって外で近づかれると意外と恥ずかしいかもしれない。ドキドキする。心臓がバクバク鳴る。自分でも聞こえるんじゃないかと思うくらいだ。
すると結衣は顔を指でスッ、と触れた。
「ほらキャプテン…アイス、ついてたよ」
なるほど。さっきまでまじまじと見つめていたのは俺の顔にアイスの汚れがついてたからか。結衣は指についたアイスの汚れを見せてから、ぺろっと舐めてそれをとった。
「マスクメロンも、美味しいね」
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腕時計に目をやった。15時を過ぎたころだ。
「キャプテン…次は何するの…?」
手を繋いだ結衣が尋ねる。
気づいていなさそうだが、俺の目に入ってきてしまう。汗ばんだワンピースから見える下着の形。膨らんだ胸。身体中を滴る汗でさえも何か…どことなく妖艶さを感じてしまう。
「…きゃぷてん?」
尋ねる結衣の顔もどことなく朱くなっている気がする。俺は考えるフリをしながら人混みの向こうへと歩いて行った。
だんだん人通りが少なくなってきた。
この辺りは「月森町の歌舞伎町」とも呼ばれる場所で、クラブとかバーとか…ホテルなんかが多い。気づいたらこんな場所まで歩いていた。
もちろんただ歩いてきていたわけではない。…結衣に話さなくてはならない。俺の想いを。ただ、どう切り出せばいいかわからない。
「…きゃぷてん?」
「ん?」
人がいない路地裏。
声をかけられた俺は、結衣の唇に吸い込まれた。
絡み合う舌と舌。交わる唾液。口の中でとろっとろに蕩け合う。静かな場所に…ねっとりとした音が響く。長い間、キスをしていた。結衣の口がパッと離れると、その間に綺麗な糸が結ばれていた。
「結衣…」正直びっくりしてしまった。こんなに進んでキスをしてくるとは思わなかったからだ。しかも街中で。
「きゃぷてんと一緒にデートして…いつも以上にドキドキして…キスしないと収まらなかったの…このドキドキ…」恥じらいながらそう言った結衣の頭をポンっと撫でる。謎の罪悪感が俺に迫ってきた。それと同時に、大きな謎の期待感も。
もしかしたらわかってるかもしれない。俺が何を言うか。何を望んでいるか。心臓がバクバクする。でも…俺は言いたい。折角の二人だけの時間だ。だから…
「結衣…俺、結衣と…」
「きゃぷてん…私も…同じこ…と…」
「今日はたくさん…えっちしよ…?」
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というわけでお読みいただきありがとうございます。ぽっぷです。
いやここで終わるんだ!?!?みたいな感想ですよね!?!?
いやはや自分でもデート回をえっち込みで書こうとしたら半端ない文量になってしまうなと思ったので前後編に分けることにしました。期待していた人がいたなら、ごめんなさい。
当方頑張ってえっちな表現を書きながらより濃厚なモノにしていこうと思いますので今暫くお待ち下さいませ。
まあそんなわけで今回はゆいんごとキャップのデートを書きました。
牡丹先生の時の友情パーカーゆいんごのイラスト可愛い…可愛くない?というか小鳥カフェがあることをその時初めて知りましたわ…ウサギカフェとかネコカフェとかなら聞いたことあるけど。あとフクロウカフェ。フクロウカフェがあるなら小鳥カフェがないはずないとかそういうこと言わないめちゃくちゃ気になったのでコ○ナ落ち着いたら行きたいですね…小鳥でもウサギでもいいからもふもふしたい。
夏場のデートプランを考えたけどやっぱりアイス食べよう!?みたいになりました。サーティワンのアイスはフレーバー多くてどれにしようか悩みますよね。個人的にもマスクメロンとポッピングシャワーを好きなんですよね。そこに季節限定フレーバーとか追加されちゃうわけで。もう迷いますよね…
さて物語の初めの方に皆さんも知ってる「ナニか」が登場しましたね。これは言わずもがな次回鍵を握るものです。そもそも恋愛R18小説に鍵もクソもあらへんやろ果たしてキャプテンはイントゥズィアンヌォォォンできるのでしょうか(謎のネイティブ感)
そして今回もいつも通り文の組み立て方が下手だったりすると思うので指摘あればコメントにでもどうぞ。性欲強いからすぐえっちシーンに向かいたがるんですよね〜ったくもう〜
趣味話に移ります。
カップヘッドめちゃくちゃ気になるんですよね。タノシーゲーム部で赤さんと貴公子あらんくんがやっているのを見ると普通に難しそうなのにめちゃくちゃ楽しそう。何よりあの「ザ・昔!!!」みたいなのめちゃくちゃ刺さるんだが…?あと音楽最高ね。ジャズに外れなし…かも?
スイッチのメモリとお金が確保できたら買おうと思います。
後は春コミ新譜+αのお話を。
Bright Colors5…やっぱり最高やな!!!個人的に好きなのが先生ことSrav3Rの「Pastel Yellow」。めちゃくちゃ明るくなれるし盛り上がれるんですよねあれ…!先生の作るUK HARDCORE は最高です…後はみょすけのう○こちゃんシリーズこと「Funky Shit」。クソキック強いしクソ速いし…100% PURE HAPPYに似たモノを感じる。あ、こばちんは平常運転のかわいさと破壊で安心しました。
こげみょー家。やっぱり印象強いのは「固め・濃いめ・多め」。どう聴いてもGyozaなんだよなぁ…キックエグい。他2曲も十分良き。
DJ Myosuke福袋とDJ Genki福袋も到着。どちらも欲しい旧譜があって大満足。DJ Genki福袋は実質葛西ハーコーズ福袋でしたね()(詳細はTwitter参照)
とぱぞのwithout Permission。1曲目「Chartreuse Green」の圧倒的自己紹介感。3曲目「Dogbite」もめちゃんこすこ。他2曲も良かったです。BPM1962君は自重して、どうぞ
ついでにGWだからといって奮発していろんな旧譜を買いました。悔いはない。パソコン買ったら全部インポートします。
というわけでいつものネタ解説のコーナー。
Fluffy♡Popping☆Summer!!!→最高なハピコアを作るDJ Genkiによるサマーチューン。HARDCORE TANO*C去年の夏コミの新譜「HARDCORE SYNDROME 13」に収録。夏の始まり。夏の砂浜。夏の夜。夏が終わるその直前まで。全てに一つ一つ夏が生きているのが最高に鳥肌モノ。
MEGATON KICK→HARDCORE TANO*C HARD主催のイベント。またはDJ Myosukeによる楽曲。もしくはTANO*C HARD2019年冬コミ新譜を指す。イベントやアルバムに関しては過去の投稿に感想を書いているのでそちらを参照。楽曲自体は2018年冬コミ新譜「SPEED BALL SUPER」収録。ちなみにみょすけはTANO*C HARDの主宰。メンバーにはタノシーの面子の中でも「ゴリゴリの低音をぶちまけるやべーやつら」が集う。代表例としてはRoughSketchやKobaryo、USAO、Laurなど。ゲストの面子もやべーやつらしかいない(かめりあ、BCM、Dustvoxxなど)。
USAO→通称「Twitter以外完璧な男」。その生態はTwitterを見れば分かります。百聞は一見にしかずだぞ確かめに行け。カメラに映るのが極端に苦手らしく、タノシー内のライブ以外の動画では基本的にいらすとやのウサギのイラストで顔を隠されている。でも普通にイケメン。あとめちゃくちゃDJ上手い。曲も最高。
うさぎさああああああああん→ウサギで癒されているキャプテンは少なくない。自分で飼っているウサギはもちろんのこと、ウサギカフェにいるウサギをもふもふしたりして癒しを得ている。自分がウサギ触ったのいつ以来だろうなぁ…
WACCA→マーベラスとHARDCORE TANO*Cによる新しい音ゲー。キャッチコピーは「ワッカで遊ぶタノシー!音ゲー」。ポップスやアニメ、ボカロ曲などはもちろんのこと、HARDCORE TANO*C全面協力のためオリジナル曲の層が厚いのも他の音ゲーとの差別化ポイント。オリジナル曲「Rainbow Dream」はDJ Genkiが作曲した歌唱ハピコア。歌は画伯でお馴染みYukacco。最近だとaranの「Gate One」なんかもお気に入りです。あと「Sunshine」。
カービィのぬいぐるみについて→筆者の実体験談。カービィ可愛いからしょうがないよね()カービィ含めてゲーセンで取ったことのあるぬいぐるみは全部で8体くらい…?
「月森町の歌舞伎町」について→今後の展開のために月森町に作らせていただきました。ごめんなさい許してくださいなんでもしません割と月森町は発展している場所なので色々付き足しても大丈夫なはず…うん!(謎の自信)
というわけで後編に関しましてはまた今度投稿する予定です。遅くても来週末までには公開したいですね…
では。
かわゆいんご。