nibiiroと申します。
お気に入り登録が800超えて感動しました。
ありがとうございます。
さては皆さん、緋弾のアリア好きですか?
面白いからね!仕方ないね!
前置きは終わりぃ!
それでは、いってらっしゃいませノシ
美咲さんとの合同任務が終わり、何事もなく武偵生活を送っていたある日。
教務科前の掲示板へと1年は集まっていた。
「律紀は
「クエスト行ってたからな。そんなテストあるの知らなかったし」
本音を言えば原作知識で知っていたが、知らないように装った。
とはいえ単位が足りなくなってしまう為、教員からフォローされた。
「単位は大丈夫なんですか?」
「後日何かしらのことはするらしい」
事前に伝えるのを忘れていたということで、同様の実践テストをするとのこと。
ちなみに、カルテットがあると教えてくれたのは美咲さんである。
この間の合同任務。実は盗聴器などの準備の為、先に俺が単独で進め途中で合流をした。
班決め申請率が低いから急ぎ申請するようにと、伝令するよう教務科から直々に頼まれたらしい。
『す、すす凄く、緊張したよぉ……』
涙目で訴える姿がとても可愛くて何よりだった。
「イタッ」
「…………」
唐突に脇腹をつねられた。
見れば、志乃がジト目と共に頬を僅かに膨らましている。
「よっぽど、戦姉妹さんとのクエストが楽しかったみたいですね」
「え、えーっと……。顔に出てた?」
「えぇ。私はわかりましたよ?」
これはー……後でかまってやらないといけないか。
「みんなー! あたし達の班あったよ!」
「お、どれどれー?」
「お姉様、あそこですの!」
「ほ、ほら行こう」
「……もう」
仕方なくといった様子で連れだって対戦相手を確認する。
掲示板を眺めてみると、そこには原作通りの対戦カードがあった。
「えっと、あたし達の相手は……高千穂班?」
「高千穂麗、強襲科のAランクだぜ。確か……」
「C組の組長ですね」
「
「……ねぇ、志乃ちゃん」
「何でしょう?」
「M属性って何?」
志乃の表情が固まった。
「え、えーっとですね……」
マゾヒスト何て言ってもわからないだろうし、純粋な間宮に事細かく教えるのは気が引ける。
現に、火野と島は我関せずといった感じだし。
「志乃ちゃん、教えて?」
「うっ! ううっ……!」
潤んだ瞳で上目遣いの懇願。
実にあざといが、本人は別に意識してやってはいない。
「ん?」
(り、りっ君助けてください!)
オロオロと狼狽しながら視線で求められた。
……うーん。
「あのな、間宮」
「うん」
「M属性ってのは守りの略称でな。つまり、防御を主体に戦う武偵のことだ」
「そうなんだ!」
((そうじゃない!))
脳内総ツッコミを受信したが、仕方ないだろう。
このピュアピュアな少女に変な知識を覚えて欲しくはないし。
そんなくだらないことをしていると……
「湯湯、夜夜。笑え」
『オーホッホッホッホ!!』
高笑いと共に金髪を携えた女生徒が瓜二つの双子を連れてやってきた。
(出たよ)
いかにも高飛車で気が強そうな彼女こそ間宮達の相手、高千穂麗。
くっついてる双子は、愛沢姉妹。
姉妹はそれぞれカチューシャをつけており、ゆと書いてある方が愛沢湯湯。やの方が愛沢夜夜である。
「湯湯、夜夜。やめッ」
合図1つで愛沢姉妹の笑いが止まる。
チラリとこちらを値踏みするような視線に変わった。
「ダメそうな対戦相手ね。お父様の武偵校への寄付が効いたのかしら、インターンまでいるし?」
折り畳んだ扇子で島の顎を持ち上げる。
「しょうがねぇだろ戦姉妹なんだ」
それが気に入らなかったのだろう。
火野が透かさず間に入った。
「まぁ、CVRの戦姉妹だなんて
「ッ! 闘りてぇんなら──そのお顔にドロ塗ってやる!」
高千穂の顔面目掛け火野が右拳を振るうが、第三者の介入により止められた。
「お前! ふ、風魔陽菜!」
「ライカ殿。お忍びなされ」
右手を後ろで捻られて拘束。
頬へはクナイを当てている。
「使えそうだったから雇ったのよ。カルテットまでの契約でね」
風魔は同学年の諜報科ランクBで、正真正銘本物のくのいち。
あの高名な風魔小太郎の子孫との噂で、遠山先輩の戦姉妹だ。
「チッ、武偵は金で動くからな」
「そういうことよ。……で、誰の顔に何ですって?」
「お姉様!」
「ライカ! えっ?」
間宮と島が助けに入ろうとするも、愛沢姉妹が間宮を後ろから拘束した。
それぞれが腕を抱えている為、容易には抜け出せない。
「は、放して!」
「惨めね。カルテットの班は戦略やバランスを考えて作るべきよ」
口元を扇子で隠し、高千穂は悪態をつく。
続けて目を向けたのは────
「佐々木志乃。お父上は武装検事」
──志乃だった。
「……それが、何だっていうんですか」
一触即発。
すぐさま洋風刀の柄に手を添え、警戒態勢を取る。
「私のお父様とは裁判所で犬猿の仲とか」
「……思い出しました。武装弁護士の高千穂一族」
「フフン」
「鳥取出身」
ズルリ、とまるでコントのように足を滑らした。
「と、鳥取は関係ないっちゃ!」
(そういやそうだったな)
「……オホン。まぁ、それはいいわ」
開いていた扇子を再び閉じ、眼光が鋭くなる。
『ッ!』
雰囲気が一変。
さっきまでのおちゃらけた様とは違う。
警戒していた志乃に島、動けない間宮に火野も感じたみたいだ。
「藤……律紀……ッ!」
ギリギリと歯を鳴らし、こちらを睨みつけてきた。
「相変わらずなんだな、お前」
「黙りなさい。ここであったが百年目よ……!」
「……えっと、何か因縁が?」
隣の志乃が聞いてくる。
「俺的には因縁とか全くないんだけどな。入学したての頃やった試験で負かしただけ」
「忘れもしないわ! このわたくしが、わけもわからないままモノの数秒でやられるなんて……!」
「対応できなかったお前が悪いんだって」
あの時は先手を取るのが有利だと思ったから、軽く錯乱させて拘束しただけだ。
APCも使ってなかったしな。
「黙らっしゃい! あの時の屈辱、今度こそ……って」
「ん?」
「カルテットは4人よね。まさか……」
「あぁ、俺は出ないぞ」
ポカーンと口を開けたまま固まる高千穂。
しばらくして……。
「な、何ですってぇー⁉ どどど、どういうことよ⁉」
「うっせえ、こっちの事情だ。出ないもんは出ないんだよ」
「ぐぬぬぬぬ……!」
何とも言えない表情をしていらっしゃる。
それよりも、だ。
「つーか、いい加減間宮と火野を離せよ」
「フン! 誰がお前の指示なんか────」
「なら、勝手にやる」
────カチャン、カチャン
『え』
まずは、愛沢姉妹を仲良く手錠で拘束。
互いの両手を2つの錠で繋いだ形だ。
『えぇぇぇえええ⁉』
「大丈夫か間宮?」
「う、うん。ありがとう……」
「なにこれ⁉ いつの間に⁉」
「う、麗様⁉」
(次だ)
素早く、風魔の元へと近づく。
「くっ!」
気配を察したのか火野を解放し、クナイを構えて迎え撃とうとする。
対して、俺が取った行動は────
「フッ!」
「あぁっ!」
携帯していたサバイバルナイフをクナイとぶつけ合わせ、わざとパリィを起こした。
クナイはあっけなく床に落ち、金属音を鳴らす。
「ふ、不覚……!」
その間に、さっきまでの火野とは逆……つまり、風魔が後ろ手に拘束されるハメになった。
「火野は怪我ないか?」
「お、おう。サンキューな」
「お の れぇ!」
ワナワナと身体を震わす高千穂。
恐らく、これは彼女にとって2度目の屈辱となるだろう。
「怒ってるとこ悪いが、自分の状況を見てみろよ」
「ッ⁉ い、いつの間に⁉」
気づいた時には既に遅く、高千穂を四方で囲むように間宮達4人が構えていた。
「高千穂、今回お前の相手は俺じゃない。今お前を囲んでいる奴らだ」
間宮はマイクロUZIをいつでも撃てるように。
志乃は刀の柄に指を滑らせ。
火野はポキポキ指を鳴らし。
島は
「俺の仲間を舐めるなよ……っと」
一言忠告してから、風魔の拘束を解く。
落ちていたクナイをそっと手渡した。
「ほらよ」
「か、かたじけない」
「……だとしても、仲良しこよしで作ったチームなんかじゃわたくし達に勝つのは
「
「あかりさんの言う通りです!」
「勝負はやってみきゃわかんねーだろ!」
「仲良しこよし、上等ですの!」
互いに宣戦布告。
それと同時に、外野から声が掛けられた。
「こらー! 教務科の前で何やってんの!」
声の主は体操服に身を包んだ神崎先輩だった。
「────それじゃ、本番をお楽しみに」
一瞥し、去ってゆく高千穂。
その後ろを愛沢姉妹と風魔が追いかけていった。
(あ、手錠解いてやるの忘れた)
そんなこんなで、カルテットに向けての特訓が始まる。
この作品、ホントは平日に毎日更新を心掛けているんですけど…。
これも全部FGOとグラブルとアズレンと花騎士のせいなんだ。
あと睡魔。
最近疲れてついつい寝落ちしてしまうんです…。
すいません・・・。
では、またノシ