nibiiroと申します。
書ける時に書いちゃうスタイル。
まだまだこれからですが頑張っていきます。
いつ終わりにするかは決めてません。
いけるとこまで書きます。
エロも書きたいですからね!
前置きおーわり!
それでは、いってらっしゃいませノシ
第1話 武偵
まさか自分が死んで二次元作品に転生するとは夢にも思わなかった。
「ふぁ〜……」
防弾制服に身を包み、あくびを1つ。
長年の愛銃、ハイキャパを腰のホルスターに収め、反対側には頑強なサバイバルナイフを下げている。
この世界は、『緋弾のアリア』という作品の世界。
凶悪犯罪に対抗するため、武力を行使する探偵『武偵』の存在が当たり前の社会である。
「今日のカリキュラム何だっけ…」
レインボーブリッジ南方に浮かぶ南北およそ2キロメートル・東西500メートルの人工浮島に設立された、武偵を育成する総合教育機関。
それが、俺が通う東京武偵高校。
一般教育の他に武偵の活動に関わる専門科目を履修でき、学園や民間からの依頼を受けてそれをこなすことも授業の一環とされている
ちなみに、報酬は任務を遂行した本人に支給されるため、お金に困ることは今のとこない。
「あっ!リツ君おはよー!」
「んあ?」
明るく、元気な声で虚空を漂う意識がハッキリする。
前へと視線を定めると、春から一緒のクラスメイトの姿があった。
「おはよう。間宮は朝から元気だなぁ」
「えへへー」
ショートカットに短いツインテール、白いリボンが特徴の間宮あかり。
チンチクリンの
「あかりが元気じゃないとむしろ困るだろ」
「……確かに」
金髪にポニーテールで男勝りなあかりと同じ
「何か話してたみたいだけど、何を話してたんだ?」
「今日はいい天気ですねって言ってただけですよ」
「のんきだなー」
武装検事の娘で絵に書いたようなお嬢様。
女子3人に男が1人混ざる形になっているが、互いに気にせず過ごしている。
……1人、例外がいるが。
「そんなんじゃ憧れの神崎先輩みたいになれないぞー?」
「そ、そんなことないもん!」
「なら、ランクが上がるように頑張んないとな。今日の中距離射撃訓練気合入れろよ?」
●
先輩と後輩がコンビを組み、1年間指導する二人一組(ツーマンセル)特訓制度のこと。
男子の場合
ちなみに俺は異性間契約をしてる戦姉妹がいたりする。
「神崎先輩に戦姉妹申請ねぇ……」
時は早々と過ぎて放課後、間宮が火野と佐々木を連れて俺の席へやってきた。
「まぁ、普通に考えれば無理だろうな」
「うぅ……」
神崎・H・アリア。
名前からわかる通りこの世界の主軸となる1人で、14歳からロンドン武偵局の武偵としてヨーロッパ各地で活躍し、狙った相手を99回連続、かつ武偵法の範囲内で全員捕まえ、その間1度も犯罪者を逃がしたことがない。
そのため武偵の間では有名人で、間宮のように憧れる人も多い。
「強襲科でランクS。『
「そんなのわかってるよ!」
「契約試験は先輩との一騎打ちだぞ? 何か策でもあるのか?」
「それは……」
押し黙る間宮。
やはり、これといった作戦とかはないらしい。
「無いからこそ、律紀に聞いてみようってなったんだぜ」
「戦闘において私達より強いですし、
「そうは言われてもなぁ……」
確かに、神崎先輩に関する情報はある。
(ぶっちゃけ教えちゃいけないことの方が多すぎて困る)
そして、教えてもいいことがどうでも良すぎる情報で役に立たなそうだ。
……まぁ、無難な事を教えてお茶を濁そう。
結果は知ってるし。
「あ~……、試験は『エンブレム』だろうから今のうちにストレッチしとくとか?」
「テ、テキトーすぎないか!?」
「もう少しこう、何かないんですか!? 仮にもSランクを取れると言われてる腕があるんでしょう!?」
「いや、取る気ないし」
Sランクになったらやる事が増えるだろうからな。
これ以上頭を悩ませるのは御免だ。
「……エンブレムのルールって何だっけ?」
まさかの間宮の一言で、俺と佐々木と火野は思いっきりズッコケた。
「おい、強襲科。自分の専門科目に関わることぐらい把握しなさい」
「エンブレムは強襲科が推奨している戦姉妹試験勝負で、制限時間30分以内に先輩から星型のエンブレムを奪うという試験なんです」
「ようは名前のまんま、あかりがどうにかしてアリア先輩からエンブレムを奪うのが試験だ」
「わ、私がアリア先輩から奪う……!」
「細かい条件は人によって変わるかもしれないけど、神崎先輩は自分から武器の許可を出してくる。それでも、今まで全員取れずに不採用だがな」
●
チャイムが鳴り響く。
ぽかぽかとした春の陽気が満ちる空の下を4人で辿る。
そんな中、間宮は1枚の紙を落ち込んだ表情で眺めていた。
「中距離射撃訓練は上手くいかなかったか」
「……うん」
紙には中距離射撃訓練結果が書かれており、144名中最下位という結果が記されていた。
「強襲科、辞めた方がいいんじゃないですか?」
「辞めない。アリア先輩と同じ強襲科で戦姉妹契約したいんだもん」
「なんならアタシが
「ライカはバカでエッチだからやだ!」
「だとさ、バカライカ」
しかも、間宮にCQC教えても扱えないだろうしな。色んな事情で。
「バ、バカはそっちだぜ! アリア先輩は強襲科トップでお前はビリなんだぞ! 組むどころか口聞けるチャンスすらねぇーんだよっ」
「そうですよ、あかりさん。悲しいかもしれませんが、人には適性や身の程というものがあるのですよ?」
「……うぅ」
ギュッと用紙を握り、目尻に涙を浮かべる間宮。
佐々木と火野の言うことはもっともだが……。
「諦めるか?」
「え……」
俯き始めた顔が上を向く。
「ここで諦めるのは武偵としても、神崎先輩を目指す後輩としてもどうかと思うけどな」
「っ!」
「できないことが多くても、できることはあるはずだろ? 間宮にしかできないことが、さ」
「あたしにしかできないこと……」
「いいこと言うじゃない!」
『っ!』
声が聞こえた。
「そこの男子の言う通りよ。始まる前から諦めるのは武偵としてもそうだし、人としても良くないわ!」
桜の花びらが舞う中で、反響する声を辿る。
そこにいたのは、ピンクのツインテールと
「あたしは
「頭に風穴あいてたわよ!」
────神崎・H・アリア
「間宮あかり! あたしの戦姉妹になりたいなら、あたしと勝負よ!」
……さて、と。
(どうなることやら)
登場人物紹介
オリ主 藤 律紀
転生し、2度目の人生を緋弾アリアで過ごすことになり、前世での名前や細かいことは覚えていない。
その為、本人は転生というよりは生まれ変わりに近いと考えているが実際は不明。
とりあえず死なないように生きることを目標にし、ある人物からの依頼をこなしながら武偵として経験を重ねている。
情報科所属の1年、ランクはA
次の昇格試験ではSランクを取れると言われている実力を持つが、本人は取る気はない。
射撃や格闘といった戦闘技術も高く、一目置かれている。
ヒステリアモードのような身体機能を向上させる手段を持っている。
……はい。
中二妄想全開ですね。
でも、そんな空気が面白いのが緋弾のアリアだと思ってます。
原作はほんとによくできた設定で、活かされるなぁといつも実感しています。
早速感想やお気に入り登録して頂けて嬉しい限りでございます。
ありがとうございます!
次回もどうぞ、よろしくお願いします。