※この作品はR-18です。

緋弾world in my life   作:nibiiro

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皆様こんにちは。
nibiiroと申します。

進んでるような進んでないような。
そんな小説ですね。

こんな小説が週間ランキング1位でいいんですかね…。
皆様ほんとにありがとうございます。

さてさて、前置きはこれで。

それでは、いってらっしゃいませノシ



第6話 律紀と戦姉妹

「疲れたよ〜」

 

「身体検査はなかなかハードでしたね……」

 

「アタシはそっちよりも、先輩に手も足も出なかったのが悔しいぜ……」

 

休日は明け、いつものメンツで集まり談笑。

どうやら3人は神崎先輩の元で身体測定を行ったらしく、最後にやった運動神経測定(マッスル・リベンジャー)が堪えたようだ。

 

運動神経測定とは何かというと武貞高名物の1つであり、室内を想定した格闘戦のことである。

その内容は引率した先輩のストレス解消を兼ね備えた対決で、中には派手に後輩にあたる輩もいるらしい。

 

「だいぶキてるみたいだな」

 

「やっぱSランクってすげーってことがわかった」

 

「でも、力量差を改めて実感できたのはいい経験ですよね」

 

「あっという間にやられちゃったもんねー。リツ君は何してたの?」

 

「射撃訓練と格闘訓練と分析訓練。あとはみんなと同じように身体検査受けて、シメに模擬戦やった」

 

「リツ君も検査でグルグル回るやつやったの?」

 

「グルグル? ……あぁ、回転椅子のことか」

 

あれの正式名称って何なんだろうか。

昔やってたクイズ番組では、トルネードスピンとしか言っていなかった気がする。

 

「やったなあれ。寝てたけど」

 

「へ?」

 

「あの状況で寝られるんですか……?」

 

「やる前に訓練3つやって疲れてたんだよ」

 

「だからってフツーは寝るもんじゃないぞ」

 

そうは言われても眠いもんは眠いんだ。

寝たいときに寝るのが健康的だと勝手に思っている。

 

「ん、ふぁ……あふ……」

 

ふと、志乃が欠伸をした。

 

「志乃ちゃん、眠そうだねぇ」

 

「あ、ご、ごめんなさい。つい……」

 

「珍しいな。夜更かしでもしてたのか?」

 

「え、えぇ……。まぁ……」

 

顔を赤くし、チラリとこちらを見やる。

 

目が合うとすぐに視線が外された。

 

「で、先輩からの評価は?」

 

「実力不足はしょうがないけど、息があってたからってことでB+もらえたよ!」

 

「へぇ、良かったな」

 

神崎先輩が連携を褒めるって結構凄いことだと思うけどな。

 

「律紀さんはどうでした?」

 

「全部Aだった」

 

「うわー……。お前もうSランク取れよー」

 

「嫌だっつの」

 

何と言われようとSランクだけは御免である。

 

ふと、時計を見ると放課後になってからそこそこ経っているのに気付いた。

 

「じゃ、俺は用事あるからこれで」

 

「はい」

 

「また明日ね!」

 

「じゃあな~」

 

後ろ手に軽く手を振り、カバンを片手に教室を出た。

 

 

●

 

 

「平賀センパーイ。いますかー?」

 

やってきたのは装備科(アムド)。

機械工作の天才、平賀 文(ひらが あや)先輩のところ。

 

「あ! 藤君なのだ! いらっしゃいなのだー!」

 

「どうも、急に来てすいません」

 

改造や工作の腕は確かな物だが、稀に行き過ぎた問題行動を起こすことがあるためランクはA。

俺と同じである。

 

「実は、頼まれた物を取りに来まして」

 

「ほうほう!」

 

「えっと、これに書いてある物なんですけど……」

 

ポケットからメモ用紙を取り出して渡す。

先輩はそれを受け取ると、フムフム言って部屋の奥へと行ってしまった。

 

しばらくして……。

 

「はいこれ! 頼まれていた物なのだ!」

 

机の上にガシャリと置かれた物。

見れば、電子コードや端子プラグといった機械類の山が聳え立っている。

 

「……何か袋とかあります?」

 

「あ、忘れてたのだ!」

 

持ってきてもらった丈夫な袋に入れ、お礼を述べる。

 

「ありがとうございます。また、何かあったら来ます」

 

「はいなのだ! いつでもお待ちしてるのだ~!」

 

 

●

 

 

通信科(コネクト)。とある部屋の前。

 

「失礼しまーす」

 

一応ノックをして入室。

中に入ると、とある人物がヘッドフォンを付け、PCへと向かっている。

 

「先輩、お疲れ様ですー」

 

……返事はない。

どうやら集中しているため、こちらに気づいていないようだ。

 

「…………」

 

差し入れで買ってきた缶コーヒー。

ゆっくり忍び寄り、ソレを首筋へとくっ付けた。

 

「ひあっ⁉︎」

 

「ちょっ」

 

甲高い声を上げた拍子に、身体が飛び上がって椅子がひっくり返る。

 

「ぐえっ」

 

「あうっ!」

 

怪我をさせないように、クッションになる。

柔らかい身体が上に乗っかり、甘い香りが鼻をくすぐる。

 

「な、なんですかぁ……?」

 

「ごめんなさい先輩。俺です」

 

「へ……?」

 

眼鏡レンズの向こうにある瞳と目が合う。

 

「~~~~~っ!」

 

言葉にならない驚愕の声が響いた。

 

「りりり、りつ、律紀君……!」

 

「お、お疲れ様です。美咲先輩」

 

彼女の名前は、中空知 美咲(なかそらち みさき)。

通信科所属ランクBのオペレーター。

 

────俺の戦姉妹である。

 




律紀君の戦姉妹、中空知登場。
次回は中空知のえち回です。

それとこんなところで言うのはあれですが、とある作品のR-18を短編で書こうかなと思っているので、投稿した際良ければ読んで見て下さい。

アリアもそうですが、他の作品でも多くの方から感想とお気に入り登録して頂けて嬉しいです。

どうぞ、今後も何卒。

それでは、またノシ
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