nibiiroと申します。
一昨日ぶりですね。
お待たせしました。
第1章も終わりに向かいます。
まだまだ続けますので、どうぞよろしくです。
ではでは、前置きは終わりで。
それでは、いってらっしゃいませノシ
日曜日。
俺達4人は今話題のラクーン台場、遊園地にきていた。
「こ、怖かった……」
「やりたいっていったのは間宮だろ」
「高いなぁー」
「いい眺めですねぇ」
間宮が4人分のタダ券を持っていたので、誘ってもらい今に至る。
観覧車の眺めを楽しむ。
ちなみにさっきまで間宮はターザンロープみたいなので遊んでいた。
「うわぁ……。人がちっちゃーい!」
「あかりはいつも見上げてばっかりだもんなぁ」
「り、律紀さん」
「ん?」
「……今度は、2人で来ましょう?」
「あー……そだな」
それとなく返事をする。
休日とはいえ大勢の人で溢れかえっている光景はさすが、テレビで取り上げられるだけはあると思えた。
『ッ!』
突如、全員の携帯が鳴り響く。
「武偵高の周知メール?」
「現場は────ここだな」
「マ、マジか……」
「ケースF3Bは誘拐・監禁された、だよね……。O2って何だっけ?」
「原則2年以上が動け、です」
続けて内容に目を通す。
「
「ってなると、プロの可能性大だな」
誘拐されたのは、
原作通りの流れだ。
「近隣生徒からの報告ですと、早い生徒でも到着は15分はかかるそうです」
観覧車が丁度一周し、急いで降りる。
「どうする? 動くか?」
「で、でも、私達だけでなんて……」
「…………」
「行こう」
『っ!』
間宮の瞳が、決意を固めた。
「今この子を助けられるのは、あたしたちしかいない!」
●
場所は変わって、ラクーングランドホテル。
捕らわれた島が機転をきかせ、ここの703号室にいることが判明。
作戦はセオリーに沿って挟み撃ち。
火野がアサルトライフルMagpul MASADAを背負い窓の上から。間宮と志乃はドアから潜入。俺は後方からのバックアップと退路の確保だ。
「スゥー……はぁっ!」
志乃が刀を扉の隙間へ勢いよく差し込み、強引にこじ開けた。
「武器を捨てて! って、わぁ!」
「あかりちゃん!」
(やべっ!)
志乃が転んだ間宮に駆け寄る間に、身を潜める。
「ハハッ、人質と武器が増えたぜ。やりましたね兄貴」
「随分とバカな武偵だな。しかも、女ときてる。いくら何でも俺達を舐めすぎじゃねぇのか?」
ギリギリセーフ。
俺まで見つかったらどうしようもなくなるところだった。
(……そろそろか)
発砲音が何発か炸裂する。
火野が窓の外からぶっ放した音だ。
(今……!)
ハイキャパを片手に突入。
踏み入れると、島が割れた窓から飛び降りようとしているところだった。
「3、2、1。きゃはーんっ☆」
ふわりと重力に従って落ちる寸前に、ロープを振り子のように使った火野が抱きかかえ、下のプール目掛けて落ちようとする。
「クソッ!」
「ライカ‼」
兄貴と呼ばれていた奴が落ちてゆく火野に、持っている銃を構える。
(やらせねぇ)
「動くんじゃねぇ!」
「あかりちゃん! 危ない!」
もう1人の手下が間宮に銃を向けようとするが、それは失敗に終わる。
カウンターでしか発動できない間宮の技。
すれ違いざまに、手下の銃を素早く奪い取った。
「やめてー‼」
狙うは、銃身。
ハイキャパがひとつ鳴く。
放たれた銃弾は吸い込まれるように金髪の構える銃へと進み……。
「っづ!」
甲高い音を立て当たると、構えが崩れた。
「ガキ共が!」
「もう1人いたのかよ!」
「動かないでください」
「抵抗するな。もう終わりだ」
サングラスを掛けた金髪のリーダーに志乃が刀を首筋に添え、手下は俺が銃を突き付けて身動きできなくする。
「ライカー! 無事ー⁉」
間宮が下へ声を掛ける。
不安そうに垂れた眉がパァと明るい顔に変わる。
どうやら無事みたいだ。
原作に習って、俺がいなくても良かったと思うが万がいちがあるからな。
念には念を入れて、だ。
とにかく、これで一件落着……。
(……何だ?)
おかしい。
鍛えられてきた経験と勘がまだ何か訴えている。
「……クク」
「……何が可笑しいんですか」
金髪が不適に笑う。
「ヒヒ、ヒヒヒ……」
手下の黒髪も、同じように笑う。
「間宮、佐々木。気を付け────」
後ろから殺気。
「ッ⁉」
下から抉るような拳が迫る。
(躱せねぇ……!)
常人よりも遥かに大きな拳が脇腹に刺さる。
「グゥッ……!」
寸でのとこで左腕を盾にできたが、ミシリと嫌な音を立てた。
音からしてヒビが入ったかもしれない。
強烈な衝撃で身体が少し浮く。
「がっ!」
その隙を殴ってきた主は見逃さない。
次に迫る攻撃を認識できず、振りかぶった拳が頭部へ振り降ろされた。
(3、人目……)
目の前が、暗く閉ざされた。
原作の麒麟誘拐事件にオリ展開を混ぜました。
上手いこと書けてるか不安です……。
律紀君の見せ場をハッキリと出す時がきました。
頑張ります!
では、またノシ