体中に痛みと共に、少年は起き上がる。
「死んでいない?」
起き上がると共に思い浮かんだ疑問と共に身体を見つめる。
起き上がった先い広がっているのは既に潰れているビルであり、目の前には逃げ惑う人々や、それらを殺す見た事のない存在が蹂躙していた。
「・・・何あれ?」
見た事もない機械に対して、疑問に思いながらも、蹂躙している存在がこちらに気付いたのか襲い掛かろうとしてきた。
「させるかぁ!!」
その言葉と共に少年の前に襲い掛かろうとした奴と同じ存在だが少年を守るように前に立ちふさがり、守った。
「誰だ?」
「大丈夫かっ、なっなんだこれはっ!?」
そう言いながら、その存在はそのまま少年を見つめると、少年と接続されている物を見て驚きを隠せなかった。
驚きを隠せない中で、先程の仲間だと思われる存在が現れ、銃口をこちらに向けていた。
「しまっ「・・」っ!!」
瞬間、地面から現れた鋭い刃はそのまま襲い掛かろうとしていた存在の胴体を貫いた。
「KMFを一撃でっ!?」
そう言っている間に、少年が接続していた存在がゆっくりと立ち上がった。
片手しか存在しない巨大な爪と共に、KMFと呼ばれた存在を貫いた刃とはまるで尻尾のように変幻自在に動いており、片方しか存在しない光り輝く赤い眼は周りを見つめる。
それはまるで狼を思わせるその存在は本来ならば存在しない物だった。
「あんた、一体」
「三日月・オーガス。
それで、あんた誰?
というか、ここどこ?」
そう言いながら、少年の言葉に合わせるように立ち上がり、周りを見つめる。
「三日月?
もしかして日本人」
「日本人?
いや、違う、俺は火星から来た」
「かっ火星!?」
三日月の言葉に驚きを隠せないまま、機械から出てきた声からして少女だと思われる。
彼女の声を聞きながら、ゆっくりと立ち上がる。
「三日月、あんた一体何者なのよ」
「別にただ、そうだな」
そう言いながら、三日月は近づく敵に気付くと共に飛び上がる。
「っ!!」
「なっ!!」
三日月と少女を襲うとした集団は、近づくと共に消えた三日月の姿に戸惑っていた。
だが、すぐにその姿を現した。
片手しかないはずのそれは容易くKMFを掴むのと同時に握りしめた。
「あっああああああっぁ!!!」
未知のKMFの出現に恐怖でその手に持ったマシンガンで狙いを定めて放つが、尻尾のように生えていた刃はそのマシンガンを貫く。
同時に足にワイヤーが絡まると共に、引き寄せられ、巨大な爪がKMFの胴体を貫いた。
KMFから溢れ出すオイルとパイロット達の血によって彩ったその姿はまさに
「悪魔」
少女はその姿を表すように呟く。
そのあまりにも圧倒的な力の前に、その言葉しか出す事ができなかった。
2周年記念作品は
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ