「相談?」
「えぇ、本当に申し訳ないのですが」
青年がまだ専門学校に通っていた頃、グレイフィアからとある相談を受けていた。
「実は、私の義妹に新たな眷属が入ったのですが、その子はとある事情で心を閉ざしてしまって」
「心を?」
その言葉に対して、青年は少し首を傾げながら、言葉を受け取る。
「なので、あなたにカウンセリングを依頼したいのです」
「俺に?
でも、俺はそういうのは専門的じゃないのだけど」
「似た環境で育ったあなたならば話ができると思いまして。
実際に、姫島様もあなたによって救われたので
「そういう事なのか」
その言葉を聞いて、青年は少し疑問に思いながらとりあえず頷く。
「一応は俺ができる限りでは相談を聞くけど、そんなに期待はしないでくれよ」
「ありがとうございます」
その言葉と共にグレイフィアからの依頼を受け、彼にとっては初めての魔界へと訪れた。
グレモリー家の敷地という事で、人間の登場に驚きを隠せなかったが、そのまま彼はグレイフィアに案内された。
「こちらです。
入りますよ」
その言葉と共にグレイフィアと共に青年は部屋に入った。
部屋で待っていたのは、小柄な少女であり、その髪は最初はストレスによってできた白髪だと勘違いしたが、白髪というには綺麗な髪だったので地毛だとすぐに理解した。
「小猫様。
彼が少しの間ですが、勉強を教える事になった先生です」
「先生」
そう言いながら、ゆっくりと見つめてきた少女の目は既に死んでいたようにこちらを見つめてなかった。
「まぁ、勉強はおまけみたいだと考えてもらって大丈夫だよ」
そのままゆっくりと椅子に座りながら、彼女と向かい合う。
「まぁ君の事情は多少は知っている。
だからこそ、まぁ話し相手程度だと思っても良いよ」
「私は」
その言葉と共に目を俯きながら、とてもではないが会話ができない状態だった。
「そうだね。
すいません、グレイフィアさん、お菓子ってあります?」
「えっえぇ、ありますが」
「それじゃあ、お願いします」
そう頭を下げると共に再度青年は小猫は向き合う。
「あの、別に私に構わなくても」
「まぁね。
すぐに話さなくても良いし、ゆっくりとしていても大丈夫だよ。
まぁ俺がいる間は他に人も入ってこないと思うから、気にしなくても良いと思うよ」
そう言いながら、持ってきたお菓子をテーブルに並べながら
「ほら、このケーキとか美味しそうだよ」
「ケーキですか」
そう言いながら、受け取りながらも、少し戸惑っている様子だった。
青年はケーキを小猫の口元へと寄せる。
「・・・はむぅ」
戸惑いながらも、ゆっくりと口の中へとケーキを入れ
「美味しい」
「それは良かった」
その笑みを見ながら、青年はその様子を見つめる。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ