「すまん、もう一回言ってくれないか」
「先程も言った通り。
お前の身体は残念ながら、元には戻らない」
ジャンヌとの行為を終え、起き上がった俺はそのまま今回の事件について、友人にして、カルデアでも過労しても可笑しくないキャスター、ロードエルメロイ二世から話を聞いた。
「君をその姿にした犯人を見つけ出す事はできた。
だが、それがどうやら複数人が同時に行ったらしい」
人を子供に変えるサーヴァントは残念ながら、このカルデアには多く存在する。
ギルガメッシュの若返りの薬など、その代表例だろう。
「しかも、君はサーヴァントとは違い、身体が霊体ではない。
結果、君は元の姿に戻るには成長が必要になる。
幸い、成長自体も歳と共に戻っているようなので、そこは安心したまえ」
「いや、全然安心できないよ」
そう言いながら、俺は頭を抱える。
「大丈夫です!!
お姉ちゃんがしっかりとお世話しますので!!」
「ジャンヌはいい加減、それをなんとかしろ!!」
あの行為を行った以降も、ジャンヌは変にお姉ちゃんぶる態度は変わらず、こちらを誘っている。
「あれ、獅子劫君は何時の間にジャンヌさんと仲良くなっていたんだ?」
「いや、まぁ、色々とあって」
そう言いながら、話しかけてきたブーディカに対して俺は眼を逸らしながら答える。
何を隠そう、ブーディカは俺が聖杯戦争に参加したさいのパートナーであり、互いに初体験の相手でもある。
様々な経由を辿って、結果的には寝取ってしまった相手だが、勿論敗亡と同時にブーディカは消滅。
現在召喚されているブーディカは勿論別人のはずだが、時折、俺と一緒に行った時と同じ行動をしているのが見えるので本当に別人なのか疑いたくなる。
「それは勿論。
私が最初にお姉ちゃんと宣言しましたので」
「おいっ辞めろ!!」
そう言いながら、ジャンヌはそのまま俺を抱き寄せた。
「へぇ、そうなんだ。
それは羨ましい事だね」
そう言ったブーディカは笑っているが、その瞳は全然笑っていない。
「ところで獅子劫君。
良かったら、私が色々と世話しますが、良いかな?
私は最近は出番も少ないし、こういう育児は得意だから」
「大丈夫です、弟のお世話は姉である私がしますので」
そう言った二人は俺を挟んで、互いに睨みあっていた。
「・・・助けて」
そうして、ついに耐えきれず、俺は目の前にるロードエルメロイ二世に向けて助けを求めた。
「無理だ」
それに対してサーヴァント同士の睨みあいを共に見ていたロードエルメロイ二世もまた、その顔は諦めろと言うばかりに死んだ目で言った。
2周年記念作品は
-
オーバーロード
-
名探偵コナン
-
鬼滅の刃
-
ぐらんぶる
-
混血のカレコレ
-
SSSS.GRIDMAN
-
Fate/Grand Order
-
閃乱カグラ
-
ガンダムEXA
-
怪獣娘シリーズ