「今日が入学式か」
そう言いながら、青年は教師生活を始めてから既に三年目になる学校の入学式を終えた後、とある喫茶店で待っていた。
仕事も終わり、残業もなく喫茶店でコーヒーを飲みながら、待ち合わせしている人物を待っていた。
「お待たせしました」
「んっそれ程でもないよ」
そう言いながら、笑みを浮かべながら、見てみるとそこには小猫が立っていた。
「先生、学校で待ってくれなかったんですか」
「まぁ、さすがに先生と一緒に帰るという訳にはいかないからね」
「むぅ」
小猫はそのまま青年に向けて頬を膨れながら、椅子に座る。
「まぁまぁ、そろそろ」
「お待たせしました」
「ほら、これで機嫌を直して」
「・・・こんなので機嫌を直す程、私は安くありません」
「分かっている、分かっている」
そう言いながら、笑みを浮かべながら、小猫を見つめる。
「それで、新しい学校の友達はできそう?」
「学校というのは始めてで分かりません。
勉強も先生に教えられたから。
でも友達は」
「あぁ、なるほどね。
まぁ、俺もそうか」
そう言いながら、目の前にいる小猫の話を聞きながら、青年は納得するように頷く。
表面上での付き合いが得意な青年だが、自身を持って友人と呼べる人物はおらず、自身の全てを知っているのはグレイフィアや姫島を始めとした大切な人。
そういう意味では、小猫と同じく彼は友達がいない。
「まぁゆっくりとすれば良いさ。
なんだって、君には君の人生が、いやこの場合はどうなんだろう、悪魔生?があるのだから」
「・・・私にとって興味はお菓子と先生にしかありません」
「あら」
そう言いながら、先生は少し思い悩んだように首を傾げる。
「部長は恩人です。
でも、それ以上に先生が大切です。
それは、いけない事でしょうか」
そう言った、彼女の目は暗かった。
「いけなくはないね。
だって、それは君が選んだ道だから。
でも分かっていると思うけど、世間で言う所で俺は最低の人間だよ」
漫画で出てくる悪人、ゲームではヒロインを取る悪党。
それに似た存在だと小猫に告げるが
「私は悪魔で妖怪です。
心を救ってくれたあなたの為だから。
なので、そんなの関係ないです」
そう言った小猫の笑みを浮かべる。
「そうだね、関係ないね」
その感情の正体を知っている青年もまた笑みを浮かべる。
グレイフィアに対しての自身の感情と似た感情を向けられている。
その事を理解した青年は受け入れ、彼女の頭を撫で、気持ちよく受けながら、小猫は目を瞑る。
傍から見える仲の良い兄妹に見えるが、その本性を知るのは、そこには誰もいなかった。
「それじゃあ、食べたら行こうか」
「はい」
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ