ゼノヴィアはその後、本部へと戻ると同時に破門になった。
神の死の真実を知る者として追い出されたが、彼女はそれを気にしないようにデュランダルを片手に日本へと戻っていった。
「それにしても、お前、金があるのになんで俺の家にいるんだ?」
「良いじゃないか。
私はここを気に入っているんだ」
そう言いながら、彼が作ったうどんを食べながら、答える。
ゼノヴィアが日本へと戻ってくると、これまで教会で達成した事でもらっていた金を手にし、日本へと戻ると賞金稼ぎとして日本で活動していた。
デュランダルを使う少女や、戦闘センスの高さもあってか、賞金稼ぎの中では瞬く間に名を上げ、小金持ちになるまでになった。
そして、彼女の強さは容赦なさが目立つようになった。
これまでの彼女はデュランダルだけで対応していたが、手榴弾に聖水、敵の弱点にも遠慮なく攻める姿勢や上級悪魔と同等のはぐれ悪魔との戦闘経験によって彼女は一ヶ月にも満たない内に最強へと成長していた。
「それにしても、なかなかに興味深いな」
「お前、本当にアニメとか見ていなかったのか?」
「あいにく孤児院で育っていたからこういう娯楽はあまりな。
それにしてもナイフか、デュランダルの欠片で作れるか?」
そう言いながら、目の前で蜥蜴の頭をした男の戦い方を参考にしながら、考える。
彼女の容赦ない戦闘は彼の主にダークファンタジー系のアニメを参考にしており、その影響でもあった。
「それにしても、お前が来てから、驚く事ばかりだよな」
「なんだ?
そんなに私との出会いは驚いたか?」
「まぁな。
けどまぁ、あんまり家に来るなよ、本当に」
「なんでだ?」
ふとした彼の一言が気になり、ゼノヴィアはうどんを啜りながら首を傾げる。
「俺にも一応彼女ができるんだから、浮気だと思われたら嫌だからな」
「えっ」
その一言に一瞬でゼノヴィアは固まってしまう。
「彼女」
そこでゼノヴィアは固まる。
(彼女?彼に彼女?
それは、喜ばしい事だ。
彼に好きな人ができたのは。
だったら、なんで私はこんなに戸惑っているんだ?)
「どっどういう事なんだ?」
「なんか、告白されて、その時はどう答えたら良いのか分からなくてな。
ついはぐらかしたんだ。
けど、彼女がいない歴20年で始めての春だからな。
良いかもしれないと思っていたんだ」
「・・・まだなんだな」
その彼の一言に少し安心すると共に、彼女は心の底から湧き出す黒い感情に疑問に思った。
教会の戦士の時にも、傭兵として戦った時にも感じた事のない黒い感情。
疑問に思いながらも、彼を見つめると苦しくなり、彼の手を握ると自然と落ち着いていく。
「あぁ、そっか。
これは嫉妬なんだな」
「んっ?」
ゼノヴィアは何か納得したように頷くと、手元にあるうどんを一気に飲み干した。
「ゼノヴィア?」
何か満面な笑みを浮かべているゼノヴィアの態度に疑問に思い、彼は話しかけると
「私はどうやら、君の事を愛しているらしい」
「えっ?」
ふと、何気ない一言と共に、ゼノヴィアはそのまま彼へと近づくのと同時にキスをした。」
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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SSSS.GRIDMAN
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閃乱カグラ
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怪獣娘シリーズ