その後の青年とゼノヴィアとの関係は大きく変わったのかと言うと、それ程大きな変化は彼らには訪れなかった。
青年は裏の世界の事情は知っているが、それでも変わりない生活を送っており、時折、裏の世界の住人だと思われる人物が飲み仲間だった事を知った程度である。
そして、大学を無事に卒業した彼はその後は出版社へと就職した。
学生時代の論文やゼノヴィアから聞く話もあってか、ファンタジー関連の書物の仕事が回される事が多くあり、順調に仕事を覚えていた。
「ただいま」
そうした日々で疲れながら、帰ってくると
「おかえり。
さっそくだが、既に腹が減った」
そう言いながら、笑みを浮かべるゼノヴィアは会ったばかりは首まで伸びていた青髪は肩まで延びており、部屋の中で過ごすには快適なジャージ姿で待っていた。
「一言目でそれか」
そう呆れながらも、手慣れた動きで、買ってきた食材で料理を始める。
そうして料理を行いながら、青年自身の変化もそうだが、今はリビングでくつろいでいるゼノヴィアも大きく変わった事を思い出す。
ゼノヴィアは依然にもまして、生きる事に対して執着が強くなっており、強さははっきり言うととんでもない次元まで進化していた。
具体的には召喚したデュランダルを敵に向けて投げて、そのまま銃で頭を打ち抜いたり、デュランダルを盾にして、爆弾を投げ込んだりなど、はっきり言えば歴代デュランダルの使い手の中でも最悪最強とまで言われる程に成長していた。
そして、賞金のほとんどは彼との生活の為に使っていた。
そんな日常が続いて1年の時が過ぎようとしていた。
「ゼノヴィア、今、なんて言った」
青年はゼノヴィアから当然告げられた言葉に驚きを隠せずにいた。
「できたみたいだ。
いや、私も聞いたと時には驚いたよ」
そう言いながら、腹を撫でながら、何事もないように呟くゼノヴィアに対して、青年は始めての我が子という事もあり、混乱を隠せなかった。
「だが、私は後悔はしていないぞ。
なんだって、私と君の子だからな」
「・・・そうだな」
見ると、そこで浮かべていたゼノヴィアの表情は始めに見た時に感じた空虚な目ではなく、後悔も何もない幸せを噛みしめている表情だった。
「さて、だったら、まずは結婚しないといけないな」
「んっ結婚?
それだったら既に済ましているぞ」
「何時っ!!」
「赤ん坊が生まれた時からだ」
そう当たり前のように告げるゼノヴィアに対して、乾いた笑みを浮かべながら
「本当に、変わったな」
以前まで見られなかった行動力溢れるゼノヴィアに対して青年はただ言う事しかできなかった。」
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ