「そういえば、なんでセン先輩は、既に世界大会に出たのに、なんでガンプラ学園とかに行かなかったんですか?」
「んっまぁ、ファイターじゃなくてモデラ―だけどな?」
口の中に肉まんを食べながら答えたのはセン・ユルキアイネン。
7年前の世界大会においてフィンランド代表として姉であるアイラ・ユルキアイネンとコンビを組んだ事で有名な中学3年生である。
そして、彼は現在、聖鳳学園のガンプラバトル部の部員として活動していた。
そんなセンに話しかけたのは、彼の一つ下の後輩であるホシノ・フミナだった。
「まぁ色々と訳ありだよ。
こっちに来る時に色々とね」
そう言いながら、肉まんを食べ終えると同時に買ってきたガンダム・バルバトスルプスを手に取りながら、新たな機体についてを考えていた。
「色々とあるし、まぁガンプラ学園に興味はあったけど。
何よりも俺が一番だと思っているモデラ―がいた学園だからね」
「それって、イオリさんの事?」
「あぁ、あの時の戦いは今でも覚えているから」
そう言いながら、かつての戦いを思い浮かべながら、かつての愛機とスタービルドストライクガンダムとの戦いを思い浮かべる。
「まぁ、その時にネメシスが面倒だったけど」
そう言いながら、当時の大会において仕方なく所属していた面倒なチームの事を思い出しながら、息を吐く。
「えっ、どうしたんですか」
「なんでもないよ。
とりあえずはどうするかな」
そう言いながら、新たに作り出す機体に笑みを浮かべる。
「それじゃあ、私はどうしましょう。
一応、他のメンバーは出ると思いますけど」
「あいつらはなぁ」
そう言いながら、残りのメンバーを思い浮かべる。
ガンプラバトルにあまり熱中している様子ではなかった。
「まぁなんとかなるだろ」
「結構お気楽なんですね」
「まぁ生まれ育った環境のおかげだしな。
姉さんも今は全国大会の為に活動しているし」
そう言っている間にバルバトスルプスを完成させた俺は、そのまま改造案についてを考えていた。
「えっえっと、それで、その、セン先輩は明日何か用事は?」
「んっなんにも?」
「だったら、Gミューズに行きませんか!」
そう言ったホシノの言葉に
「あぁ確かに。
バルバトスルプスをどんな風に改造するのか、出かけた方が良いかもな。
良いぜ」
「それじゃあ、明日、この時間に!!」
そう言うと、ホシノはそのまま出ていった。
「それにしても、あんなにGミューズに行きたがっていたのか?
一人では行きづらいという訳じゃないよな」
そんな疑問に思いながら、俺はバルバトスルプスの手入れを行った。
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