「という事で、私の場合は押し倒して、モードレッドをゲットしたんだよ」
そう言いながら、ランスロットは先程までモードレッドとの出会いと付き合うきっかけを話し終えた。
「そっそれは、さすがに無理だよ!!」
そう言いながら、帝都で偶然に会ったさくらと会話している中で、ランスロットは自身の体験を話していた。
それに対して、さくらは顔を赤くさせながら、思わず叫んでしまう。
「そうかなぁ?
さくらって、結構押しがないから、私のが参考になると思ったけどなぁ」
そう言いながらランスロットは首を傾げながら、答える。
「けど、互いの思いを伝え合わないと結局は進まないと思うよ」
そう言いながら、素直な意見をそのままさくらに言う。
「なんだか、すいません」
「いや、こちらこそ」
そうして彼女達二人が話している間、俺は誠十郎と話していた。
欧州の事件には謎が多く残っており、その鍵を握るクラーラの事についてなど、未だに課題は多く残っているが、詰め込みすぎても駄目だという事で、久しぶりに帝都に来ていた。
「それにしても、まさかそんな事になっているとはな」
「いやぁ、恥ずかしい。
というか、堂々と言うなよ」
そう言いながら、俺は先程までの話を思い出す。
話の内容でも、行為については語らず、そのまま押しが強い所しか強調していなかったので少し安心している。
「でもまぁ、まだまだ謎が多いし、俺自身もね」
そう言いながら、俺は未だにこの世界に来る前の事を誰にも語っていない。
記憶喪失だという事で通しており、この世界の住人ではない事を伝えている。
もしかしたら、俺自身の記憶自体も偽物で、本当は降魔が作り出した偽物の記憶かもしれない。
そんな不安が時折あるが、それでも俺は
「守りたい物があると、本当に強くなれるから」
「あぁ、その通りだな」
そう言いながら、誠十郎も確かに返事をしてくれた。
「おい、モードレッド、さっさと行くぞ」
「誠十郎さんも」
「あぁ、分かった、今行く」
そうしていると、既に女子トークを終えた二人の元に俺達はすぐに向かう事にした。
「なになに、なんの話をしていた?」
「別になにも、世間話だから」
「そうなんだ、結構気になるけど」
そう言いながら、ランスロットは隣に行くと
「ねぇ、もしも記憶を取り戻して、君に恋人がいる場合、どうなるかな?」
「んっ、記憶を取り戻してか」
普段は見せない声で言ったランスロットに対して、俺はどう答えるべきか悩んだ。
未だに分からない事が多い中で、果たして本心なのかどうか分からない。
だから、あえて言うならば
「それでも、俺はランスロットと一緒に過ごしたい。
そう思いたいな」
今、胸の内にある本当の言葉を伝える事にした。
2周年記念作品は
-
オーバーロード
-
名探偵コナン
-
鬼滅の刃
-
ぐらんぶる
-
混血のカレコレ
-
SSSS.GRIDMAN
-
Fate/Grand Order
-
閃乱カグラ
-
ガンダムEXA
-
怪獣娘シリーズ