「ふぅ」
俺は普段通りの生活を送りながら、仕事の準備を終えた。
未だに新人として扱われているが、最近では少しは仕事を任せてもらえるようになった。
「どうかしましたか?
最近悩みでも?」
そう言いながら、今ではすっかりと見慣れていたが、未だに変わらない美貌を持つロスヴァイセが俺を心配そうに声をかける。
「いや、大丈夫だ。
けど、思った以上に身体の疲れが残らないんだなと思っていて」
未だに俺と関係が続いている悪友達からの話だと、なんでも仕事がから帰る度に泥のように眠ってしまって、出会いがないと聞いていた。
だが、同じ仕事をしているはずの俺はどういう訳だが、そういう疲れはなく、むしろ高校時代よりも絶好調なぐらいだった。
「それは本当に良かったです」
「やっぱり、北欧料理が関係しているのか?
俺はあんまり知らないけど」
「えっあっ、あははは、どうでしょう?
でもお婆ちゃんもとっても元気だから、もしかしたら、そのおかげかもしれません」
「そうなのか」
確かにこの前会った時も未だに現役という感じで俺とロスヴァイセとの間の関係を聞いていた。
俺の爺ちゃんや婆ちゃんからは感じられない程に元気だったのだが、日本と外国では結構体格が違うから、それと似たような感じだろ。
「って、やばいっ!
もうそろそろ行かないと!!」
俺はそう言い、すぐに鞄を手に取り、玄関へと向かう。
「んっ、朝ぁ?」
「あっ起きたの?」
そう言いながら、聞こえてきた声に振り向くと、そこにはロスヴァイセと似た銀髪の小さな子がパジャマを着たまま近づいていた。
「ぱぱぁ?
行くの?」
「あぁ、行ってくるよ」
そう言いながら、俺は自分の娘に頭を撫でながら、すぐにロスヴァイセを見つめ
「あっ」
「あっうん」
その後、行おうとした行動だが、すぐに止まってしまう。
「んっ?
ちゅーしないの?」
「えっあっあぁ、うん。
そういうのはね、もうちょっと後だから」
「しっしないよ!?
ほら、パパを見送ろう」
俺達はその時の娘からの視線に耐えきれずに、慌てて玄関へと向かう。
「それじゃあ、行ってくるよ」
そう言いながら、振り返る。
偶然の出会いだし、もしかしたら、彼女は俺よりももっと立派な男と結婚するかもしれなかったと思う。
だけど
「いってらっしゃい」
そう言いながら、俺を見送ってくれる彼女の姿を見て、俺は本当に結婚して、良かったと改めて思えた。
彼女と出会って、まだ5年。
まだまだ人生は長く、短い時間だけど、そのほとんど埋められる程に一緒にいられたら良いと思い、俺は歩き出す。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ