「お前と付き合って、こういう事は本当に何度目なんだろうな」
「そう言うなよ」
そう言いながら、俺は一緒に行動しているキリトに文句を言いながら、銃の整備をした。
記憶の前後が曖昧な時に突然転移させられた謎の世界。
そこで俺達はこの世界の謎を追って、元の世界へと戻る為の手掛かりを探していたのだが、厄介な敵を作っていた。
「というよりも、お前は銃なのか?」
「神聖術の矢なんかよりも、こっちの方が使いやすいからな」
そう言いながら、俺はGGOの時の記憶を元に作り出した相棒をそのまま腰に入れる。
この世界ははっきり言うとSAOと似た感じがしており、何よりも、どこか知っている感覚はあった。
だからこそ、近距離の戦闘よりも、遠距離の攻撃を主にする為に銃を作った。
銃弾は神聖術で作り出した光をそのまま挿入して、放つ。
引き金を引けば、出てくるので、相手からしたら不意打ちですぐに倒せるので、意外と有効的だ。
そうして、数々の戦いを繰り広げ、最後の戦いが始まろうとしていた。
「とにかく、次がいよいよ最後だからな」
「あぁ分かっている」
その言葉と共に、俺達は最後の戦いを挑んだ。
最後の敵とも言える存在であるアドミニストレータと出会った時は、その人離れをした美しさに一瞬驚いてしまった。
だが、それでも倒すべき敵だという事は変わりなかった。
「あぁ、本当に、また似たような奴が」
そして、彼女は俺の顔を見ると、何やら忌々しいように呟く。
「おいおい、会っていきなりかよ」
「ダマレ、その声で、喋るなっ!!
その声を私に向けるなっ偽物っ!!」
その言葉と共に部屋に備わっていたソードゴーレムが動き出した。
「ハルトっ!」
「あぁ、分かっている」
俺は同時に銃を構えながら、牽制をするように放つ。
放たれた銃弾は弾かれるが、同時に俺はずっと背中に背負っていた刀を構える。
「えっ」
「ハルトが剣を」
その剣を持った事にユージオは驚いていた。
それは、これまで俺が銃だけで戦っていた事に対しての驚きだった。
「別に使えない訳じゃなかったけど、とっておきだからな」
その言葉と共に襲い掛かるソードゴーレムの一撃を跳ね返した。
自身の武器で、自身の身体を傷つけたソードゴーレムはそのまま倒れ込む。
「まだまだ、これからだろ」
「あぁ」
そう俺達は構えるが
「ミツケタ」
「っ!?」
聞こえてきた声に、俺達は震えた。
そこには先程まで怒りで染まっていた目ではなく、狂気の笑みだった。
「ミツケタ、愛おしい人」
「何をっ!!」
同時にアドミニストレータの身体は一つの光となって、俺の身体を貫く。
「ぐっがぁはぁ!?」
「ハルトっ!!」
一瞬で、意識が持っていかれそうになる。
目の前で、何が起きているのか分からない。
崩れるソードゴーレム。
俺を囲むキリト達。
未だの状況が分からない中で、俺の意識は
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