また要望が多かったティファですが、作者自身がティファに関してあまり知らない事とファイナルファンタジー7についてあまり知らない事もあり、設定は色々と矛盾していると思います。
それも含めて、どうぞ
世界は幾つも存在している。
その事を俺は知っている。
そんな中二病を思わせる言葉かもしれないが、その事実を知っているのには訳がある。
というのも、そもそもの話、俺はこの世界の住人ではない。
時折見られるような転生を行った経験もあったが、それ以上に俺がこの地へと降り立つ10年前まで、俺は別の世界で過ごしていた。
「どうしたの、そんな所で?」
そこには腰まで伸びた黒髪に黒インナー、下にはニーハイソックスを身に纏った少女が俺に話しかけてた。
「んっ、いや、なんでもないよ。
ただ、見つめていただけ」
そう言いながら、俺はこの世界に住んでからずっと過ごしている仲間であるティファに返事をした。
目の前に広がる光景はいつも変わりないが、それでもなぜか見るのを辞められず、呟く。
「それにしても不思議よね、マサが記憶喪失からもう7年も経ったなんて。
それに何度も助けられたし」
「そこまでの事はしていないよ」
そう言いながら、俺は手を伸ばしながら掴んだ物を見つめながら
「いずれ、ここから出ていかなくちゃいけないから。
それまでに恩返しをしたいから。
自分勝手な願いだよ」
「やっぱり、その変わらないんだよね」
「あぁ」
そう言いながら、俺は手に持った物を再び消すと共に空を見つめる。
「ねぇ、マサはさ、そのどこに行くつもりなの?
だって、その記憶喪失だったら、記憶が取り戻すまでここにいても良いし、取り戻してもずっとここにいても良いんだよ」
「そうかな。
でも、やっぱり、なんだか鍵が俺をどこかに導こうとしているんだ」
そう言いながら、本当の事を語れず、俺は俯いてしまう。
生前、俺が最もやっただろうゲーム、キングダムハーツ。
そのキングダムハーツの武器であるキーブレードを手にし、まったく知らない師匠からキーブレードの使い方を教えられ、目が覚めるとこの世界に落とされた。
落とされた後、俺が何をすれば良いのか分からず、崖から救い上げた事もあって、ティファのお父さんから世話になった。
だが、それから多くの出来事が起き、俺はその間の恩を返す為に過ごしていた。
この世界から出る為に必要な成長が未だに終わっていない事もあるが、その恩を返すまでは決して旅立つ事ができなかった。
「なんだか狡いな、マサは。
だって、本当の事を話してくれないから」
「いや、その、俺はその」
「うぅん、大丈夫。
マサは悪い事で嘘をつかないのは7年間で十分に知っているから。
だから、マサの事を信じられるから」
そう、つらそうな笑みを浮かべるティファに対して、悪い事をしてしまっていると罪悪感を感じる。
だが、世界を超える事は変えられず、そして世界の秩序を守る為に真実を話す事ができない。
本当の事を話す事ができないと思い、俺はいつものように俯く。
「ねぇ、マサ、こっちを向いてくれる」
「んっなに」
そう言葉を言う前に、ティファの顔が目の前にあった。
避ける事ができず、俺はそのまま受け止めてしまい、唇同士が重なった。
「好きな人に告白するのもあるけど、こうやってキスをしたのは分かるよね」
「あぁ」
キスをしてきた。
その意味を知っているが、俺はゆっくりと頷き
「何時か、どこかに行ってしまうかもしれないけど、それまで私の事を見ていてくれないかな?
私は、君の事が好きなんだから」
「あぁ、約束する」
何時か、必ず訪れるかもしれない別れ。
だからこそ、俺は彼女からの告白だけは逃げる事なく、受け止めたい。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ