食事を食べ終えた後の彼らはその後、ヒカリが行ってみたい所があると言われた。
彼女の言葉に従ったタクミが辿り着いたのは
「なんだか、ここに来るのも久しぶりだな」
そう言いながら、ヒカリが見回しているのは、タクミの現在の自室である。
「・・・・」(どうしてこうなった!?)
タクミはこうして、彼女が自分の部屋に遊びに来ている状況に緊張して、身体を固まらせていた。
ここに来て、疑問に思った事として、彼女といつも一緒に行動しているはずのテイルモンがいない。
それに合わせるようにタクミのパートナーであるドルモンがいない事も考えれば、これから何が起きるのか容易く予想できたはずだった。
それでも、昔からそういう方面は疎かったタクミは部屋でベットにヒカリが座りながら、こちらを誘うように笑みを浮かべた事で状況が理解できた。
「ほら、君もここに座ったら?」
「えっ、あっあぁ、そうだな」
ヒカリからの声を聞き、タクミもようやくベットへと近づき、そのまま座る。
いつも寝慣れているはずのベットだが、隣に彼女であるヒカリが一緒に座っているだけで、緊張で身体が震えている。
「そんなに緊張して、どうしたの?」
「いや、それは、その、やっぱり」
そうして、緊張しているタクミとは正反対にヒカリは積極的に距離と詰め寄っていく。
普段から見慣れているが、ヒカリは世間から見ても美少女であり、実際にタクミの親友である大輔も彼女に惚れていたと聞いていた。
そんなヒカリが自分からこうして自分から詰め寄ってきたら、緊張しないはずはなかった。
「まったく、そんなに緊張しなくても良いじゃない。
まぁ、いつもはテイルモンとドルモンも一緒にデートして楽しんでいるけど、今日はいつもとは少し違う雰囲気なんだから」
そう言ったヒカリはゆっくりと彼女はそのままタクミに抱きついた。
抱きつかれた事で、タクミがまず感じたのは彼女の柔らかい身体の感触だった。
柔らかな身体がタクミに抱きつかれた事で、その感触は心地良く、何時までも一緒にいたいと思える程だった。
同時に身体から出てくる香りは清潔なシャンプーの香りがタクミはゆっくりと先程までの緊張が取れる程まで落ち着いていく。
「緊張、少し解けたかな?」
「えっ、あぁ」
そうして落ち着いたタクミとヒカリは互いに見つめ合う。
「せっかく、初めてなのに、緊張してずっと固まっているのは嫌だもんね」
「それは、まぁそうだね」
ヒカリの言葉を聞いたタクミもまたそれに応えるように抱きつく。
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