※この作品はR-18です。

起承転結 エロ色話集   作:ボルメテウスさん

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八坂(ハイスクールD×D)起

日曜日の昼下がり。

 

俺は自宅から電車で数十分ほどの距離にある喫茶店に入っていた。

 

駅から少し離れているという事もあって、あまり客が入っておらず、今回のような理由がなければきっと来ることも無かった場所だ。

 

喫茶店に入った俺は、指示された場所で、目印として注文したコーヒーを持って、そのまま14時30分と表示された待ち受けを見て一息つく。

 

俺はそのまま昨日届いたばかりのメッセージを見つめながら、周りを見つめる。

 

そこには、確かにこの店に来る指示と、そこで何をすれば良いのかについて書かれていた。

 

そのメッセージを確認し終えるとスマホをポケットに戻し、ハァと軽く息を吐いた。

 

前日まではなんとか維持していた気持ちが間近に差し迫った状況にどんどん委縮していく。

 

昨夜、家に帰った後に俺はスマホの充電をしようとした時に見た事のないメッセージが書かれていた。

 

そのメッセージについて疑問に思いながら、そこに書かれていたのは、興味があれば一緒に時を過ごさないかと書かれていた。

 

正直、胡散臭いと思ったが、それでも明日は特に用事もなく、なぜか気になって仕方なかった為、俺はそのメッセージに従って、訪れた。

 

「ふふっ、お待たせしました」

 

「っ!?」

 

その言葉が聞こえて、俺はゆっくりと振り返ると、そこにいるのは普段の生活では決して見ないような豪華な着物を身に纏った女性だった。

 

その黄金の髪と共に妖艶な雰囲気に俺は思わず驚いて後ろへと下がってしまい、思わずスマホのメッセージを見つめる。

 

「えっ、もしかして、メッセージを送ったのって、あなたなんですか!?」

 

「ふふっ、その通りどす。

どうも初めまして、うちの名は八坂どす」

 

「はっ初めまして!?

えっと、その、なんで俺を呼び出して!?」

 

何がどうなっているのか分からずに俺は思わず尋ねると

 

「まぁまぁ、そないに慌てへんでも、とりあえず座って話しまひょ」

 

その一言を聞いて、俺はその言葉に促され、すぐに座った。

 

「まずはなんであなたを呼んだ理由について話させてもらう」

 

「理由ですか」

 

「まずは祝福を。

あなたはこの度、契約の巻物に選ばれた契約者となりました」

 

「けっ契約者?」

 

その言葉に疑問に思っている間に、八坂さんはそのまま着物の懐から取り出したのは一つの巻物だった。

 

「あんたは陰陽道ちゅうのんは知っておりますか?」

 

「確か、漫画とかで陰陽師とか使う奴ですよね」

 

「はい、その中でもこれは式神の全ての始まりであります。

式神ちゅうのんは調伏した鬼神を使役する術法の事どす。

どすが、現代に残ってるほとんどは、この契約の巻物を劣化させて術式やけどす。」

 

「えっと、それって、つまりは陰陽師が喉から手が出る程凄い奴に俺が選ばれたという事」

 

「正解どす」

 

その言葉に俺はさらに頭を悩ませた。

 

どのような事なのか分からないし、正直言って、冗談にも聞こえるし詐欺にも聞こえる。

 

ここは

 

「まぁ信じられへん思うが、証拠はあるんや」

 

「証拠って、どんなのですか」

 

「そら私自身どす」

 

その言葉に首を傾げるが、次の瞬間、八坂さんの後ろに巨大な尻尾が現れ、9本の尻尾が生えてきた。

 

「はい?」

 

「改めて、京都を取り仕切る妖怪たちの統領にして、九尾の狐の八坂どす」

 

「・・・えぇ」

 

そのあまりにも現実離れしている光景に俺は目を回す事しかできず、ゆっくりと見つめる。

 

「えっと、待って、それはあなたが本物だと分かって理解したけど、別に俺じゃなくても、八坂さんが持っていたら問題ないのでは?

それこそ、俺よりも優秀な陰陽師とかに」

 

「それが、この契約の巻物自身に選ばれた契約者以外は使用ができひんのどす。

なによりも、この契約の巻物の価値は高う、もしも断ってもうたら、あなたの命は」

 

「・・・・」

 

血の気が無くなるとはまさにこの事だろう。

 

ここまでの出来事が全て事実だとしたら、俺は断る事ができないだろう。

 

「安心しとぉくれやす。

あなたの身は私達が守ってみせる。

そやさかい、あなたには行ってもらいたい事があるんや」

 

「行ってもらいたい事?」

 

何をして欲しいのか分からず、聞いてみると

 

「この世の中、物騒な事起きようとしてます。

このままでは日本は危ない。

そやさかい、契約者のあなたには契約の巻物を使うて、日本最強の集団、百鬼夜行を作ってもらいたいんどす」

 

「物騒って、あぁもう」

 

次々と出てくる単語に俺は頭を悩ませながらも、断る権利はどうやらないようだ。

 

「分かった、分かった!

その契約者になるよ」

 

そう言うと八坂さんは

 

「ほな、さっそく契約の巻物を手に」

 

そう言われ、契約の巻物を手に取った時だった。

 

契約の巻物は光り輝き、その形はやがて一つの腕時計へと変わった。

 

「これは?」

 

「あなたが契約の巻物を通して、式神を召喚するのに最も思い浮かぶ物になったのやろう。

契約の巻物は持ち主によって変わるが、こら腕時計?」

 

「・・・・」

 

妖怪ウォッチだ。

 

確かに召喚するというイメージでは妖怪ウォッチを思い浮かべるけど、まさかこうなるとは。

 

そう思っていると、妖怪ウォッチから出てきたのはメダルで、目の前にいる八坂さんが描かれたメダルだった。

 

「これが召喚に必要な物どすか。

なるほど、あなたはほんまにおもろい契約者どすなぁ」

 

「はっはぁ」

 

そう言いながら、コーヒーを飲み終えると共に、八坂さんはそのまま手を重ねた。

 

「ほな、行きまひょか」

 

「えっ、どこに」

 

「そんなん、男と女二人で、しかもこないに深い関係で行うんやったら」

 

そう言い、八坂さんはそのまま耳元へと来ると

 

「オメコに決まってるやないか」

 

「・・・えっ?」




今回の短編は過去に連載していた契約者シリーズを再連載する場合の一つのバージョンとして考えております。
好評があれば、連載を考えていきたいと考えております。
八坂の衣装はゲーム版ハイスクールD×Dを参考にしています。

2周年記念作品は

  • オーバーロード
  • 名探偵コナン
  • 鬼滅の刃
  • ぐらんぶる
  • 混血のカレコレ
  • SSSS.GRIDMAN
  • Fate/Grand Order
  • 閃乱カグラ
  • ガンダムEXA
  • 怪獣娘シリーズ
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