デュエルモンスターズには様々な召喚方法がある。
融合、シンクロ、エクシーズ、リンクなどエクストラデッキから召喚されるモンスターの多くは強力なモンスターが多い。
その召喚方法を中心にした戦いは、今やデュエルモンスターズでは当たり前の戦略となっていた。
「えっと、エクシーズモンスターのデッキの場合だと、ダルクは入れても良いけど、ブラック・マジシャン・ガールとサイレント・マジシャンだと合わせにくいなぁ」
その流れはマスターも来たのか、これまでブラック・マジシャン・ガールだけの融合デッキからエクシーズへと変える為にデッキを変えていた。
俺のカードを中心にレベル3とレベル4の魔法使い族やサポートカードで構成していた。
ただ、その中にはこれまでエースとして活躍していたブラック・マジシャン・ガールとサイレント・マジシャンは入っていなかった。
『まっマスター!
エクシーズでも十分だよ、ほら、このエクシーズモンスターとか』
『ダルクの効果だったら、デッキから特殊召喚して、レベル4を揃えて、エクシーズ召喚に丁度良いですよ』
そう言いながら、新たなエクシーズデッキを自分のデッキに入れて貰えるように言い寄っていた。
だが
『闇属性でレベル6のエクシーズは使いにくいし、光属性のレベル4はやりにくいでしょ』
その言葉を聞いた二人が見つめた先には一人の少女がいた。
見た目の格好はブラック・マジシャン・ガールの服を改造し、まるでギャルを思わせる格好をした少女がいた。
『というか、闇属性で魔法使い族でレベル4以下など、サポートが受けやすいうちと先輩のコンビが一番に決まっているでしょ』
それを言い終えると、その少女はそのまま俺の腕を抱きしめた。
『いや、ガガガガール!?』
そう、俺は抱きしめてきたガガガガールに目を向ける。
ガガガガールは最近になってマスターが当てたカードであり、それに合わせて数々のエクシーズ当たっていた。
『あんたの仕業でしょ、マスターがエクシーズデッキを組むように仕向けたのは』
『マスターがそれに興味が持てたのは良い事じゃないですか?』
そう言いながら、未だに挑発を止める気はないのか、笑みを浮かべるガガガガール。
「うん、できた!
それじゃあ、さっそくデュエルしに行こう!!」
『あっマスターも出掛けるようだね。
じゃあ、先輩、デートに行こうか』
『ちょ』
彼女達がすぐに言おうとしたが、既にカードは部屋に置かれている為、ブラック・マジシャン・ガールとサイレント・マジシャンは追いかける事ができなかった。
そして俺はガガガガールと共に、マスターに引っ張られる形で出掛けた。
その際、抱きしめる力を強くさせ、見せつけるのをガガガガールは忘れずに行った。
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