シャルがIS学園に入学してから半月。
その日はIS学園で行われる学園祭の最中だった。
そんな学園祭の最中
「くっ」
世界で初めてISを動かした事で有名な織斑一夏は危機に瀕していた。
その理由としては、彼が所持しているIS白式を奪われていたからである。
「さぁて、そろそろ「ここがなんか騒ぎがあったのか」あんっ?」
そう一夏に対して追い込んでいたオータムは同時に聞こえてきた声に疑問に思う。
そこに立っていたのは
「あぁ、なんでこんな所にあの社長がいるんだ?」
その言葉通り、そこに立っていたのは一人の男だった。
普段は着ているスーツではなく、普段着を身に纏っており、印象は大きく違った。
「怪しい奴がいたから、追ったけど、どうやら間違っていないようだな」
そう言いながら地面に倒れている一夏とオータムを見て、状況が確認すると頷く。
「あなたは」
その言葉と共に一夏の前に立った男には見覚えがあった。
彼自身はあまり覚えていないが、シャルがテストパイロットを行っている会社の社長という事は覚えている。
だが、彼がなぜいるのか疑問だった。
「さて、久し振りだけどやりますか」
【ゼロナインジャンプ!】
その音声と共に男の腰に巻かれたのは一つのベルトだった。
同時にベルトから出てきたデジタル模様のバッタが現れ、そのまま男の周りには9つのバッタが走り回っていた。
ゆっくりと構えながら
「変身!」
【ゼロゼロナインライズ!To the times when I gather past power and am new!仮面ライダーゼロナイン】
「「っ!!」」
その音声と共に現れたのはISとは全く違う存在だった。
全身装甲だが、飛蝗を思わせる装甲に首には腰まで届く長さのマフラーをしていた。
その特徴から、一夏は彼がISを着ているのかと疑問に思ったが
「お前はっまさか、仮面ライダーっ!」
「あぁ、その通りだ。
こいつはゼロナイン、進化する俺の新たな姿だ」
「仮面ライダーだからと言って」
そう言いオータムはゼロナインに向けて、無数の足で襲い掛かる。
「加速開始」
その言葉の意味が分からない間に、腰に巻かれていたマフラーは赤く発色すると共にゼロナインの姿が消える。
「どこにっ」
そう言おうとした瞬間、アラクネの武装が次々と破壊されていく。
その現象について来れない中で、奪取した白式は何時の間にか一夏の近くへと戻っていた。
「なっ何が起きたんだ」
「それを言う必要があるか?」
そう言いながら、余裕の態度のゼロナイン。
「巫山戯るなよ、お前っ」
「巫山戯ているのはそちらだろ。
せっかくあいつの初めての学園祭、邪魔させるかよ」
そう言い、ゼロナインはそのまま真っ直ぐとオータムに手を向ける。
「お前を止められるのはただ一人、この俺だ!」
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