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それはどこかの山奥。
その山奥に住んでいる俺はとある目的の為に、この山の中にいた。
「本当に厄介な事になった」
そう言いながら、俺はその日も目的の薬草を探していた。
周りは森が広がっており、そこには数多くの草木で覆っており、俺はその中で目的の物を探していた。
「とりあえず、これで材料は集まったな。
あとは、これを上手く合成する事ができれば」
それと共に、俺が集めた薬草を置いた時だった。
空高くから、何かがこちらに迫っているのに気づく。
見つめると、そこにはここ最近では見る事が少なかったドラゴンがおり、こちらに降り立った。
「なんだ?」
そう俺が首を傾げていると、ドラゴンはこちらを見つめると、何か怯えたように見ていた。
だが、やがてドラゴンの目はすぐに襲いかかる獣のように変わり、そのままこちらへと襲い掛かってきた。
「たくっ」
そう言いながら、俺はそのまま薬草を守る為に構え
「モードチェンジ」
同時に俺の身体は大きく変わる。
猿の顔、虎の手足、獅子の胴体、蛇の尻尾を持つ日本の妖怪である鵺へとその姿を変える。
「人が化け物にっ」
「ドラゴンがよく言う」
そう言いながら、俺は身体に纏っている炎を掴みながら、ドラゴンへと襲う。
ドラゴンはこちらの姿が変わった事で困惑しているが、そんな事関係ないように俺はそのまま覇気を纏った腕でドラゴンを殴る。
その一撃を食らい、そのままドラゴンは地上へと降り立ち、俺はそのまま地上に降り立つ。
「あなたはっ人間なんですかっそれとも怪物なんですかっ?!」
「あぁ、俺は、あぁ」
そう言いながら、どう答えるのか迷う。
俺の正体は簡単に言うと、この世界には存在しない人間だ。
現代日本で生まれた俺はある日、京都で観光していた時に奇妙な実を見つけた。
何かと疑問に思っていたが、その実に吸い込まれるように俺は日本によく似た国、和の国へと連れて行かれた。
そこで俺は当時は知らなかったがカイドウやオロチが率いる侍達が大事に保管していた悪魔の実の一つであり、俺がこの身体の原因になったトリトリの実を持ち出していた。
何が起きているのか分からない俺は仕方なく、その実を食べた。
その結果、俺は鵺人間へと変わった。
悪魔の実の中でも、かなりレアな部類に入るこの悪魔の実の能力は凄まじく、無意識とはいえ、武装色の覇気、見聞色の覇気を僅かに使う事ができ、鵺へと姿が変わる事ができる能力は確かに強力だ。
だが、元々喧嘩などしたことなかった俺は当時の奴らから逃げる事しかなかった。
幸い、鵺の能力もあって、和の国から飛び出して、そのまま新世界をぐるぐると回っていた。
その中で出会ったルフィ達を初め、麦わら海賊団と出会い、多くの冒険を乗り越えていった。
そして、無事にワンピースを見つけた俺は、その後、和の国で元の世界に戻る手段を探していた時に、また奇妙な世界へと飛ばされた。
そういう経緯もあり、この世界の人間からしたら、とてもじゃないが、悪魔の実の能力など信じて貰えないだろう。
「別に、ただの怪物だよ」
だから、俺はあえて、そう答えた。
「でっではっなんで人間の姿にっ」
「まぁ、こうして人間の姿とさっきの怪物としての姿の切り替えは自由にできるからな」
「っ、それでは、人間に戻る手段は知らないのか」
それを聞いて明らかに落ち込むドラゴン。
というよりも
「人間に戻る?
つまり、お前は人間だったのか」
「そんなの信じられないと思いますが」
「いや、別に信じるけど」
「えっ、こんな話など」
「別に、そこまで驚く事ないだろ」
正直に言えば、目の前のドラゴンは確かに普通の人だったら恐怖を抱くかもしれないが、カイドウに比べたら怖くないし、普通の人間のはずなのに、とんでもないレベルの人間と会った事があるから、今更人間に戻れなくなったドラゴンでは驚かない。
「・・・実は」
そう言いながら、彼女は話し始めた。
それは自身の王国であるドラグノフ王国らしい。
隣国の将軍であった男を夫に持っており、後に2人の間に娘を授かった。
当時のイシュガルのドラグノフ王国にて、賢竜ベルセリオンをはじめ人間と共存派の竜達と共に暮らしていたが、西の人間を食らい尽くすドラゴン達の脅威に憂い、付加術の魔法を編み出す。
しかし西側のドラゴンの物量だけでなく、イシュガル側の非共存派のドラゴン達も敵対したことにより内憂外患というレベルで戦況は悪化する。
かつて人間に助けられた恩を返そうと力を貸すベルセリオンの想いも知った彼女は、自らも最前線に立とうとし、ドラゴンの力を人間に付加することにより、竜と同等の力を得る魔法滅竜魔法を編み出すのだった。
これにより多くの滅竜魔導士ドラゴンスレイヤーが誕生し戦況は好転したのだが、滅竜魔導士達に次第に凶暴化や感覚の変化による極度の酔い等の異変が起こり始め、彼女自身も皮膚が竜の鱗へと変貌してく異変に蝕まれてしまう。
そうした戦争自体はその中でも最強と言われたアクノロギアが登場したことにより集結。敵味方問わず圧倒的な力を見せつけて多大な犠牲を生みどこかへと姿を消してしまうのだった。
終戦から1週間、アイリーン自身は体の皮膚の半分近くが竜の鱗に変化してしまう。
どれだけ安心するよう説得しようとも周りには聞き入れてもらえず、アクノロギアに植え付けられた恐怖に駆られた夫をはじめとした人々により、人類の敵と見なされ投獄されてしまう。
それから3年間、様々な拷問や辱めを受け続けついに処刑が決まり、夫であった男から宣告が下されるが、彼女自身はお腹の子供だけは助けてほしいと懇願する。
だが男はその懇願を払いのけ、存在を認めんと言わんばかりに剣で彼女の腹を刺し生まれぬ赤ん坊を殺そうとする。
しかし、その行為により彼女の肉体が子供を守るべく急変化、巨大なドラゴンの姿となり、男を踏み殺し城を破壊しどこかへと飛び去ってしまう。
その場所が、俺と出会ったこの場所らしい。
「なるほどねぇ、まぁ、結構聞いた事があるな」
アラバスタ、魚人島など、多くの島で、その悲劇を聞いてきたが、彼女も似たような経緯らしい。
「どうすれば良いのか」
「そうだな、もしかしたら今、作っている奴が役に立つかもな」
「作っている奴?」
そう言いながら、俺は懐から取り出した物を見せる。
「ランブルボール。
俺の仲間から教えて貰った薬で、普通の人間だったら、何の効果もない薬だけど、俺とその仲間にとっては切札のような薬だ」
「どういう意味ですか」
その言葉にアイリーンはこちらを見つめる。
「俺とその仲間は人間と別の生き物の力を持った存在だ。
この薬は本来ならば人間とその別の生き物しかできない変身形態を増やすことが出来る」
そう言いながら、俺は普段の人間形態、先程の鵺の姿、そして鵺の要素がある人間の姿。
そして、ランブルボールを食べる事で、鵺の要素となっている猿、虎、獅子、蛇など数多くの姿になった。
このランブルボールを食べる事によって、俺は動物系統の能力だったら、どんな能力でも使えるとんでもない持ち主になった。
「それではっ、そのランブルボールを使えばっ私も人間の姿に」
「けどまぁ、これは渡せない」
「なぜですかっ!」
その言葉に俺に詰め寄るが
「ランブルボールはさっきも言ったように劇薬だ。
そっちがドラゴンから人間の姿に戻るまでの力を得る事ができるかもしれないが、その薬の影響で」
「っ」
同時に気づいたように、自身のお腹を見つめる。
「それでは「まぁけど、希望がない訳じゃないだろ」っ」
「ランブルボールを安全に、人間の姿になれるように改良すれば良い。
まぁ研究には時間がかかるけど、一緒にやるか?」
「協力してくれるんですか」
「まぁ、何かの縁だしな。
やる事ないしな」
元の世界に帰る手段が未だに見つからないが、ここで彼女を放って行くのはきっとルフィ達が許さない。
「まぁ、時間はかかるかもしれないが、一緒にやるか」
「あぁ」
その言葉と共に俺達の生活が始まる。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ