「さてっと、とりあえずは探すとするか」
その日、青年はアイテムストレージの中にこれまでの経緯で手に入れた数々のアイテムや地図、さらにはラナーによって作られた王国の者である証など、旅における必要な物を纏めておいた。
身に纏っている黒いコートは普段から正体を隠す時にも使う事ができ、青年の素顔を知っているのはこの世界ではラナー以外には存在しない。
それでも黒いコートの男という噂程度には広がっており、夢か幻か冒険者達に試練を与え
その上へと目覚めさせる者として有名だった。
「まぁ実際はこの世界について知る為に冒険に同行しただけなんだよな。
まぁワールドアイテムの存在についても知る事ができたから、あとはそのワールドアイテムについての調査だよな。
どんな能力でどこにあるのかだよな。
一番良い可能性としてはワールドアイテムの所有者が既にこの世にいない事だけど、まぁそう上手くはいかないよな」
そう言いながら、青年はこれまでの情報を軽く整理していた。
この世界独自の文化は数々あるが、青年はその中でも特に注目していたのは魔法だった。
魔法は青年が覚えている限りでも、全てはユグドラシルの魔法であり、世界の歴史を見ても違和感がないぐらいに大昔から存在していた。
そこで青年が思いついたのは、この世界よりもはるか昔に転移してきたプレイヤーの仕業か、人々の認知を書き換えた可能性があった。
青年をこの世界に転移させた目標も不明、もしかしたらそれ自体が偶然の可能性や、自然災害の一つかもしれない。
だからこそ、青年は知りたかった。
自分の安全の為である事もそうだが、青年はユグドラシルというゲームを行っている間は常に好奇心で行動していた。
様々なスキルの使い方や、ユグドラシルで作られた伝説やプレイヤー達の個性的なアイディア。
現実ではあり得ない数々の冒険は青年の心を楽しませており、こうして生身の身体を手に入れる事ができている。
「本当に、俺にとっての現実になる事ができた」
ゲーム以外では歩く事ができず、外はガスマスクなしでは生きられない世界と比べれば、この世界は青年にとっては夢そのものだった。
「誰かの手のひらの上で動かされているかもしれない。
そんなの分かり切っているかもしれないけど、それでも俺は知りたい。
この世界の秘密を」
そう笑みを浮かべながら、ゆっくりとスレイン王国から出ていく。
「さて、まずは他の国々の事についてを知りたいし、身分証明書という事で冒険者というのも良いな。
ここからそう遠くない適当な街で作ってみるか」
そう言いながら、青年は鼻歌を歌いながら、近くの街へと向かった。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ