※この作品はR-18です。

起承転結 エロ色話集   作:ボルメテウスさん

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全国のクラインファンの皆さん、ごめんなさい


オーバーロード 間話②

クライムはその日も訓練を続けていた。

 

彼は元々は孤児だったが、偶然通りかかった青の薔薇団のリーダーであるラキュースに拾われ、今日も訓練を行っていた。

 

強さが未だに伸びず、困惑をしながらも、拾ってもらった恩返しの為にも訓練をただ続けていた。

 

「やぁやぁ、青年君。

元気が良いねぇ、何か良い事でもあったかい?」

 

「えっ?」

 

そんなクライムに話しかけた声に気付き、振り向いてみると、そこには真っ黒のフードを被った男が立っていた。

 

「誰ですかっ!!」

 

「おおっと、これは驚かせたか。

すまないね、なかなか熱中しているから、少し見学をしていた所だよ。

それにしてもなるほどなるほど」

 

そう言いながら、フードの男はそのままクライムの身体を見つめながら、納得するように頷いていた。

 

「なんですか?」

 

「君、弱いね」

 

「っ!!」

 

その言葉を聞いて、一瞬我を忘れそうになるが、同時に自身の弱さを知ったように、剣を握る拳を弱める。

 

「だとして、なんですか」

 

「いやぁ、ごめんごめん。

悪気はなかったんだ、だけどね、このまま剣を続けても君は強くならないよ。

なぜだか分かるかい?」

 

「それは、才能がないから」

 

「あぁよく分かっているねぇ。

それが理解できているだけでも凄い事だよ」

 

「馬鹿にしているんですか!!」

 

目の前にいるフードの男がからかうように笑っており、思わず、掴みかかろうとした。

 

「いやぁごめんね。

お詫びに一つ教えてあげるよ」

 

「えっ?」

 

そう言って、フードの男はそのままクライムの剣を蹴り飛ばし、腹を殴る。

 

「ぐっ」

 

剣を吹き飛ばされた事によって、驚きを隠せなかったが、クライムはすぐに身体に力を籠めて殴り返す。

 

だが、顔面に拳が当たる直前、コートの男はその攻撃を避け、そのまま蹴り返す。

 

「がはぁ」

 

「凄い凄いよ」

 

「何がですか」

 

「君、勘違いしているようだけど、剣を使う才能はないけど、盾だった才能はあるよ」

 

「っ!!」

 

その言葉には既に我慢ができなくなった、クライムは身体に力が入らないが、それでもじっとコートの男を睨み続ける。

 

「頑丈な身体、敵の攻撃に対処する判断力。

それは戦いにおいて戦士よりも重要な役割なんだよ」

 

「えっ?」

 

盾にしかならないと、言われ、馬鹿にされたと思ったクライムだが、次に出てきたのは誉め言葉だった。

 

「あなたは、私を馬鹿にしているのではないのですか?」

 

「馬鹿に?

君は勘違いしているようだけどな、攻める才能は多いが、守る才能というのは結構少ないんだぜ?」

 

そう言って、コートの男は手に持った腕輪を自身に着けると、そこから展開されたのは銀色の円形の楯だった。

 

「楯というのは限られた面積で敵の攻撃を防ぐ。

それ以上に敵の攻撃を耐える為の力、敵の攻撃を押し返す力が必要だ。

君のその力は握るよりも、食いしばって戦う方に向いている」

 

そう言い、コートの男はポーションを取り出し、クライムにかける。

 

「私にも才能が」

 

「この世界に才能がない奴など存在しない。

ただ本当の才能に気付かない奴が多いだけだ。

君がそれだ」

 

そう言われ、コートの男から受け取った楯を手に取り、コートの男はクライムが手放した剣を手に取り、襲い掛かる。

 

「っ!!」

 

クライムは瞬時に楯を構え、その攻撃を防いだ。

 

先程まで見えなかった部分も、クライムは戦いをまっすぐに見つめながら、受け止めていく。

 

そして、一瞬剣に火花が散った瞬間、そのまま楯を押し出した。

 

同時にクライムの剣は真っ二つに割れ、そのままコートの男は後ろに下がる。

 

「なんだろ、これは?

剣で戦った時よりも」

 

「とりあえず、まずは楯での戦い方を学ぶと良い。

それが君にとっての始まりだ」

 

そう言って、黒いコートの男は去ろうとした。

 

「おい、クライム。

何時まで訓練しているんだ?」

 

「あっガガーランさん!!」

 

「んっ、あっお前は!!」

 

同時にクライムを迎えに来たガガーランはすぐに黒いコートの男を見つめる。

 

「知っているのですか?」

 

「最近になって噂になっている冒険者だ。

色々な国で様々なクエストをこなしている奴だよ。

素顔は見えないし、使っている武器も分からない謎が多すぎる奴だよ。

だけど、あいつ、人に教えるのが上手いのか、現地で一緒にやった奴は全員がアダマンタイト級の強さになっているとんでもない奴だよ」

 

「えっ!?」

 

その言葉を聞き、クライムは眼を見開きながら、コートの男を見る。

 

「へぇ、そうだったんだ。

俺は俺の目的でやっていただけなんだがな。

まぁ良いか、とりあえずは自己紹介だけでもしておこうか」

 

そう言い、黒コートの男はクライム達に向けて指を指す。

 

「アダマンタイト級冒険者でフリーランスのインさんだ。

よろしくね」

2周年記念作品は

  • オーバーロード
  • 名探偵コナン
  • 鬼滅の刃
  • ぐらんぶる
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  • SSSS.GRIDMAN
  • Fate/Grand Order
  • 閃乱カグラ
  • ガンダムEXA
  • 怪獣娘シリーズ
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