※この作品はR-18です。

起承転結 エロ色話集   作:ボルメテウスさん

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神楽坂明日菜(魔法先生ネギま)結

2週間後、卒業式の日。

 

桜によって、校舎は覆われ、卒業の歌が学校中に響き渡る。

 

だがその日、彼女はこの学園にはいなかった。

 

あの日から今日まで一度も会っていない。

 

彼女がいない日々はひどく退屈なものだった。

 

もちろん、授業はいつも通りある。

 

 

でも、そこには彼女の姿はない。

 

それだけなのに、世界が色あせてしまったように感じる。

 

「明日菜ちゃん」

 

僕はそう、言いながら、今にも泣きそうな顔をしながら、ゆっくりと帽子を被る。

 

未だに思い出を引き釣りながら、涙を流していた。

 

 

「そんなに泣いて、どうしたのよ」

 

「えっ」

 

そこには信じられない声だった。

 

振り返るとそこには100年の眠りについたはずの明日菜ちゃんがおり、笑顔で僕を見ていた。

 

「なんで」

 

「あぁ、なんて言うか、その。

眠った後、タイムマシンで戻ってきちゃった」

 

「タイムマシン!?」

 

僕が驚いていると、明日菜ちゃんは照れくさそうに頭をかく。

 

「いやぁ、私もね、本当にびっくりしたのよ。

けどね、また皆や君と一緒にいられると思ったら」

 

そう恥ずかしそうに呟く明日菜ちゃんに対して、僕はそのまま無言で抱き締める。

 

「本物なんだね、幻でも、なんでもなくて」

 

「当たり前じゃない」

 

彼女は少し困りながらも、僕の背中を撫でてくれる。

 

「ずっと会いたかったんだよ、明日菜ちゃんのこと」

 

「そっか、それは嬉しいな」

 

「僕も嬉しいよ」

 

「ねぇ、もう離してくれていいから」

 

明日菜ちゃんはそう言うが、僕は腕の力を強める。

 

「いやだ、もう少しこのままで」

 

「もぅ、仕方ないわね」

 

彼女は呆れたような口調で言うが、その表情はとても嬉しそうに見える。

 

「ねぇ、君にお願いがあるんだ」

 

「お願い?」

 

「うん、私、この学校を卒業したら、ウェスペルタティア王国の復興させようと思うの。

だから、その」

 

明日菜ちゃんは恥ずかしそうに頬を赤らめると、俯いて続ける。

 

僕は黙って聞いていた。

 

彼女から発せられる言葉1つ1つがとても愛おしい。

 

僕はその言葉を聞くと、そのまま彼女の手を取り、その甲へ口付けする。

 

彼女は驚いたようだったが、やがて、顔を真っ赤にして、はにかみながら、微笑んでくれ

た。

 

「喜んで」

 

僕はそう言うと、そのまま彼女を優しく抱き寄せた。

 

それが、僕達の中学時代、最後の思い出だった。

 

正直に言えば、魔法など未だに分からない事が多くあり、僕自身がそれを解決できるかどうかなんて、自信はない。

 

それでも、これからも彼女が一緒にいる限り、僕は決して諦めないだろ。

 

2周年記念作品は

  • オーバーロード
  • 名探偵コナン
  • 鬼滅の刃
  • ぐらんぶる
  • 混血のカレコレ
  • SSSS.GRIDMAN
  • Fate/Grand Order
  • 閃乱カグラ
  • ガンダムEXA
  • 怪獣娘シリーズ
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