数日前、その日は普段は見せない真剣な表情の息子を見て、シリウスは仕事を休み、部屋にいた。
そこから言った息子の衝撃的な内容に驚きを隠せずにいた。
「やはり、行くのか」
「えぇ、俺には、これしかないから」
そう言いながら、青年は自身の父であるシリウスと話をしていた。
「だが、いくら何でも無謀すぎる。
確かにお前は、私が見た中でも最強の存在だと思う。
だが、たった一人で解放軍と戦うなど」
そう言いながら、青年の旅に出る理由を聞く。
青年が旅立つ理由は世界を見たいという理由とは別に本当の目的について聞く。
「解放軍の思想は危険です。
別に宗教が悪いとは思いませんが、人を不幸にしてしまう思考を放っておく訳にはいきません。
何よりも、このままではステラにも危険な目にあってしまいます」
「それはっ」
「あの子は強い。
いや、俺以外の誰だって、いずれは俺を追い越す可能性なんて当たり前のようにある。
だけど、そんな俺が今できる事は、そんな彼らの為に行動する事です」
(いや、お前以上に強い奴、絶対に出ないだろっ!!)
青年の言葉に思わず突っ込むシリウスだが、ため息をつきながら、青年を見つめる。
「分かった。
だが、ステラにはなんて言うつもりなんだ?
あの子はお前の事を慕っているんだぞ」
「世界を見る為の旅だとでも言います。
俺なんかを慕ってくれる妹を悲しませるのは本当に嫌ですが、これぐらいしか俺には人々の役には立てませんが」
そう言いながら、青年はゆっくりとシリウスを見つめる。
「ここまで、こんな不出来な息子を育てて貰い、ありがとうございます」
それだけ告げると、青年はゆっくりと、立ち上がる。
「まったく、馬鹿息子め」
青年が出て行ったのを見届けると共に、シリウスはただそれを言う事しかできなかった。
それから、シリウスは何度も息子を説得をするように様々な事を行った。
息子の姉であるルナアイズや母のアストレアの説得を頼むも、両者共に息子の意志を尊重する姿勢であり、説得は難しかった。
息子を慕う使用人達も、息子の意志の強さを知って、説得を乗り出す事はできなかった。
誰もが好かれる完璧超人のような息子に対して初めて悩んでいた。
そして、悩み続け数日後の時、ステラによる最後のチャンスが訪れた。
その決闘の勝敗によって、結末は変わる。
「だが、どちらになっても、既に覚悟はできている」
最後のチャンスは同時に最後のけじめでもあった。
シリウス自身も、この決闘がどのような結末を迎えたとしても受け入れる。
その覚悟の元、彼は2人の決闘を遠くから見守る。
2人の決闘は、彼らが知らない場所において、多くの人々に見守れながら、ゆっくりと始まる。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ