その日、森の中で未だに続く鬼からの視線を感じながら、その日は野宿を行っていた。
「おい」
「ん~むにゃ」
「・・・」
夜中になり、鬼は警戒して、近づかないとはいえ、まだ奴らがいる以上、完全に安心できるわけではない。
その為、サリーの奴は相変わらず俺の背中で眠っていた。
しかも、今回は何故かいつもより密着していた。
(こいつの胸って意外とあるんだな)
そんな事を考えながらも、俺はなるべく気にしないようにしていた。
だが、やはりこの状況では色々と困る事があるわけで……。
「まったく、なんでこんな状況で俺は襲われねぇんだよ」
そう言いながら、俺はため息をつく。
「はぁ、こういう時に限って襲ってくれば良いのによ」
正直、このままの状態でいるのは、あまりよろしくないので、俺は仕方なく、眠っているサリーの身体を揺すり始める。
「起きろ」
「う~ん、あと5分……」
そんな寝言を言いながら、俺は日頃の鬱憤と性欲。
それが重なった事で、ふと眼を向けたのは先程まで見つめていた胸。普段なら絶対にしないが、俺は思わず手を伸ばして、それを鷲掴みにした。
「んひゃん!?」
瞬間、突然の事に驚いたのか、大きな声を上げて、飛び起きる。
「ちょっ、ちょっといきなり何をするのよ!!」
顔を真っ赤にしている。
「っ、悪かった」
流石にやり過ぎたと思った俺は素直に謝る。
「なんだか、素直ね」
「それはな。
少し疲れていたとはいえ、今のは完全に俺が悪かった」
警戒して、未だに近づかない鬼への苛立ちと共に無防備なこいつの姿を見て、思わず行ってしまった。
そんな行動に俺は俺自身でも思わず呆れてしまう。
「そう、別に私もそこまで怒ってないし、許すわ」
そんな俺を察したかのようにサリーはため息を吐きながら言う。
「そっか、ありがとよ」
「でも」
「?」
「揉むんだったら、最後まで、そのやってよ」
「えっ!?」
一瞬、言っている意味がわからなかった。
しかし、すぐにその意味を理解すると、今度は顔が熱くなる。
どうやら、この姫様はとんでもない事をお望みらしい。
まぁ、ここまで来て、止めますとは言えないし、何より俺自身、その気になっている。
「本当に良いのか?」
「あんたとは、その長い付き合いだから。
それに、そのっ、あぁもぅ良いでしょ!!」
自分でも恥ずかしくなったのか、半ば強引に俺の手を取り、自分の胸に押し付ける。
それだけで、服越しだというのにも関わらず、柔らかい感触を感じる。
それを感じた途端、俺の中で何かが崩れ落ちた気がした。
俺はそのまま、彼女の上に覆い被さり、そして唇を奪う。
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怪獣娘シリーズ