※この作品はR-18です。

起承転結 エロ色話集   作:ボルメテウスさん

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アティ(サモンナイト3)承

 洞窟の外から聞こえる雨の音は凄まじかった。

 

 まさしく嵐を思わせる轟音であり、雨水は、まるでカーテンだと見間違えても可笑しくない程の量であり、外の様子はほとんど分からない。

 

 そんな雨から逃れる為に入っている洞窟の中で、俺とアティは暖を取る為に一緒にいた。帝国から退役した後の、彼女の事を、俺は知らない。

 

 だからこそ、ある意味、懐かしさもあった。

 

「こうして、2人でいるのは、初めてかもしれませんね」

 

 雨宿りをしながらも、アティはそう呟く。

 

 帝国の軍人の時、アティとは多く話していた。

 

 だが、その時には周囲には、軍の仲間達がおり、彼女と二人っきりというのは、あまりなかった。

 

 だからこそ、これまで意識などしていなかった事に気づく。

 

「どうかしたんですか?」

 

 ふと、俺の視線が離れている事に気づく。

 

 アティは、その事に気づき、こちらの方に声をかけてくる。

 

 だけど、今、俺には話しかけないで欲しい。

 

「どこか、痛むんでしょうか」

 

 心配して、近づくアティだが、それは今の俺にとっては止めて欲しかった。

 

「大丈夫、だから、離れろ」

 

「ですが、貴方の体が心配なんです」

 

「良いから離れてくれ!」

 

 自分でも分かる程に、大きな声が出た。

 

 そのせいか、アティは驚き、黙って離れる。

 

「ごめん……」

 

「い、いえ、こちらこそ、すみませんでした」

 

 互いに謝るが、気まずい空気が流れる。

 

 心配してくれたアティに対して、この態度はないだろうと思う。

 

 だけど、正直言って、今は1人になりたい気分だ。

 

 そう思いながら、洞窟の外を見る。

 

 激しい豪雨であり、時折、雷の音まで聞こえてくる。

 

「あの、本当に大丈夫ですか?」

 

「ああ……」

 

 大丈夫かと言われれば、大丈夫ではない。

 

 だが、この状況では仕方ないだろう。

 

「雨、止みませんね」

 

「そうだな」

 

「この洞窟に入ってからも、結構時間が経ってますね」

 

「そうだな」

 

 アティはそう言うが、実際のところはかなりの時間が経過しているだろう。

 

「……やはり、いきなり軍を辞めた事を怒っているんですか」

 

「……なんで、そう思うんだ」

 

 アティの質問に対して、俺の口調は冷たかった。

 

 それは、自分自身への怒りがあったからだ。

 

「い、いえ、その、私に話しかけるなって言われた時の声が、少し怒ってるように感じたので」

 

 どうやら、俺が怒っていると勘違いしてしまったらしい。

 

「……怒ってはいない」

 

「それじゃ、その、なんでこちらを見ようとしないんですか」

 

 そう、アティは、俺に対して質問をする。

 

 正直に言えば、あまり答えたくなかった。

 

 だけど、このまま答えなければ、きっと彼女は気づかないだろう。

 

 意を決した俺は。

 

「……アティ、自分の格好をよく見てくれ」

 

「私の格好?」

 

 最初は疑問に首を傾げる。

 

 そのまま、アティは自分の身体を見る。

 

 元々、彼女が来ていると思われるセーターを思わせる服だが、身体にぴったりと張り付いているそれは、雨の影響で、アティの豊満なおっぱいの形にはっきりと分かる。

 

 そして、俺も身体に張り付いた服のおかげもあり、乳首の形がくっきりと分かっている。

 

 そんな状況の中、俺は自分の顔から火が出そうなほど熱くなる。

 

 だけど、それは俺だけじゃないはずだ。

 

 アティも、俺と同じように顔を真っ赤にしているからだ。

 

 そして、ようやく俺の言葉の意味を理解したのか、アティは目を逸らす。

 

「ごめんなさい、その、そういうのは、あまり」

 

「……気にするな、俺も早く言えば、良かった」

 

 お互い、気まずい雰囲気になる。

 

 今すぐにでもこの場から離れたい。

 

 だけど、ここがどこか分からない以上、下手に移動することは出来ない。

 

 互いに、雨の影響で身体が冷えている。

 

 暖を取れるのは洞窟内部だけであり、寒く感じるのは当然だ。

 

「とりあえず、火を起こすか」

 

 そう考えた俺は、焚き火の準備をする。

 

 そして、拾ってきた薪に火をつける。

 

 これで、しばらくは暖が取れるだろう。

 

 だけど、その過程で服に火が移らないように、2枚の服を繋げる。

 

 そして、お互いに距離を取って、焚き火の近くに寄る。

 

 しばらくすれば、身体も暖まるだろうし、会話も出来るだろう。

 

 そう思い、腰を下ろしていたらだ。

 

「あ、あの」

 

 アティが俺に声をかけてきた。

 

「どうした?」

 

「えっと、ですね」

 

「?」

 

「その、貴方の、それなんですけど……」

 

 そう言って、アティは指をさす。

 

 その指の先には、股間にある俺の一物が勃起していた。

 

「……っ!」

 

 思わず隠すが、もう遅い。

 

「その、私のせいですよね」

 

 アティは、自分の格好が俺を昂らせた事に気づく。

 

「……本当に、すまない」

 

 俺は謝罪した。

 

 青年には、股間に顔を埋めて、はむはむと可愛いらしく舌を這わせて奉仕するアティの姿が、ますます興奮を昂らせる。

 

「別に、謝る事じゃないですよ。だって、私も

 

 」そう言って、アティは下着の濡れた箇所を指で擦る。

 

「んっ♡」

 

 それだけで、アティの口から甘い声が出る。

2周年記念作品は

  • オーバーロード
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