この世界に転生していから、かなりの時間が経過した。
俺がこの世界に転生してから、様々な事を行っていた。
その中で、同じ前世を持っていると思われる人物というよりも、スライムであるリムルさんと知り合う。
そして俺は、そのリムルさんを助ける為に色々と手を貸していたのだが……。
その結果、リムルさんは魔王と呼ばれる存在になっている。
その魔王となったが、それでもリムルさんは、あまり変わらず、良き国の王となってくれるだろう。
「それで、リムルさん、一つ、聞きたいのですが」
「なんだね?」
「俺、なぜか今日の夜に紫苑さんに呼び出されたんですが、色々と嫌な予感がするのは、気のせいでしょうか」
俺は、そう言った。
それは、昨日の夜の事だ。
俺は、紫苑さんに呼ばれたのだ。
なんでも話したい事があるとかなんとか。
しかし、その際の目は、何か、獲物を狙うような。
「ふむ」
それと共にリムルさんは頷くと共に、しばらく考える。
リムルさんには、この世界に来た際の能力として、どうやら、智慧之王に何か聞いている様子。
彼の、その能力は、ある意味チートだ。
質問にいつも答えてくれる。世界の言葉のシステムを利用して語りかけてくるらしい。
「……」
すると、リムルさんは、何やら考え込むように目を瞑り黙ってしまった。
「何が分かったの?」
すると、リムルさんはふと、窓の外を見た。
「紫苑達、鬼の一族は、どうやら子孫を残す際に、かなり激しくするようだ」
「んっ?」
すると、リムルさんが突然変な事を言ってきた。
子孫? 何を言っているんだろう?
「えっと……、どういうことですか?」
「うむ。つまり、紫苑を、君が助けたよね」
「えっと、まぁ」
出会った頃、色々とあって、助けたのは覚えているのだけど。
「その際から、まぁ気になっていたらしいんだ。そして、そろそろ落ち着いた頃だって聞くからねぇ」
「……」
なんだか、それを聞くと、嫌な予感がするのだが。
「聞いた話では、たった一晩で子供が出来たという報告もあったらしい」
「えっと、リムルさん」
すると、そっと何かを置いた。
それは、ポーション。
なぜ、ここでポーション。
そして、なぜ、自分の手をぐっとしているの。いや、なんとなくわかるけどさ!
「あの、まさかとは思いますが」
「いやー、君の子供なら可愛い子が生まれるだろうね!」
「ちょっ!?」
思わず声が出てしまった。
いやいやいや、ちょっと待って欲しい。
確かに、助けたよ。
でも、それが、どうしてこうなる!?
「良かったじゃないか、童貞卒業じゃないか」
「その前になんだか死にそうなんですけど!」
「まぁ、大丈夫だと思いたいよ、うん」
そうしながら、最後まで、俺の顔を見ようとしないリムルさん。
「えっ、マジで、どうなるのっ俺!?」
「ファイト!」
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