※この作品はR-18です。

起承転結 エロ色話集   作:ボルメテウスさん

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後藤ひとり(ぼっちざろっく)起

 後藤ひとりは、ぼっちである。

 

 彼女は生まれた環境でもなく、学校での環境などに囚われず、純粋なぼっちである。

 

 しかも、本人は、そんなぼっち属性でありながらも、承認欲求の塊であり、陽キャに憧れている。

 

 しかし、そんな後藤には、あまりにも大きすぎる弱点がある。

 

「うわぁ」

 

 それは、天然のぼっちである事。故に彼女はナンパの類いが大の苦手だ。

 

 そして、今、幼馴染みであり、後藤ひとり処理班である俺は現状、どうするべきか見つめる。

 

「まったく、こういうのは注意が必要だろうが」

 

 そう、俺は用意していた雑巾で周囲にぶちまけられていた後藤を拭き、ごみ袋に纏めていく。

 

 容姿はある程度、整っている事もあり、遊園地という場所でナンパされた後藤。

 

 結果は、ナンパされて数秒後、有名な液体金属のように溶けてしまった。

 

 見慣れた者達ならばまだしも、初対面のナンパ野郎達はその場から逃げていった。

 

 その際に、ポケットから何か落ちたが、特に問題ない。

 

「えっと、とりあえずは、ベンチに置いて、固まるまで待ってと」

 

 俺はそのまま手慣れた動きで、ひとりを回収すると共に、近くに休める場所を探す。

 

 以前、ひとりを固まるまで、ベンチで座っていた時だった。

 

 ひとりが固まる様子を見て、怖がった子供が大泣きした記憶がある。

 

 それらの配慮もあり、俺は近くに休める場所を探す。

 

「といっても、こんな所しかないけどな」

 

 そうして、俺が見つけたのは世に言うラブホテルである。

 

 ラブホテルを選んだ理由としては、騒いでも問題ないというのが一番の理由だ。

 

 受付もこちらを見ない事もあり、漫画喫茶などに入っても、さすがに怪しければ、問題になる。

 

 そうして、俺はひとりを連れて、そのままラブホの部屋に入る。

 

「というよりも、なんだかヤリチンみたいで嫌なんだけどな」

 

 そうしながら、とりあえず俺はひとりが入れたごみ袋を丁寧に置きながら、スマホを開き始める。

 

 彼女が固まるまでしばらくスマホを見ていた時だった。

 

 ガタガタとゴミ袋が震え始めた。

 

 その様子に思わずため息が出る。

 

「さて、だいたい一時間ぐらいだけど」

 

 そうして、しばらく経ち、ゴミ袋を開く。

 

 すると、そこにはひとりがいた。

 

 しかも、土下座で。

 

「お騒がせしました」

 

「まぁ、いつもの事だから」

 

「ごめんなさい……」

 

 しょんぼりとする後藤ひとり。

 

 その姿を見ながら、俺はなんとも言えない気持ちになった。

 

「とりあえず、遊園地は、どうだった?」

 

「……その、虹夏ちゃん達だったら、緊張しなかったのかな」

 

「その言い方には悪意があるぞ」

 

 ひとりは相変わらず、内弁慶状況だった。

 

「それにしても」

 

「どうしたんだ?」

 

 すると、ひとりはそのまま、身体を見る。

 

「なんだか、身体が熱いけど、何か知らない?」

 

「何か知らないって言われてもなぁ」

 

 ひとりは荒い息を吐いている。

 

 彼女が、一体何かあったのか。

 

 俺は首を傾げるが。

 

「あっ」

 

 その時、思い出した。

 

 あの時、ひとりを回収した際、何かの液体が混ざっていた。

 

 まさか、あの時に。

 

「あの、その」

 

「どうしたんだ、ひとりってぇ!?」

 

 すると、ひとりはジャージを脱ぎ始めていた。

 

「おい、マジでやばいぞっ!」

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