※この作品はR-18です。

起承転結 エロ色話集   作:ボルメテウスさん

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春野サクラ(NARTO)承

 サクラと、この奇妙な場所に流れ着いてから、数ヶ月。

 この場所は、俺達がいた里とは、かなり違いが多かった。

 

「この街での暮らしには、少し慣れたけど、やっぱり木ノ葉隠れに帰る手段はまだ見つからないか」

「そのようね」

 

 そう、サクラはそう、答えてくれた。

 この奇妙な街では、サクラの持つ医療忍術はかなり役に立った。

 科学という技術では、未だに解決する事が出来ない技術で、ここでの暮らしが役に立った。

 そして、普段は忍としての仕事を行っていた事もあり、この街での仕事にも困らなかった。

 

「やっぱり、記憶の方は」

「……少しは、思い出す事は出来た。けど、全部を思い出す事はまだ」

 

 そう、サクラは不安そうな声で返答してくれた。

 この数ヶ月の間で、サクラの記憶はある程度、思い出す事が出来た様子。

 家族の事。仲間の事。

 だが、それでも最近の出来事で、思い出せない事が多い。

 

「聞きたい事があるの」

「なんだ?」

「サスケ君は、どうなったのか知っている」

 

 そう、サクラは、その人物の事を尋ねた。

 それに対して、俺は、その出来事をゆっくりと話した。

 サスケが里抜けをした事。

 第四次忍界大戦での戦いが終わった後。

 そして、サスケに関しては。

 

「そうなのね」

「まぁ、その、なんだ。好きな気持ちは大切だから」

「そうね、確かに大切な事はね」

 

 それと共にサクラは、俺の方に見る。

 

「こうやって暮らして、分かった気がするの。私が、サスケ君の好きだった気持ちに後悔はないわ」

「そうか」

 

 俺の方を見つめるサクラの目は、何かを決意したように。

 真っ直ぐと見つめている。

 それが一体、何を意味するのか。

 俺は、その答えをゆっくりと待つ。

 

「だからこそ、今から、あなたに伝える言葉も、嘘はないわ」

 

 そう言ったサクラは。

 

「好きよ」

「えっ」

 

 その言葉に、驚きはあった。

 1度、振られてしまった。

 だからこそ、彼女からの言葉に、目を向ける。

 

「その、確かに嬉しくはあるけど、それは、その」

「やっぱり、嫌だったの?」

「そういう、訳じゃないよ。けど、そのな」

 

 そのまま俺は、サクラに向けて呟いた。

 

「こんな暮らしで、心細くなっていた。だから、それで」

「それで決めた訳じゃないわよ」

 

 サクラは、そのまま俺の方を見つめる。

 

「多くの出来事を経て、あの時のナルトを見て。こうして暮らして分かったの。真っ直ぐと見てくれたあなたの事を」

 

 そう息を吸って、彼女がその言葉を伝えた。

 

「だからこそ、私はあなたに伝えたいの、好きだって」

 

 その言葉に対して、俺は。

 

「俺なんかで良ければ」

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