岸波白野はモブである。
影が薄く、無個性で、あまり目立たない少年である。
そんな一般市民である彼は今、周りでかなり注目されている。
というのも
「それでなぜ毎回俺の背中に隠れるんだ?」
そう言いながら、岸波は後ろを振り返ると、赤いツインテールが特徴的な少女が岸波の背中に隠れながら、歩いていた。
「だって、白野だったら、あまり目立たないから」
そう言って、白野の後ろに隠れている幼馴染である茜が原因である。
彼女は幼馴染であるのと同時にこの国の王族という、あまりにも高いステータスを持っている。
「はぁまったく。
岸波君も、あまり茜を甘やかさないの」
その隣を歩いている茜の姉である奏は呆れながら、岸波に話しかける。
「まぁ、問題ないですよ。
ここから帰り道は同じですから、そこまでだったら平気ですよ」
「そう、言うならば、良いけど。
はぁ」
そう言いながら、奏は呆れたように学校へと急ぐ。
「いつもごめんね、白野」
「気にするな、どうせ行きも一緒だから」
「うん、ありがとう」
そう言い、笑みを浮かべながら学校へと向かった。
そんな二人を見て、周りの住人は
(((あれで付き合っていないって、嘘だろ)))
バカップルと間違えそうな会話に思わず突っ込みそうになるが、全員が声を抑えて学校へと向かう。
「はぁ」
そして、そんな二人を見つめて、奏はため息をつきながら、家に帰っていった。
家に辿り着くと、茜は着替えに奏はそんな茜が部屋に行ったのを確認すると共に、録画していた番組をすぐに見始める。
『さて、今秋の櫻田家もあとはあのコーナーだけですね』
そうして、テレビの画面をまっすぐと睨みつける奏。
『岸波ランキング』
『さて、このコーナーでは、櫻田家の王女様達が恋している最強の唐変木、岸波君が誰と恋人になるのかについての裏ランキングです』
『まぁ現在ぶっちぎりで茜様ですけどね。
本人達無自覚ですけど』
『さぁ、これからの恋愛模様どうなるのか、楽しみですね』
その言葉と共に奏は頭を抱えながら、悩む。
「まさか、バレバレだったなんてぇ」
そう言いながら、奏は真っ赤になっている顔を抑えながら
「ふむ、茜が一位か、楽しみだな」
「ぎりぃ」
「っさぁて、買い物に行くか」
奏が顔を赤くしている時、近くを通った修は頷くと、すぐに睨みつけた。
「ふふっ、だったら手段は選んでいられないわね。
なぁに、勝負は勝てば良いのよ、過程など、どうでも良いのよ」
そう言いながら、ふらふらと出ていった奏を見つめていた輝の手には
「同じ言葉を言っています」
その手には岸波から借りた漫画『ショショの奇妙な探検』でのOIDの台詞だった。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ