※この作品はR-18です。

起承転結 エロ色話集   作:ボルメテウスさん

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城下町 起

岸波白野はモブである。

 

影が薄く、無個性で、あまり目立たない少年である。

 

そんな一般市民である彼は今、周りでかなり注目されている。

 

というのも

 

「それでなぜ毎回俺の背中に隠れるんだ?」

 

そう言いながら、岸波は後ろを振り返ると、赤いツインテールが特徴的な少女が岸波の背中に隠れながら、歩いていた。

 

「だって、白野だったら、あまり目立たないから」

 

そう言って、白野の後ろに隠れている幼馴染である茜が原因である。

 

彼女は幼馴染であるのと同時にこの国の王族という、あまりにも高いステータスを持っている。

 

「はぁまったく。

岸波君も、あまり茜を甘やかさないの」

 

その隣を歩いている茜の姉である奏は呆れながら、岸波に話しかける。

 

「まぁ、問題ないですよ。

ここから帰り道は同じですから、そこまでだったら平気ですよ」

 

「そう、言うならば、良いけど。

はぁ」

 

そう言いながら、奏は呆れたように学校へと急ぐ。

 

「いつもごめんね、白野」

 

「気にするな、どうせ行きも一緒だから」

 

「うん、ありがとう」

 

そう言い、笑みを浮かべながら学校へと向かった。

 

そんな二人を見て、周りの住人は

 

(((あれで付き合っていないって、嘘だろ)))

 

バカップルと間違えそうな会話に思わず突っ込みそうになるが、全員が声を抑えて学校へと向かう。

 

「はぁ」

 

そして、そんな二人を見つめて、奏はため息をつきながら、家に帰っていった。

 

家に辿り着くと、茜は着替えに奏はそんな茜が部屋に行ったのを確認すると共に、録画していた番組をすぐに見始める。

 

『さて、今秋の櫻田家もあとはあのコーナーだけですね』

 

そうして、テレビの画面をまっすぐと睨みつける奏。

 

『岸波ランキング』

 

『さて、このコーナーでは、櫻田家の王女様達が恋している最強の唐変木、岸波君が誰と恋人になるのかについての裏ランキングです』

 

『まぁ現在ぶっちぎりで茜様ですけどね。

本人達無自覚ですけど』

 

『さぁ、これからの恋愛模様どうなるのか、楽しみですね』

 

その言葉と共に奏は頭を抱えながら、悩む。

 

「まさか、バレバレだったなんてぇ」

 

そう言いながら、奏は真っ赤になっている顔を抑えながら

 

「ふむ、茜が一位か、楽しみだな」

 

「ぎりぃ」

 

「っさぁて、買い物に行くか」

 

奏が顔を赤くしている時、近くを通った修は頷くと、すぐに睨みつけた。

 

「ふふっ、だったら手段は選んでいられないわね。

なぁに、勝負は勝てば良いのよ、過程など、どうでも良いのよ」

 

そう言いながら、ふらふらと出ていった奏を見つめていた輝の手には

 

「同じ言葉を言っています」

 

その手には岸波から借りた漫画『ショショの奇妙な探検』でのOIDの台詞だった。

 

2周年記念作品は

  • オーバーロード
  • 名探偵コナン
  • 鬼滅の刃
  • ぐらんぶる
  • 混血のカレコレ
  • SSSS.GRIDMAN
  • Fate/Grand Order
  • 閃乱カグラ
  • ガンダムEXA
  • 怪獣娘シリーズ
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