「そう、それが私とダーリンとの出会いだよ」
そう目の前にいる八幡に向けて、ダーリンと呼ばれる人物との出会いを語った。
「いや、なんですか、その漫画で見るような話は」
そう言いながら、普段から腐っていると言われている目を細めながら、目の前にいる陽乃に向けて言う。
「いやいや、これが実際に本当にあった話なんだよ。
いやぁ、残念だったね、もしも君がもうちょっと早く出会っていたら、君と恋人になっていたかもしれないのに」
「それに関しては、あなたの言うダーリンさんと同じ答えが出ますね」
そう言いながらため息を尽きながら答える。
「そうかい?
まぁでも最近ではこちらに対して嫌悪する視線は無くなったね」
「嫌悪って、まぁ仲良くなったんですか?」
そう呆れながら八幡の言葉と同時に陽乃は横に移動していた。
疑問に思うよりも先に八幡の目の前にはなぜか自動販売機が落ちてきた。
「はい」
日常的に見慣れた物が非日常的な登場した事に対して、八幡は一瞬考えられなくなっていた。
「あっダーリンだ、やっほぉ」
「ゆ~きのさ~ん!
てめぇ、あれほど俺のいる所に来るなと言っただろうがよぉ」
「いやぁ、ダーリンったばぁ、酷いなぁ。
私はダーリンの事を心の底から愛しているのに、ダーリンにそんな事を言われると傷つくなぁ」
そんな恐ろしい会話をしている二人の中心に経っている八幡は恐る恐る、後ろを振り返ってみると、そこには金髪に咥えたばこ、明らかに裏のお仕事をしていると思われる人物がそこに立っていた。
「それじゃあ、私は家に帰るよ。
また会おうねぇ比企谷くん」
その言葉と共にまるで手慣れたように近くの建物の壁に手を使わずに昇り、逃げていく。
「待ちやがれ、てめぇ!!」
そう言ったダーリンと呼ばれていた人物は、すぐに近くにあるガードレールを掴み、持ち上げていた。
「えっええぇぇ!!?」
現実離れしている光景に対して、思わず大声を出してしまう八幡だが、偶然か、それとも陽乃を味方にしている幸運なのか、はたまた八幡自身の運の悪さなのか、ガードレールが八幡の身体に軽くぶつかる。
「なっ!!」
「痛あぁ」
少しぶつけて、痛みで起き上がると、目の前にはダーリンと呼ばれた人物が見つめていた。
「っ!!」
「おい、大丈夫か」
「えっまぁ、なんとか」
そう言いながら、狂暴な見た目とは裏腹に八幡を本気で心配そうに見つめている彼に対して驚きを隠せなかった。
「悪かった。
あいつを目の前にして血が昇っていたとはいえ、巻き込んでしまって」
「いや、それ程謝らなくても」
話を聞いた限りだと狂暴だと思っていたが、わりと良い人だと思ってしまった。
「病院まで近くにあるから、そこまで連れていこうか」
「いや本当に大丈夫です。
ほら、怪我とかないですし」
「そうか、本当にすまなかった」
そう言いながら、彼は近くにあった自動販売機を見つめる。
「・・・ちょど良かった。
とりあえずは、これでもおごらせてくれ」
そう言い、自動販売機にお金を入れるとそのまま落ちてきた飲み物を渡す。
「はっはぁどうも」
そう言いながら、受け取ると共に自動販売機を持ち上げた。
「なんというか、本当に正反対だな」
先程まで話していた陽乃は普段は明るく、裏の顔は得体のしれない物。
対して彼は狂暴な見た目とは裏腹にとても純粋で親切な人である。
「すまないが、俺もこれから仕事があるから行くな。
その、何か困った事があれば、いつでも頼っても構わないからな」
「あっ分かりました、先輩。
もしもの時はお願いします」
「先輩?
あっそうか」
一瞬疑問に思ったように首を傾げたが納得したように頷いた。
「あっおぁ、任せろ後輩」
そう言いながら、彼はその場から離れていった。
そして
「なんというか、わかる気がする」
先程までの態度について、自身にも身に覚えがあった八幡は頷きながら、受け取った飲み物を飲んでいく。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ