「待ちやがれっ!」
青年は八幡と別れてから、すぐに陽乃を追いかけた。
人離れした青年ならばすぐに追いつくはずの距離だが、計算高い彼女は目的の場所まで向かっていた。
「いやぁ、ダーリンはやっぱり早いねぇ」
そう言いながら陽乃達が辿り着いたのは人がほとんどいない廃ビルの中だった。
「てめぇ、ここに来たという事は覚悟できたという事だな」
「そうだねぇ、私もこんな事をするとは思わなかったよ。
うん、でも、恋は本当に不思議だよ」
その一言と共にカランという音が鳴り響く。
同時にビルの中を充満するようにガスが溢れ出した。
「っ!?」
「さすがのダーリンもこの煙を吸えば、力は入らないでしょ?」
すぐに逃げ出そうとした青年だったが、既に入口は締められ、脱出が間に合わず、そのまま地面へと倒れ込んでしまう。
陽乃はそのまま薬によって動けなくなった青年に抱き着きながら押し倒す。
「んんんんっんんぅ!!」
陽乃はそのまま青年の身体を抱き寄せると葬るようなキスを行ってきた。
「てっめぇ、何をっ」
青年はすぐに抵抗をするも、身体に力が入らず、陽乃から強引に逃れようと身体を動かすも、彼女はそれを許さずどこまでも強引に唇を押し付け、キスを行っていく。
「ぢゅるっうっうぢゅるっ」
青年の口内の隅々まで味わうように怪しく動き回りながら、キスを行って10分頃、満足したように笑みを浮かべながら、陽乃はゆっくりと青年から口を離す。
「どうだい、ダーリン。
私のファーストキスは?
なかなかに気持ち良かったかい?」
そう言いながら、悪戯に成功した子供のように笑みを浮かべながら陽乃は青年に話しかけた。
「俺がてめぇの事が大嫌いなのは知っているだろうがぁ!!」
そう言いながら、青年の顔は怒りで激しく歪んでいたが、そんな事を知らないばかりに陽乃は笑みを浮かべる。
「そうだね。
だけど、私は君の事が大好きだよ。
その大嫌いという心も含めて、だから」
その言葉と共に陽乃は自ら身に纏っていた衣服を脱ぎながら、青年を抱きしめる。
「私の事が大好きになるという感情も植え付けようと思うの」
そう言いながら、青年の手を掴むと、陽乃はそのまま自身の胸に手を押し付ける。
「どうだい、私のおっぱいは?
なかなかに大きくて気持ちが良いはずだよ」
そう言いながら、陽乃は青年の手を動かしながら、自身の胸をゆっくりと円を描くように触らせていく。
ゆっくりと埋もれそうな胸の感触にさすがの青年も思わず涎を飲み込んでしまうが、それでも僅かに残った理性で踏みとどまる。
「誰が好きになるかっ」
「へぇ、そういうわりにはダーリンの指は私に夢中になっているよ」
そう言った陽乃の言葉の通り、青年の手はまるで離さないばかりに陽乃の胸を掴んでいた。
「っ!!」
「ははぁ、まぁダーリンが言うならば仕方ないけどね。
でもまだまだ夜は始まったばかりだよ」
その言葉と共に陽乃は青年の肉棒を取り出し、自身の秘部へと押し付ける。
「お前っ!?」
「さぁ、始めようか、ダーリン」
その一言と共に、陽乃はそのままゆっくりと腰を下ろしていく。
肉棒の先端から感じたのはねっちょりとした肉の感触であり、徐々にだが青年の肉棒を包み込んでいった。
「ふふぅ、初めてを君にあげるんだ。
もっと笑顔でいてくれたまっえっ!」
そう言いながら、初めての体験に戸惑いを見せながらも、青年の肉棒から感じる熱に既に興奮を抑えきれず、そのまま腰を下ろす。
同時にぬちゃりとした水音と共に、肉棒の全体から感じ取る温かさに青年は驚きを隠せなかった。
「くっこれは確かにきついっ!!
でも、とても気持ちが良いねぇ!」
陽乃はそのまま自身で感じ取った快感をさらに得るように肉棒を加えた膣内はさらに知事まり、肉壁は動きながら、さらに奥へと引きずり込んでいく。
「ぐっなんだっこれはっ!?」
「これがセックスだよ、ダーリン。
君と私だけの愛の営みさ」
そう目を細めながら、青年の肉棒の感触を楽しみながら、さらに膣内の奥へと埋め込んでいく。
そんな快感を逃さにように陽乃は腰を動かしながら、柔らかい肉の感触を青年に押し付けていく。
奥へと吸い込まれていく肉棒の感触に対する快感だが、それに対してすぐに陽乃は腰を浮かす。
「うっ」
外気に触れながら、肉棒を未だに求めるように張り付く膣肉の快感に対して、青年はすぐに近くの物を握りしめながら快感に耐える。
「さぁ、どこまでできるかなぁ!?」
そんな青年の様子を見た陽乃は既に興奮を隠しきれなくなり、動き出す。
膣内で出し入れされる肉棒は限界まで大きくなり、青年自体、既に耐えきれない程に溜まった何かを出したくて仕方なかった。
「出して良いよダーリン!私の中にっさぁ!!」
その一言がきっかけだったのか、青年は既に何を我慢していたのか分からないように雄叫びを上げながら腰を上げる。
同時に吐き出された精液は一気に湯乃の膣内へと駆け巡り、ゆっくりと笑みを浮かべる。
「はぁはぁ、ダーリン、どうだい?
私の中は気持ち良かったかい?」
「・・・っあぁそうだな」
挑発するように笑みを浮かべる陽乃に対して、青年は悪態も嘘を付けず、感じたままの言葉をそのまま彼女に向けた。
そして時は経ち
「ちっ、あいつはどこに行きやがった!!」
あれから青年と陽乃との関係はあまり変わらなかった。
青年は変わらず陽乃に対しての殺意は変わらず、日々彼女に襲い掛かっていた。
「やっほぉ、ダーリン」
そして、陽乃もそんな関係を心地よく思っており、青年に会うといつも通りに挨拶する。
「てめぇ覚悟は「あっそれよりもダーリン、映画なんて興味はない?」おい、人の話を聞け!?」
「いやぁ、ダーリンの大好き映画なんだけどね、なかなかチケットが取れないそうじゃないか?
どうだい、私とのデートでその映画を見に行かないか?」
そう言いながら、以前までだったら詰める事ができなかった距離まで進む陽乃。
そんな陽乃に対して
「・・・ちっ、何時だ」
「今から」
そう言いながら、青年の手を掴んだ陽乃はそのまま歩き出した。
未だに歪な関係は続いているが、それでも彼らは日常を謳歌していく。
2周年記念作品は
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