「また外れだよ。
まったく、あいつらは本当に面白いのないのかよ」
「無茶を言うな。
未だに戦争は続いてる。
とにかく、必要な物資だけ運ぶぞ」
「了解」
そう言いながら、2体の車両型マシンは目の前で既に破壊されている船から次々と物資を運んでいく。
「それにしても、相変わらず容赦ないなぁ。
うわっ、ここまで血が」
「リーダーは戦闘になると敵に対しては容赦しないからな
まぁ、それはそれで助かるからな」
そう言いながら、船の中にあった死体を払いのけながら、言う。
「おっ噂をすれば」
そう言いながら見つめると、船に叩きつけられたのはジンだった。
ジンはすぐに周りを見渡すと、船から次々と物資を奪おうとしている車両型マシンの姿を見ると、その手にある銃を突き出そうとした。
だが、すぐにその頭部は投げられた巨大なメイスによって叩き潰され、現れたMSによって完全に機能を停止する。
「おっリーダー、遅かったね」
「以外と面倒だったけど、片付けた。
他にやる事は?」
「いいえ、物資はだいたい」
「そうか、だったら帰ろうか」
そう言い、MSはその背中に二つの車両型マシンを乗せて、その場所から消えていった。
「それにしても、リーダー。
もっと美味しい奴がある所はないんですか?」
「アウル、贅沢を言うな。
俺達は生きていくのもやっとなんだぞ」
「だけど、スティング」
そう言いながら、二つのマシンからの声を聞きながら、MSに乗っている少年は
「上手いの。
地球だったらあるかな」
そう言いながら、途中で遥か遠くにある青い星を見つめる。
「だけど、今は戦争中で入るのも難しいですよ、リーダー。
そりゃ、俺だっていつかは地球に行けたら良いけど」
「とにかく、今は生きる為にやりましょ」
「・・・、そうだな」
そう言いながら、彼らは今の家ともいえる場所、ホワイトベースへと戻っていった。
彼らの正体、それは今、世間を騒がしている宇宙海賊であり、乗組員は全員で50名未満。
その余りにも少なすぎる構成員はあまり世間では知られていないが、彼らの正体を知る者も少なすぎる。
彼らは元々は地球連合が開発した強化人間だったが、リーダーと呼ばれる少年の反乱と共に当時研究対象だったホワイトベース、そしてプロトタイプのガンダムを奪い宇宙へと旅立った。
強化人間としての副作用は少ない者が多く、現在は普通の人間と同じ身体になり、研究所にいた時に備わった技術で彼らは生き残っていた。
通常ならば不可能だと思われる戦艦も彼ら全員が一つになる事によって稼働ができ、何よりもリーダーの存在が大きかった。
それらの技術を使い、彼らは現在は宇宙で海賊行為を行っていた。
その戦闘能力は並のコーディネーターでは倒せず、危機的状況でも味方を助ける事もあって、絶対的な信頼で築かれていた。
大人達によって、未来を奪われるはずだった彼らは今、大人から奪い、今を生きていた。
「それでリーダー、次はどこに行くんだ?」
「そうだな、とりあえず、肉を食べたい」
そうリーダーこと、三日月は次の標的を考えていた。
2周年記念作品は
-
オーバーロード
-
名探偵コナン
-
鬼滅の刃
-
ぐらんぶる
-
混血のカレコレ
-
SSSS.GRIDMAN
-
Fate/Grand Order
-
閃乱カグラ
-
ガンダムEXA
-
怪獣娘シリーズ