レイがこの町に来てから一週間の月日が経っていた。
春になったばかりの暖かさとは違い、真夏を思わせる暑さに襲われながら、レイは今日も生きていた。
手持ちにあった僅かな所持金を行いながら、近くで人手が足りないコンビニで住み込みを条件で低賃金で雇われながら、彼は生きていた。
気づいて、この町へとやってきてから、これまでの自分の行動を思い出そうにも記憶が断片的な事しか覚えていないレイにとっては今、生きている事だけが大事だった。
そんな、今の日常を守るのに必死なレイを嘲笑うように、突然の地鳴り。
コンビニの中にいた僅かな客はそれに驚き、店の中に置かれていた商品が床に散らばっているのを見ながら、レイは慣れたように呟く。
「・・・今日も来たのか」
コンビニでの一言と共に、レイが聞こえてきたのは多くの人の悲鳴だった。
見てみると、商品は客によって踏みつぶされており、レイは既に店には客がいない事に気づくとゆっくりと歩き出す。
この町に来てから肌身離さずに持っていた物を持ちながら、その騒動の場所へと向かった。
多くの悲鳴が溢れる町で、その中央にいたのは巨大な怪物だった。
牛を連想させるその姿から想像できる力を使いながら、町にある建物を踏み荒らしながら、町を暴れていた。
そんな怪物を目の前にして、レイはゆっくりと構える。
「ゴモラ」
『バトルナイザー!モンスロード!!』
レイが手に持っていた物、バトルナイザーから鳴り響く音と共に現れたのは怪物だった。
三日月の角が特徴的な巨大な怪物ゴモラは、現れるのと同時に雄叫びを上げながら、目の前で暴れている牛の怪物を激突する。
人を遙かに超え、ビルよりも質量のある怪物同士のぶつかり合いは、地面に大きな亀裂を作りながら、互いに力比べをするように押し合っていた。
その力比べは瞬く間に終わりを告げるように、牛の怪物の懐に入り込んだゴモラは角を牛の怪物に突き刺すとそのまま持ち上げる。
「そのまま超振動波」
ただ、その一言を告げると共に、ゴジラの三日月の角が赤く光り始めると共に、牛の怪物は大きく震える。
やがて、怪物はそのまま動きを止めると共に爆発が起きる。
怪物によって作り出された煙から光が現れると共に、その光はレイの持っているバトルナイザーへと吸い込まれていく。
「ご苦労、ゴモラ」
バトルナイザーの中へと収められたゴモラへと感謝するように言葉を告げると共にレイもまたコンビニへと帰って行く。
「本当に奇妙な事ばかりだ」
町に来て、玩具であったはずのバトルナイザーが本物へと変わった事。
それらの非日常的な生活に慣れ始めながら、レイは次の日に起こるであろう戦いに備えて、避難して誰もいなくなったコンビニの中で愚痴る。
2周年記念作品は
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オーバーロード
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名探偵コナン
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鬼滅の刃
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ぐらんぶる
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混血のカレコレ
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SSSS.GRIDMAN
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Fate/Grand Order
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閃乱カグラ
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ガンダムEXA
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怪獣娘シリーズ