「ほんとにハッキリ言うじゃん。でも、ウチそーゆーの嫌いじゃないよ、あははっ⋯⋯!」
暴言混じりだったにも関わらず、ティナのヤる気は衰えない。そればかりか、増している気がする。
このままじゃ本当に好き放題されちまう……。ビッチだから何されるかも分からん。
「きょ、今日はもう寝て明日に改めてじゃ……」
「今暗くなったばっかだし、むしろこれから……もしかしてビビってんの?」
「び、ビビってるわけあるかぁ! お前みたいなのに抜かれるのが嫌なだけだ!」
本当はビビりまくりだが、つい虚勢を張ってしまう。
「とか言って〜、おちんちんはしっかり勃起してんじゃん」
「あっ! お前いつの間に!?」
気付けばティナは俺のペニスに顔を近付け、愛らしい小動物を愛でるように眺めていた。息が当たってなんだかこそばゆい。
「あれ〜? 更におっきくなってる気がすんだけど気のせいー?」
まずい、つい意識しすぎた……。この状況じゃむしろ意識しない方が難しい。認めたくないが、ティナは見た目に関しては可愛い。
不覚にも俺のペニスはティナの吐息如きでどんどんと大きさを増していき、完全に勃起してしまう。
「あんだけ言っといてもうビンビンじゃん。素直じゃないなぁ、凪緒はーあはは!」
「お、お前に興奮して勃起したわけじゃない。ちょっと息が当たって反応しただけだ……」
「むっ……そこまで言う、ふつー? それなら、ウチも最終手段出しちゃうかんね」
「最終手段?」
そう俺が問うた瞬間だった。床から黒い霧のようなものが出てきて俺を包み込み、辺りが何にも見えなくなる。
「な、何する気だ!?」
「だいじょーぶ、痛いようにはしないから。あははっ!」
痛いようにはしないからとは言うが、笑い方が明らかに悪魔的だぞ…… 本当に大丈夫なのか?
やがて黒い霧は晴れ視界がはっきりする。ティナの姿が見えるが、特に何かしたという様子は感じられない。
「何だったんだよ、今のは……」
呆気にとられていると、ある違和感に気付く。
「お、おい! 手足が動かねぇぞ」
すぐさま手足に視線を動かす。すると先程の黒い霧が手足と床を固定し、俺はX字で磔にされているかのような状態になっていた。
全裸でこの格好、かなり恥ずかしいぞ。
「凪緒ってば、気付くの遅〜い。ウチは一応魔王だから、こんくらいのことは出来ちゃうわけ。どう? すごいっしょ」
「ドヤ顔してないで早く解いてくれ!」
「ウチが手でするのを射精せずに5分耐えれたら、解いてあげてもいーよ」
「5分だと? ふっ、楽勝じゃねーか。やってやるよ、耐えてみせる」
俺はイかないことには結構な自信がある。毎日のオナニーで射精をコントロールする練習をしているからだ。ましてや、こんなギャルビッチに5分でイかされて堪るか。
「よゆーそうだね。そのよゆーがいつまで続くか楽しみ♡」
そう言って、ティナはとうとう勃起した俺のペニスに手を伸ばした。
「ふっ……!?」
ティナの手は思っていたよりも温かく、思わず変な声が出てしまう。
「どうしたの〜? まだおちんちん触ったばっかだよー? あははっ!」
そう嘲笑いながら亀頭の先をこねくり回し始めた。
優しいながらもしっかりした刺激は俺の集中を確実に乱してくる。
気付けば、もう先走りが出ていたが今は射精しないことだけを考えるんだ……。
「もうこんなヌルヌル……」
ティナは先走りを塗りたくるように鬼頭を擦りあげた。先走りが潤滑油となり、いよいよストロークに勢いが増していく。
鬼頭は激しく、竿の部分は優しく緩急のつけられたストロークは否応なしに気持ちが良い。
だからこそ、耐えなきゃならん……。
俺はぐっと堪えるように唇を噛み締めた。
「そんな苦しそうな顔して……もう射精そうなんでしょ? 我慢しないで出しちゃいなよ」
「ま、まだ……射精すわけにはいかない……っ!」
チラッと、一瞬だけ時計に視線をやる。
まだ2分しか経ってない!? 嘘だ。体感4分は経っていると思ってた。まだ半分も経ってないじゃないか……。
「時計見てるよゆーなんてあるのかな〜? 気ー抜いてるとイっちゃうよ? あははっ!」
笑いながらストロークを速め、確実に射精させる動きにシフトチェンジしてくる。
ここまでくるともう耐えれるはずもなく快楽の波が押し寄せ、ペニスが射精しろと脳に激しく訴えかけてくる。
もうイくしかないのかっ……!
まだイきたくないはずなのに腰が勝手に動いてしまい、身体が言うことを聞かない。
「おちんちんビクビク震わせて腰まで動かして気持ちよさそ〜。いつでも射精しちゃっていいからね〜♡」
ああ、もうダメだ……。我慢なんか出来るか。このまま思い切り射精したい!
「ぴゅっ、ぴゅー」
ティナが耳に顔を近付け甘く囁いてくる。と、同時に俺は遂に射精した。
ドクドクと脈打つペニスから放たれた精液は宙を舞い綺麗な弧を描きながら、俺の腹の上を彩った。
オナ禁していたこともあって、かなりの量と濃さだ。
「情けなくこんなに射精しちゃって……そんなに気持ちよかった?」
「あ、ああ……」
射精後の虚無感と恥ずかしさから目を伏せ答える。
「ウチのテクもまだまだ現役だわ〜。ちなみに3分48秒でした。惜しかったね〜。んっ……れろっ……」
言いながら俺の腹の上に舌を這わせて精液を舐め取り始めた。
「お、おい! 何してんだ!?」
「何って、精液貰うのがこっちでのウチの役目って言ったじゃん」
そう言えば言ってたな、完全に忘れてた。
「そうだったな。急にだったからびっくりしたぞ」
「まぁとりあえず今日はこれで終わり。この量なら暫くは大丈夫そうかな」
助かった。何発も搾精されるかと思ったが、そうでも無さそうだ。
「さて、シャワー浴びて寝るか……って、こいつ……」
ちょっと目を離した隙に俺のベッドで寝てやがる。今すぐひっぺがしてやりたいが、ちょっと乱暴すぎるか。それにすっげー寝顔が可愛いから起こしたくない。こいつ、こういう顔もするんだな。
「今日は床で寝ることになりそうだ」